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O.F.C. 最終公演合唱舞踊劇「カルミナ・ブラーナ」

こんにちは。田中です。

さて今回は、“合唱舞踊劇”を鑑賞してきました。
独唱・合唱と管弦楽、バレエが一体となった作品です。
最近、ジャンルを越えたコラボ作品に惹かれることが多くなってきました。
「いいとこどり」には、つい手が伸びますね。

今回はコラボ作品というよりは、歴史的作品。時代を経てもなお、受け継がれる作品です。


~団体紹介~
O.F.C.は1995年に創設され、歌と踊りと演奏を融合した“合唱舞踊劇”を創り続けてきました。
その稀有な芸術団体が、今回公演を以って歴史に幕を閉じます。
最強布陣が贈るO.F.C.×佐多達枝の総決算。歴史的公演必至です。

~作品紹介~
カルミナ・ブラーナは、19世紀初めにドイツ南部、ベネディクトボイエルン修道院で発見された詩歌集です。
ドイツの作曲家カール・オルフによる「カルミナ・ブラーナ」は、舞台形式による声楽作品であり、『楽器群と魔術的な場面を伴って歌われる、独唱と合唱の為の世俗的歌曲』という副題が付いています。

酒や男女の睦み合いなどを歌った詞に、シンプルな和音及び強烈なリズムが特徴で、20世紀を代表する楽曲になります。
副題にあるように、本来は独唱者、バレエが音楽を象徴的に表現する舞台作品であり、歌劇場ではバレエを伴って舞台上演されています。

そして、1995年にO.F.Cが初めて公演した「カルミナ・ブラーナ」。

オープニングの楽曲、『おお、運命の女神よ』の冒頭部分。
この曲がすごい!
一曲目の第一声のその瞬間に!
心掴まれ、鳥肌、目が離せなくなりました。
生オーケストラの演奏と、合唱団による力強い歌声に圧倒され、また、合唱隊に囲まれた舞台で踊るダンサーの表現力も相まって、舞台の一体感が素晴らしく美しかったです。


ちなみに、『おお、運命の女神よ』は、刑事ドラマの「相棒」や「SP」、また、アニメ「ジョジョの奇妙な冒険」でも使用されているあの楽曲です!
皆さんもきっと一度は聞いたことがあるはず!


観ている途中で既に、これで最後なのか・・・と、もっと観ていたいと思うほど良かったです。
あの感動をもう一度!と思い、動画配信でも観劇。再び鳥肌でした。
まだ配信中ですので、気になった方は是非。

O.F.C.最終公演「カルミナ・ブラーナ」
ぴあ LIVE STREAM にてチケット発売中!
配信期間:2022/5/25(水) ~ 2022/6/23(木)
視聴券価格:3,000円

https://t.pia.jp/pia/ticketInformation.do?eventCd=2212663&rlsCd=001

最後の「カルミナ・ブラーナ」、お見逃しなく。

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