三重県桑名市から技科大まで愛知横断通学してみた

この記事は TUT Advent Calendar 2022 15 日目の記事です。昨日の記事はDDliaさんの自宅サーバは良いぞ(布教)でした。

最初に

この記事を見に来てくださり、ありがとうございます。
五煎目の紅茶(@neutralized_r)といいます。

この記事では、私が入学してから毎日行っている桑名市から技科大までの愛知県横断通学について書いていこうと思います。

その前に軽く自己紹介をしておきます。

・名前        五煎目の紅茶
・出身        三重県桑名市
・系         1系
・好きなもの、こと  紅茶、珈琲、喫茶店巡り

愛知県横断通学の概要

私は今、三重県桑名市から技科大まで、約90kmの距離を二時間かけて通っています。単純な移動距離だけなら技科大一の自信があります(これ以上の距離を通学している方がいればご連絡ください)。

通学方法は、桑名駅~名古屋駅間を近鉄で、名古屋駅から豊橋駅を名鉄で、残りの区間を豊鉄バスで通学しています。

桑名発の電車に乗る時間は、以前は6:13でしたが、最近始発通学に切り替えたので5:18になりました。

名古屋から豊橋駅の名鉄区間は、特急の特別車にミュー定期券というものを使い乗車しています。

愛知県横断通学のメリット・デメリット

メリット

・名古屋をはじめとした愛知県の主要な町にタダで行けること
これが一番のメリットです。中部圏一の都市に気軽に行けるメリットは大きい。
・テスト前にまとまった時間を必ず確保できる
特急に一時間程度乗車する関係上、テスト前はそこの時間が助けになったこともあります。
・フッ軽になれる(個人の感想です)
移動距離が長いので、数十km程度の移動もなんともならなくなります。休日に外出することも増えました。

デメリット


睡   眠   不   足


…これに尽きます。電車やバスで寝ても8時間睡眠など夢のまた夢で、常時睡眠不足です。心身ともに負荷がそれなりにかかります。
その他にも
・帰宅時間がバスや終電に縛られる。
・距離が長いせいで終電が早い。
・そのせいで夜の食事や遊びについていけないことも多い。   
・定期代が高い
・遅刻回避のためのタイムリミットが他の人よりかなり早い
                   といったデメリットがあります。



定期代について

これだけの距離を通学していると定期代もかなりの額では?と思われるかもしれません。実際高いです。しかし、問題はそれだけではありません。

桑名~豊橋間の通常運賃(近鉄+名鉄)は、450+1140=1590円です。対して、豊橋駅前~技科大前の運賃は450円です。普通に考えれば、定期代も桑名~豊橋間の方が高いといえます。



実はそうではありません。なんと定期になった瞬間、大小が逆転し、桑名~豊橋間12790円に対し約15343円(三か月分を一か月分に換算)となります。

ミュー定期がを加えればさすがにバスに勝てますが、ミュー定期を利用する方はごく少数だと思われるので十分異常だと思います。豊鉄バスの定期代が高いと思ったことがある方も多いかと思われるのですが、実際愛知県を横断するより高いので間違ってはいないと言えます。

ミュー定期とは

ここでミュー定期について説明したいと思います。名鉄には通常の通勤・通学定期券に加え、ミュー定期券というものが存在します。これは行きと帰りのそれぞれで指定した時間の特別車の席を押さえるもので、指定席定期券ともいえます。

またおまけとして、指定列車以外でもミュー定期の区間内(私の場合は名鉄名古屋~豊橋)であれば空席に座ることができます。どちらかといえばこちらの方がメインかもしれません。なお席指定はできないので後から正規に席を予約した乗客が来たら席を譲ります。

指定列車に乗車しているときは、車掌さんは他の特急券を購入して乗車した乗客と同じようにスルーしていきますが、指定列車以外では検札イベントが発生します(当然ですが)。ミュー定期券を見せればイベントは終了しますが、あまり利用者がいないせいか車掌さんごとに対応に違いがあり、面白いです。

利用可能な期間は一か月固定で、通常定期のように三か月分などは存在しません。また、利用する前の月までに購入しなければならず、買いそびれると普通にミューチケットを買うか、一般車に乗車することになります。

指定する席はどこでもよいかというとそうではなく、あらかじめ定期ゾーンが存在します。一号車、二号車ともに真ん中の8、9列が定期券用に押さえられていたと記憶しています。そのため、展望車で毎日通学といったことは出来ません。

特別車に関するあれこれ

名古屋本線で運用されている特急車両は二種類で、展望車付きの車両と赤いミュースカイのような車両です。いずれの車両においても一般車、特別車両方でWIFIを使うことができます。

特別車にはコンセントがなく、長距離の移動には不便です。在学中に新型車両が導入されるかは分かりませんが、コンセント付きの電車が待ち遠しいです。

特別車にはひじ掛けやテーブル、洗面所やトイレなどがあります。テーブルは小さめのパソコンを載せる分には十分で、車内でパソコンを開いている乗客もよく見かけます。

客層は朝方はビジネス客がほとんどで、同年代の学生はいません。1~3時代であればファミリー層もそこそこ乗っていたりします。

先に述べたようにミュー定期で指定列車以外に乗車するときは席指定が出来ないので、空席状況を確認し、座っている席が予約されたら駅に停車してその乗客が乗ってくる前に他の空席に移動します。その時にミューチケットのオンライン予約サービスを活用します。このサービスは登録なしでも利用することができます。そして、予約する際に座席表で空席状況が確認できるので、これを愛用しています。

しかし、赤いミュースカイのような車両には荷物室を改造した一人がけの0A席が存在します。この席はそれ以外の席が全て埋まらない限り予約することが出来ないので、空席が存在する=0A席は空いているということです。このこともあってこの席をよく使っています。


始発通学

12月から始発通学を開始しました。桑名駅を5:18分に出発する電車に乗って、技科大に七時半過ぎに到着します。起床時間は以前より一時間早く四時になり、睡眠不足が加速しました。ただ、もちろんメリットもあり、

・健康朝ごはんを一限があっても確実に食べることができる。
・近鉄も始発なので空席だらけで快適
・バスも同様に快適
・冬場は家を出る時間はまだ夜なので星や月を眺めることができる
・電車の車内から日の出を拝むことができる
・がらがらの名駅を楽しめる

                 …これだけのメリットが存在します。これらは私以外の方にもいえることだと思うので皆さんもぜひ始発通学をしてみてはいかがでしょうか。

今後について

ここまでの話を聞いて、こう思われた方も多いかと思われます。

なんで一人暮らししないの?


親の許可がもらえなかったせいなのですが、さすがに研究室配属されたら明らかに支障が出るので、B2の夏をめどに一人暮らしを計画しています。そのために親を説得する必要があり、現在そのためのプレゼン資料の作成を急いでいます。一人暮らしするようになったら、広い物件を確保してみんなの溜まり場にする予定です。


最後に宣伝

私が主催している紅茶のかいの宣伝をさせてください。

紅茶のかいは、コモンズ2にて不定期に開催している(非公式)イベントです。紅茶とお菓子がいただけて、時々豪華なお菓子も食べることができるので、ぜひお越しください。開催予定などは私のTwitterの固定ツイートに乗せているので、気になる方はチェックしてみてくださいね。

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