1ヶ月後の私へ。生理の時に死にたくなったら、それは自分の意思ではないから、絶対死ぬな。

誰も読む人はいないと思うから、また死にたくなった時に見返すための備忘録として書きます。(でも、PMSやPMDDに悩んでいる人が読んで、死にたい気持ちがあってもやり過ごせるよという安心を与えられたらいいなという願望もあります。

そういう方へ、以下念のため注意書き。症状には個人差がありますし、記述のやり過ごし方が自分に合っているかはそれぞれでご判断ください。全く参考にならないかもしれません。また、生命倫理や残された人への影響などの観点から、自殺については極力避けるべきと思っていますが、自殺を選択する権利もあるのではと思っています。考え中です。今回は、明らかにPMSのせいで希死念慮が湧いてきて止まらない時、自分の意思ではないのに死んでしまうのはバカバカしいと思ったから書きました。)



私は仕事するのが好きだ。仕事ができるほうではないけど、新しいことに挑戦してできることが増えるのは幸せだと思う。仕事が嫌だと思うことももちろんあるけど、仕事に行けなくなるほどではない。上司や先輩にも恵まれている。

でも、仕事に行けないほど、寝込み、死にたいという気持ちを必死に抑えて死にたい衝動が過ぎ去るのをひたすら待つ時がある。

それは生理の時だ。特に、生理前。

私は生理が始まるまでの1週間、下っ腹がぽこぽこと音がするし、ずっとトイレに行きたい。お尻の穴に突如激痛が走ることもある。手足は浮腫み、寒気と頭痛がしてくる。PMSだ。そして、何より死にたくなる。今まで死にたくなる度に、「ホルモンのせいだからこれは私の意思じゃない」、「仕事に行けなくても生きていたらなんとかなるし、また仕事に復帰できる」と必死に言い聞かせてきた。そして、本当に死にたくなるのは長くても1日。終わりがある。その1日を乗り越えたらケロッと気分が変わる。生きているのが本当に幸せで自分はなんて周りに恵まれているのだろうと思い、感謝の気持ちが湧いてくる。

けれど、今回は1日過ぎても死にたい気持ちが収まらなかった。収まる気配すら無かった。昨日と一昨日は、死にたい、本当に死のうと一日中考えていた。永遠に死にたいという気持ちが続く気がした。キッチンにある包丁に手を伸ばして自分に刺すか、一人暮らしを始めたばかりの6階の部屋のベランダから飛び降りることばかり想像した。本当に怖かった。4月から転職したこと、5月から一人暮らしを始めたこと、一週間くらい天気が悪かったこと、色んなことが重なった事もあったのかもしれない。


今思えば、死のうという気持ちを持つことが怖いと思えてよかったと思う。とにかくこのままでは、本当に自殺してしまうと思い、以前通った心療内科に当日予約を入れた。

そして、漢方薬をもらって帰ってきた。漢方薬もあるけど精神安定剤にしますかと言われたが、一旦漢方薬で様子を見てみたいと言ったら漢方薬が処方された。

夜ご飯を食べて処方された漢方薬を飲んで寝た。次の日起きたら、昨日までの死にたい気持ちが完全に消え去りはしないが、支配されてはいなかった。午前年休を取っていたので、なんとか午後出勤した。日常になんとか戻ってこられたのだった。


1ヶ月後の私へ。

まず、自分を大事にすること。自分の体調管理ができていないと言って責めないで。薬だってちゃんと飲んで充分に気をつけてるし、最善を尽くしてるよ。新しいことに挑戦した時、生理が重くなる傾向にあるね。でも挑戦することは悪くないし、その結果生理が重くなったとしても責めなくていい。これからストレスを軽減する方法を少しずつ身につけていこう。

2つめに、死にたい気持ちはいつか終わる。そう遠くないうちに。96時間以内には、たぶん。終わらない気がしたらまた心療内科行こう。というか、漢方薬が無くなる二週間後までに次の生理に備えて予約とっておくのもいいね。そうしよう。

3つめに、あなたをそのままで愛してくれる人がいることを思い出すこと。お母さん、お兄ちゃん、親友のHちゃん、少し先輩のAさん。死にたいとは言えないと思うけど、精神的に辛くて苦しんでいることは言いなさい。味方になってくれるよ。 

最後に、絶対に死ぬな。焦らなくていい。