177 説明

本ブログで書かれている『177』シリーズとは、マカダミアソフトにより、1986年に発表されたアダルトゲームである。「177」というタイトルからもわかるとおり、刑法第177条に関するゲームである。国会で取り上げられたことにより、一躍有名になる、という輝かしい(?)経歴を持つ。そしてその内容であるが。主人公・大内秀雄が想いを寄せる女性(ヒロイン)・斎藤琴絵をレイプすることに成功した場合、彼女と結婚することができ、ハッピーエンドとなるが、レイプが未遂に終わった場合、逮捕され、バッドエンドとなる。という、とんでもないゲームシステムとなっている。しかも、この場合(レイプ未遂に終わった場合)、逮捕されるのは、もちろん、刑法の改悪により、死刑となる、というとんでもないストーリー展開となっている。逆に、レイプに成功した場合には、逮捕されることなく、ヒロインと結婚することができる(強姦罪は親告罪のため)。もちろん、現実にはそのようなことはないし(と思うが)、強姦罪も最近の刑法では、親告罪ではなくなっているようだが(※現在は、2023年です)。ちなみに主人公がレイプ未遂で捕まった場合、適用される刑事罰は、威力業務妨害罪、業務上過失致傷罪、不敬罪等である。県迷惑行為防止条例違反(痴漢)の罪というのもある。主人公・大内秀雄は、これらのパワーコンボを食らってしまうことになるのである。この場合(主人公・大内秀雄が捕まった場合)、ヒロイン・斎藤琴絵は、その本来の恋人である新藤彰と結婚することができる。こちらが、本当に真のハッピーエンドという気もするが。なお、本ブログには、本作の登場要素である、新藤彰、土竜のアレキサンドラ、大型扇風機の神風3号、漬物石などは一切登場しないことを申し添えておく。

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