キャッチコピーをつかまえて

こんにちは。おちらしさんスタッフの成島です。

作品世界をぎゅっと閉じ込めた「ビジュアル」の中に注がれた、
いくつかの言葉――

―― タイトル

―― あらすじ

―― キャッチコピー

キャッチコピーには、
たった一言で、ぐいっと作品の世界に引き寄せ、
わたしたちをほろ酔いさせる力があります。

例えばこのキャッチコピー。

わたしが死んでも　仲良くしてね

このキャッチコピーは、

The last night recipe

につけられています。

「わたし」に焦点があたって、
よりビジュアルに引き込まれる気がしませんか？

次は、こちらのキャッチコピーをご覧ください。

空を見よ。予報せよ。勝利のために。

このキャッチコピーは、

プレッシャー

につけられています。

言葉の力を感じてからビジュアルを見ると、
登場人物のみなさんの意志がより強く伝わってきます。

キャッチコピーって、
それ単体でもほろ酔いの効果があるし、
作品のタイトルやビジュアルを
より、味わい深いものにしてくれるんですね。。。

ここから下には、10月のおちらしさんでお届けしたチラシのキャッチコピーを、ならべてみました。

ぜひひとつひとつを反芻して味わって、
それから、どのチラシのキャッチコピーなのか、お手元のチラシで答え合わせしてみてください！！

10月のキャッチコピー特集

怪しく誘う万華鏡
覗けばトリップ桃源郷
天女に発狂すれば・・・発狂
気づけば戻れぬ暗黒饗――

想像力どこへ行く？

ロンドン演劇界で話題の舞台を
映画館のベストシートで

日本演劇史に燦然と
輝く不朽の名作に、
大竹しのぶが初めて挑む
大注目の話題作！

蘇る三島由紀夫！ ベジャールと三島の魂の交感。

命がけで愛しても、命がけで嫌われる

日露戦争開戦の年、
熊野・新宮の医師・誠之助は
レストランを開いた。

人類10万年の歴史を一挙に駆け抜ける!!

おかあさんは　知っていて
わたしはまだ知らないこと

2020年
時代の声に耳を傾けて
私は「私」を取り戻す。

人間という動物。抗えない欲望。魂と魂がぶつかりあう――

あしかけ……十二年の壮大な歴史絵巻が
ついに完結。

いかがでしたでしょうか。

秋の夜長に、
キャッチコピーからチラシの世界にとっぷり浸ってみる
そんな夜があっても、いいのかなぁなんて、思っています。

それではまた、お会いしましょう。