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「ご機嫌なママ」になろう

メイクも肌の手入れも食事ももゆっくりできない、綱渡りのような毎日。

食いしん坊な私は、たまには温かいものを温かいうちに、丁寧に頂きたいけど、子供の食事をサポートしながらゆっくり味わうなんて、なかなかできません。

え、もうご馳走様?絵本読んで?
ママ食べ終わるまでちょっと待っててくれない?

今はちょっとオモチャで気が紛れてるけど、またすぐ呼ばれるから大口で頬張る。

平日は夫の帰りが遅く、子供2人と過ごす楽しくも慌ただしい夜です。

温かい物は冷めて、冷たい物はぬるくなってから口にする。
あまつさえ、キッチンに立ちながら口に放り込む。

早めに寝たいと思っても、明日の保育園の準備や、リビングに散らばったオモチャを片付けたりしてるとどんどん睡眠時間が削られていく。

こんな生活を続けていると、私のことを後回しにすることが当たり前になり、自己肯定感が下がっていくのを感じます。

私はこの「わたし後回し生活」を変えていきたい。いえ。変えていきます。

つい抱え込んでしまう家事や育児は、少しずつでも周りに棚卸しをします。

頑張ることで自己満足せず、わたしが笑顔で機嫌よくいられる環境を作り出します。

ご機嫌なママなら、子供は嬉しい。
夫も嬉しい。
職場のみんなもきっと嬉しい。
私もあんなママになりたいな、とか思ってもらえたり。
楽しそうなママは、社会のロールモデルです。

ご機嫌なママが増えると、巡り巡って少子化の改善につながると思っています。

少子化は、平たく言うとジェンダーギャップが招いた結果です。

共働きが主流になったにもかからず、家事育児の時間がほぼ妻にのしかかっている構図が要因。

◆ママの育児時間
2016年(平成28年) 3.45時間
※20年前より1時間2分増加→ひぇー、増えちゃってる

◆パパの育児時間
2016年(平成28年) 0.49時間→そもそもすくな
※20年前より31分増加→増え幅すくな

総務省統計局 社会生活基本調査

そもそもパパの育児時間が少ないですよね。
49分でできる育児って、、

私の場合は子供2人をお風呂に入れるだけで30分はかかります。

入浴後に体を拭いたり、着替えさたり、水分補給させているうち、49分なんぞあっという間に経過します。

20年たっても30分しか増えないパパの育児時間。
悲しいかな、進歩してない感がすごいです。

ジェンダーギャップ解消の世の中の流れにおいて、「家の中のこと」は置き去りに、温存されてきたと言えましょう。

家事育児は夫婦で分かち合う。
子供にも、可能ならじいじバァバも巻き込む。

新しい暮らし方、働き方を目指したいものです。
リモートワークが増えている昨今はそのチャンスとも言えます。

その環境で身近なロールモデルを見て育つ子供たちは、「家の事はお母さんがやるもの」というジェンダーギャップのない世界が当たり前に。

男性の育児休暇取得促進とか、政府の施策も良いのですが、暮らしの根っこの部分を自分達で変えていきたい。

私は、頑張りすぎを辞めます。
もちろん頑張りたい時はそれでよし。
でも大変な時は力を抜く、コントロール可能な状態が理想。

お皿洗いたくなければ洗いません。
夫に、子供に、自分のことは出来るだけやってもらいます。

ご飯を作りたくなければ、無理して作りません。
キャベツを手でちぎり、シャケのせてチン。
ポン酢かけるだけで終了!
おかか振りかけたら更に美味しい!
楽して美味しい道を歩みます。
お惣菜だってオッケーです。

浮いた時間で子供を抱きしめて遊んで、ネイルして、パックして、調べものしたり、note 書いたり。
やりたいことを遠慮なくやってニコニコ機嫌よくいます。


アナタも一緒に、「ご機嫌なママ」を目指しませんか?
とにかく今夜は温かいご飯をいただきます!

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