見出し画像

彼岸に此岸で迷う 

彼岸の 此岸しがんで迷ふ銀やんま 明かりにすがる 我に光を

秋彼岸の夜。銀やんまがぶんぶんと明かりにぶつかっていました。

縋りついては、またぶんぶん……の繰り返し。

彼岸より来たようにも、彼岸へ渡りたいようにも見えます。迷える銀やんまに、自分が重なった、お彼岸の夜でした。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?