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劇場ツアーで、劇場を知る!!

こんにちは!スタッフの臼田です。
おちらしさんラジオのパーソナリティ・”ななみん”でもあります。

ゴールデンウィークのスペシャルイベント!
TACT FESTIVAL 2022へ行ってきました。

TACTとは、Theater Arts for Children and Teensの略称。子どもや青少年だけでなく親子で、そして大人だけでも楽しむことのできる、ステージアート、パフォーマンスの祭典です。

TACT FESTIVAL2021概要ページよりhttps://www.geigeki.jp/performance/theater275/

まず何から観に行こうかな〜と、東京芸術劇場に一歩足を踏み入れると、
ポンポン・・・シャンシャン・・・地下から楽しそうな音楽が聴こえてきました。
上演されていたのは…現代サーカスカンパニー・ホワイトアスパラガスのおふたりによる、ダンスパフォーマンス、WONDER WATER!

コスチューム・アーティスト、ひびのこづえさんの衣装を着たおふたりの、柔らかくも芯の強さがあるパフォーマンスに、自分でもびっくりするくらい、心からの最高な笑顔が飛び出てきました。

上演が終わったあとも、楽しさに胸がグッと熱くなり頭が回らず・・・東京芸術劇場のなかをボーっとぐるぐる、歩き回っていました。

やっと落ち着き、劇場の入口近くで、次に何を観に行こう…とチラシを見つめるななみん。TACT FESTIVALでは、WONDER WATERのような様々なダンスパフォーマンスの他にも、寄席や朗読音楽劇など、心躍る上演が盛りだくさん。

そのなかで、ん・・・???面白そう・・・!!!

と、気になったのは、こちらの企画!!

東京芸術劇場 劇場ツアー!!

TACT FESTIVALに限らず開催されている、東京芸術劇場の劇場ツアーですが、今回はTACT FESTIVAL特別版!!
非常に、感動しまして…!!
その様子を、ななみん目線でちらっと、お話します。

①ロビーに集合。


東京芸術劇場のロビーに集合してスタートを待ちます。どきどき。イヤホンガイドを貸していただきました。15名ほどの参加者と、3名のガイドさん。ツアー中はガイドさんと距離が空いてしまうこともありますが、イヤホンガイドがあるので、安心です。写真撮影もOK。

②階段をのぼって・・・

早速ツアースタート!!受付横の階段を登る途中で出逢う広々としたスペース、アトリウムから、劇場施設についてのご紹介。

東京芸術劇場は、上の階から、コンサートホール→プレイハウス→シアターイースト/シアターウエストと、上演に使われる施設が縦にまっすぐ連なっている点が特徴的。アトリウムからだと、その様子をよーく見ることができます!

アトリウムから。
TACT FESTIVAL2022のコンセプトアート

③プレイハウスに向かう途中で美術展。

今回はプレイハウスの探検が大きな見どころ!と思っていましたが、プレイハウスに向かう途中には様々なアートが展示されており、美術版もお届けしている「おちらしさん」のスタッフ、ななみんにとっては、こちらも非常に魅力的…。

解説いただいたのは、佐藤忠良さんの彫刻『マーメイド』。あの有名な絵本、「おおきなかぶ」の絵を手がけられた方としても知られています。
ツアーガイド中は、「おおきなかぶ」の絵本も登場!

④ついにプレイハウスへ!!

プレイハウスのドアを、ガイドさんの揃った掛け声で・・・

「オープンッ!!!」

まずは2階席から。演劇公演で多く使用されるプレイハウス。2階席での観劇時も、遠いなぁ…と寂しく思う必要なしっ!プレイハウスの2階席は、座席の段差を工夫することで、前のめりにならなくても楽しく観劇できるように設計されているのです!

“観劇視線”だけでなく、”観劇耳”にも優しいのがプレイハウス。上演中の小さい台詞も、大きい台詞も、綺麗に響くようになっているようです。

ガイドさんによる台詞の届き方実験!

そのまま1階席へ。
劇場内の壁にずらーっと美しく飾られているレンガにも、びっくり情報がございました…!ぜひ、ツアーに参加して聞いてみてほしいエピソードです。

劇場ツアーのクライマックス!
参加者全員で舞台上へあがります。
(まるで、役者さんになったような気分…。)

舞台上では、技術のプロスタッフさんが、舞台装置の秘密をたっぷりとお話してくださいました。
舞台装置が動く様子も近くで見学!!

プレイハウスの舞台上で解説いただいた内容を全てお話すると、卒論並みの40000字を書いても足りないほどの興奮っぷりでした!!

ななみん目線では、「上演中の暗闇でも照明のタイミングが合わせられる仕組み」を知ったことに、1番興奮しています。(2番目に興奮したのは、舞台装置が動く”音”です…!)

この感動をぜひ皆さんにも味わっていただきたい…と思ったところに、嬉しいチラシを見つけました。

プレイハウスをとことん探究できるバックステージツアーが開催されるそうです!!
今回の劇場ツアーは60分間でしたが、こちらはなんと90分間!!

劇場の仕組みや工夫を発見してから、改めて観劇のために劇場へ訪れてみると、今までと楽しみポイントが少し、変化するような気がしています。

その変化は、きっと観劇を何十倍も、何百倍も、ワクワクさせてくれるようなものだと思います。
ぜひ一度、と言わず何度でも!劇場ツアーに参加してみることを全力でオススメしますっ!

■東京芸術劇場 劇場ツアー↓↓

※当日案内されるルート・当日券の有無は、回によって異なります。

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