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【編集ってどんな仕事? 仕事内容のご紹介 】

皆さん、こんにちは。

このnoteでは、「ライティング、文章の書き方のコツ」をお伝えさせていただいておりまが、今回は私の仕事についてお話ししたいなと思います。
編集の仕事って、なかなか伝わりにくいので、編集者になった経緯や、企画作りで大切にしていること、独立した今どんな仕事をしているかについて、お話ししていきます。

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女性誌の編集者ってどうやってなったの?

大学卒業後は、メディアではなく、広告代理店での営業の仕事がスタートでした。
担当したのが、ファッションのクライアントさんだったので、雑誌のタイアップが多く、撮影や企画の相談など、編集の方とよくお仕事をしていました。

自然と、仕事からプライベートでも仲良くなることが多く、話を聞くなかで、編集の仕事って、面白そう!!
「自分の企画したことが、雑誌になる、言葉になるってすごい」と思い、編集者になりたいと思ったのがきっかけです。

もともと、人と人を繋いだり、楽しいものをシェアしたいうタイプだったので、私も、女性が楽しくハッピーになれるような雑誌を作りたいと思い、編集者に転職しました。


一番最初はGAL雑誌。109前でキャッチも徹夜で原稿を書いた日も!

広告代理店からの編集者への転職はとても大変でした。
中途だと、未経験からの編集者への採用はなかなかなく、何社も受けました。
さまざまな会社の面接を受けたなかで、角川春樹事務所の『Popteen(ポップティーン)』とご縁があり、編集者としての仕事をスタートすることができました。

当時は”ギャル”ブームもあって、小森純さんや益若つばささんがメインのモデル時代。『Popteen』は、読者からのリアルな視点を大切にしていたので、徹底的な読者取材が必要でした。休日になると、渋谷109の側にいき、スナップ撮影をしたり、直接ギャルにもよく声を掛けて取材をしていました。

このPopteen時代の編集長がとても厳しく、1つの見出しにOKもらるまで、徹夜したり、最高で3日間やり直したことがあるほどでした。

・短いスペースでどう伝えたら、読者に届くコピーが作れるか。
・10代にでも、誰にでも伝わるわかりやすい言葉とは。
・どう見せたら、読者が喜ぶのか。

このとき、学んだ経験が私の編集者人生の原点であり、今でも大切にしていることです。


ティーン誌から大人女性のNIKITA、Rayへ


その後、『LEON(レオン)』の女性版『NIKITA (ニキータ)』や、『ar(アール)』『Ray(レイ)』『Scawaii(エスカワイイ)』などの編集を経験。

RayとSCawaiiでは、副編集長を務めており、新卒者の教育担当。
大学卒業したばかりの未経験者を一流の編集者、ライターに育てるのはなかなか大変でしたが、大切なのは文章のテクニックではなく、その人の思いです。その効果的な見せ方の方法を知らないだけなので、それを練習すればいいだけということで、1年がかりで伴走。

その指導経験を活かして、現在もライティング講座をしています。
現在行っているライティングの講座でも、文章の書き方、テクニック面だけではなく、「その人が何を書きたいか」、「なぜ伝えたいかという気持ちを大切に、それをどう表現したらいいのか」ということをメインに本質的な内容にしています。ライティングは手段であって、大切なのは書き手の想いだからです。

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どう見せて、どうコンテンツとして表現したら売れるのかを常に意識


雑誌は5誌、16年間、女性誌の編集の仕事をしてきて、ファッションや美容など様々な企画をしてきましたが、一番得意なのは人物インタビュー。
読者モデルからモデルやタレントになったストーリーを取材し、その時の苦労、どうやって成し遂げたかなど、人の生き方にフォーカスしたインタビューをよく担当し、書籍なども作っていました。

モデル、タレント、美容家さんなど、様々なジャンルの方のお話を伺いし、雑誌以外にも、書籍・写真集など、企画から、撮影、執筆、宣伝まで、まるっと1冊担当してきました。
雑誌は数名で作りますが、本1冊だと売れるか売れないかは自分次第。

「この人の一番の魅力はどこか、それをどう見せて、どうコンテンツとして表現したら伝わるのか」
「本を出した後、どういう言葉で、どんな見せ方でプロモーションすれば、世の中に広まるか」

ということを意識し、「売れる企画」と「読者・世の中が求めているもの」とのバランスを考え、今もその軸を大切にしています。

雑誌編集者から、WEBメディアに転職した理由は?

雑誌から、WebメディアやSNSが主流となる時代になり、出版不況に。
「女性が楽しくハッピーになることを伝えたい」という思いが強かったので、その媒体としては雑誌じゃなくても、一番読者に届くものがいい、ということでWEBメディアへの転職を考えました。

ちょうど、そのころ、ヤフーの『TRILL(トリル)』をご紹介いただく機会がありました。

「TRILLオリジナルの編集部を作りたい」という当時の社長の意向と、「女性にとって大切なコンテンツを発信したい」という私の想いがちょうど合い、「編集部を作る」というところから、WEBメディアでの仕事をスタート。

『TRILL』は、女性の”自分らしい人生”を応援するWEBメディアでしたので、私はそれを体現する企画を作ろうと考えました。

そこで、読者のロールモデルになるような、「一歩先をいく方を取材することで、読み手の方が自分を大切に、自分らしい一歩を踏み出すきっかけになれる」ようなインタビューコンテンツを企画。

『私のTRILL』というシリーズで、タレントや女優さんなども取材し、美容家、女性起業家、本の著者として活躍されている方など、たくさんの女性とお仕事をさせていただきました。

この『私のTRILL』は、インタビューを動画と記事の構成にしました。
動画からは、その人の声や表情からメッセージを届けることができますし、
メッセージ背景やそもそものきっかけ、思いは文章として客観的に表現する方が伝わる力が大きいと考えたからです。

最初は出演依頼もとても大変でしたが、1年経つころには、取材して欲しいという依頼が多くお問い合わせいただくほどでした。


「強みを引き出すインタビュー術」と「売れる企画・見せ方の編集プロデュース力」を活かして独立


雑誌16年、WEBメディア4年と女性向けコンテンツを20年間作ってきた年に、自分記念として、独立をしました。

私の強みは「何をどう表現したら、相手に届くのか」という言葉や見せ方のクリエイティブと、「その人の強みを引き出しどう見せたら売れるのか」というプロデュース力です。

というのも、雑誌では、益若つばささんや近藤千尋さんなどが読者モデルのころから、一緒にお仕事をしてきたので、「その人のどこが魅力で、どう見せたらいいか」というプロデュース経験が豊富です。

<個人のお客様には>
「やりたいことや思いはあるけど、言葉にするのが苦手な方」に向けて、魅力や強みを引き出し、どうビジネスにつなげるか、どう発信するかなど個人コンサルを行っています。
また、それを取材し、言語化し、文章や冊子、ホームページなどを作成することもしています。

<法人のお客様向けには>
記事、動画などのコンテンツ作りのノウハウを活かした、オウンドメディアのコンサルティングをしております。
編集部の作り方や、実際の企画・記事の作り方、撮影の仕方など、現場からメディア全体のアドバイスから、コンテンツの制作までを行っています。
また、経営者様のインタビュー取材、本の執筆、編集なども担当しております。

現在は、大手百貨店様、製薬会社様のオウンドメディアの編集コンサルのお仕事のほか、広告代理店様のコンテンツ制作業務なども担当しておりますので、何かメディア作りを検討中の方はぜひお手伝いをさせてください。


「メディア内部」の視点から、どこが強みかを引き出し、ビジネスを加速する戦略的アウトプットをサポート

仕事をするうえで大切にしているのは、「本人の魅力や可能性を引き出し、それをどうしたら、世の中に伝わるようになるか」ということ。
「どう言語化し、どうやったら実現できるか」と、そのプロセスや発信方法を一緒に考えています。


現在も出版社やWEBメディアで取材をし、記事を書いているので、どういう人が注目されやすいか、どんな内容、切り口だと、取材したくなるかなど、メディア内部からの視点で、メディアに出たい方や、法人様にメディア露出のサポートもしています。300件以上のタイアップ記事を作ってきたので、どう見せれば売れるかという、女性心理にあう企画作りも得意です。


自分の強みや特性って、自分自身ではなかなかわからないものですよね。
そこを、雑誌やWEBメディアで培ったプロデュース力を使い、
「どう出していくと、相手に魅力的に伝わるのか」、「どういう順番だと売れるのか」、などをコンサルティングしております。

人生は一度きりだからこそ、ご自身の可能性や強みを活かして、自分らしい人生を送るお手伝いをしていきたいと思っております。


5月からTwitterもやりだしました。


ライティング、文章作りのコツ、企画作りなどのお役立ち情報を発信しておりますので、よろしければ、ぜひフォローいただけますと、嬉しいです。


何かお仕事のご相談、気になることなどありましたら、お気軽にTwitterのDMなどでご連絡ください。

ホームページも準備中ですので、またご案内いたします。

<ワクセルでコラムも執筆中です>
●【コラボレーターの仕事術】
https://note.com/waccel/n/ndb96c428bc92
●「女性に届く言葉とは何か」
https://waccel.com/column/hashimotonatsuko_220425/
【タレント、モデル著名人インタビュー実績はこちら】
https://trilltrill.jp/tags/9462
【起業家インタビュー実績はこちら】
https://trilltrill.jp/tags/9674


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