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寝たきりを予防するために

こんにちは寝たきり予防請負カウンセラー 訪問マッサージ寿指圧鍼灸院のカナイです。
訪問マッサージを取り入れる理由として一番多いのは
機能低下を予防して「寝たきり」を防ぎたいというのがあります。

寝たきりを予防するために必要なことを今回は書いてみます。
人間の体の機能は精神活動も含めて、使わないとどんどんその機能が低下していきます
「廃用性症候群」といって寝たきりの最も大きな要因です。

 では寝たきりを防ぐには、どのような注意が必要で対策があるのでしょうか?
これは非常に単純明快で、「座る」ことです。

 座るというのは、健康な状態では何も意識することなくできていますが
実は姿勢を制御する様々な筋肉が動いてコントロールできてます
ですから座り続けるという動作自体が非常に様々な効果があるリハビリになります。

では「座位によるリハビリ効果」について書いてみます。


座ることがもたらす効果
① 座位を維持するための筋肉が鍛えられる
座り続けることで得られる筋力は
「立つ」「歩く」動作へとつながります。

② バランス感覚を養うことができる
姿勢制御のためのバランス感覚を養うことができる

③ 四肢の拘縮を予防する
座位の姿勢にかかる重力は、上肢の関節を伸ばし
バランスをとるために床を踏みしめる下肢は
下肢の進展を防ぐリハビリ動作になります。

④ 誤嚥性肺炎の予防になる
少し前かがみで座る姿勢は、食物を飲み込みやすい
姿勢となり、誤嚥を防ぐことができます。

⑤ 排便がしやすくなり、便秘予防効果がある
自然排便を行うための、腹圧を高めやすくし
重力も使いやすいため、便秘を予防することができます。

⑥ 肺の機能が高まる
呼吸筋である横隔膜は重力の力を借りると
最大限に上下に動くため、肺呼吸機能がより活性化します

⑦ 血圧調整機能が良くなる
寝たきり状態では起き上がった際に起立性貧血をおこすなど
師循環器機能が低下する、座位はこの機能を維持させることができます。

⑧ 表情が良くなる
縦にかかる重力は表情筋を刺激し、表情を豊かにし
コミュニケーションを円滑にします


以上

非常に多くの効果が期待できる「座る姿勢」
このようにこの動作自体が、寝たきりを予防するためのリハビリになります。
寝たきり状態は「認知症」とも非常に深い関係があり、やはりその予防効果があります。
可能な限り、座る時間を長くとり、寝たきりを予防しましょう。

もし「座位」がとれないなら
その原因が筋力にあるのか、バランス感覚にあるのか
あるいは関節拘縮にあるのか、問題点を見つけて
それらに対処する私たち訪問マッサージに声をかけていただければ
お役に立てると思います、
遠慮なくご相談ください。


訪問エリア:寝屋川市、枚方市、守口市、門真市、交野市、
お問い合わせ:電話072-828-2966
メール:kanai@houmon.net
受付時間 9:00~18:00 日曜日のみ休み

今日も私のブログにお付き合いいただきまして
ありがとうございます、
あなたとあなたの家族の笑顔のために
介護の負担を減らすための情報提供を心がけておりますので
これからもよろしくお願いいたします、
聞きたいこと知りたいこと、感想などありましたら
遠慮なくコメントください、
あるいはメール(kanai@houmon.net)にても承っております。

嘉内寿(カナイ ヒサシ)
寝たきり予防請負カウンセラー
(国家資格である鍼灸マッサージ師、
骨折脱臼などの専門家柔道整復師を取得し、
これらの技術や知識のみならず、
理学療法士など他のセラピストとの交流を経て得た治療法を実践する、
治療に加えてリハビリテーションを取り入れることにより、
患者さんの機能回復を行う寝たきり予防専門治療院の院長、
さらにアロマテラピーやマインドフルネスも取り入れて
リハビリの効果をより高めれるように日夜研究中)

(取得している国家資格)
あんまマッサージ指圧師、柔道整復師、はり師、きゅう師

(教育機関実績)
臨床実習指導員(鍼灸マッサージ専門学校の臨床実習指導資格)
大阪健康福祉短期大学 介護福祉学課 非常勤講師 教科:リハビリテーション

(他の資格など)
JAA公認アロマインストラクター
アロマスクールネフェルテム講師
福祉住環境コーディネーター2級
認知症サポーター養成講座キャラバンメイト
(現在大阪府下にて認知症サポーター養成講座を実施中)
一般社団法人シニアライフサポート協会
シニアライフカウンセラー養成講座初級講座講師(認知症に関する講師)
認知症及び介護予防、リハビリに関しての各種セミナーなど承ります。
(連絡先 kanai@houmon.net)

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