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『Magic-Reality:Corridor』

体験可能施設:TYFFONIUM 台場
フリーローム型、1~4名マルチプレイ
1プレイ:2,800円


 TYFFON社による完全オリジナルのフリーローム型ホラー。8.5m×4.5mのフィールドは紫色一色。バックパックPC、HMD、ヘッドフォン、ランタン、リング(プレイ人数による)を装着し、不気味な洋館の回廊を歩き回る。HMDにはカメラがありクロマキー合成によって、ランタンをもつ自らの手や、同行者の姿がVR空間内でもそもまま見えるようになっている。

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(写真は公式プレスリリースより)

[ストーリー]
 体験者は廃墟となった洋館のエレベーターに乗っていた。扉が開くと目の前には廊下が。足を進めるごとに、この洋館は美しいながらも不気味なモノへと変貌していく...。この洋館で何が起こったのか、そして彼らから逃れ脱出することはできるだろうか。

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(写真は公式プレスリリースより)

[ゲームルール]
 進行方向は光る魔法陣が示してくれるので、その光から足を踏み外さないように歩かなければならい。代表者の持っているランタンはかざした場所を明るくするだけでなく、壁や室内の装飾物にかざすことで、なにかが起こることがある。また途中、エレベータや扉を動かすために、設置されたロウソクにランランの火を移す必要がある(点灯させるロウソクによってルートが変わる箇所も...)。襲われてもダメージなどを受けることはないが、制限時間までにゴールまでたどり着けない場合はリタイヤとなる。

[一言]
 ホラー系だが、いわゆる「瞬間的な脅かし」は少なく、「何かがいるゾワゾワした感じ」が中心。開発社の代表がアーティストなので、全体として美しい作品となっている。

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