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仕事モードからの切り替え。新しい事業の形。ビジネスパーソンから見たNestoとは?|Nesto参加者・渡辺康太郎さんインタビュー

Nestoに関わる人たちにお話を聞く「Nestoなひと」シリーズ。今回はNesto編集部が、Nestoメンバーの渡辺康太郎さんにお話を伺います。


──こんにちは。本日はお時間いただきありがとうございます。まずは普段のお仕事を教えていただけますか?

経済情報のアプリの会社に勤めていて、フルリモートで働いています。
そのアプリを通じて大企業の社内変革をお手伝いしたり、アライアンスを進めるチームの責任者として働いてます。

──Nestoはどこで知りましたか?

仕事でウェルビーングのイベントを企画した際、Nestoのポッドキャスト「ウェルビーングってなんだろう」を知りました。そこからリスナーになったのがきっかけです。

──もともとウェルビーイングに興味があったんですね。

そうなんです。ウェルビーイングについて色々調べていて、Nestoにたどり着きました。

──ポッドキャストを聴きはじめて、すぐ入会されましたか?

いえ、知ってすぐに入ったわけではなかったですね。ポッドキャストを聴いているうちに徐々に興味が出てきて参加しました。

仕事モードから切り替えるきっかけづくり

──康太郎さんはNestoに参加されてどれくらい経ちますか?

2021年の11月くらいから参加しています。なので、ちょうど半年くらいです。

──実際に「参加してみよう」と思った理由はなんだったんでしょう?

そもそも僕は仕事モードからの切り替えが下手で。プライベートな時間に切り替えるきっかけや習慣を持てるといいなと思ったのが一番の理由です。

──リモートワークになって、オンオフの切り替えがむずかしいという話はよく聞きますよね。
Nestoでは様々なリズム(習慣)を開催していますが、康太郎さんはどのリズムに参加していますか?

毎週火曜日の夜にオンラインでつないで読書をする、「バカンス読書のリズム」に参加しています。

康太郎さんがこれまで「バカンス読書のリズム」で読んだ本の一部

──オンラインで読書ってどうやるんですか?

「バカンス読書のリズム」では、まずZoomにアクセスしたら最初は簡単な雑談をします。

そのあと、ホストのお二人のガイドに従って、その日の気分やあった出来事などを30秒ほどで振り返り、本を選び、そこから30分間の読書タイムという流れで進みます。

最後は参加者同士で「今日はこんな本を読んだよー」ということを少しお話しして終了という感じです。

──あ、みなさん同じ本を読むわけではないんですね。

そうです。みなさん自分の気分に合わせて本を選んでいて、それぞれもくもくと本を読みます。

──読む本は事前に決めてから参加されてますか?

リズムがはじまる前に「今日はこれを読もう」と思っていた本をそのまま読むこともあるのですが、不思議とその日のリズムの雰囲気によって、読みたい本が変わることもあります。

──オンライン越しでも、他の方の雰囲気などに影響されているのかもしれませんね。

おもしろいですよね。普段ひとりでやっている読書と、リズムでの読書は少し違う感じがします。

──わざわざ他の人と集まって読書しなくても......と思ってたのですが、ちょっと興味が湧きました。

あとこれは最近気付いたのですが、ホストのアナウンスも結構大事な要素だなと。

ホストのお二人のアナウンスに合わせて、その日の気分や感覚で読みたい本を選ぶのですが、その導入やバカンス感があることで気持ちが切り替わるんだなあという発見が、最近ありました。

──みんなで同じ時間を共有すること自体が、非日常のような読書ということなのかもしれませんね。

植物に水をあげるくらいの頻度で、自分の心の状態に気づける

──「バカンス読書のリズム」は毎週火曜夜のリズムとのことですが、毎週必ず参加されてますか?

ほぼ毎回行っていますが行けない時もあります。
基本行こうとは思っているのですが、流れに任せる感覚でいます。

──「リズム」には、毎回必ず行く必要はないのですね。

仕事があったりとか、何かしら予定が入ってしまったりもするので、無理はしていません。

逆に行けないと、「あ、忙しいんだ」と気づくことができるのがよかったりします。

──なるほど。行けないということが気づきにつながったりもする。

植物に水をあげるくらいの頻度で、自分の心の状態に気づくことができます。

「あ、リズムに行くのを忘れてた」ってことは忙しいんだな。リズムに行けているということは、「しっかり自分の心身をいたわれているな」「いい状態だな」という気づきになっています。

──たしかに週1回開催のリズムだと、「植物に水をあげるくらいの頻度」ですね。

「植物の水やり」のように、定期的な頻度で自分に栄養を与えてるような感覚があります。

リズムの雰囲気も「ちょいどいい距離感」で居心地が良いです。

近すぎず、ベタベタしない関係性

──「ちょうどいい距離感」とは、具体的にはどういうことでしょうか?

説明がむずかしいのですが.....ベタベタしていないということかなと思います。友達や家族などと比べて近すぎない、ご近所さん付き合いのような雰囲気だと思います。

──「遠くのご近所」のような関係性は、Nestoが掲げてるコンセプトのひとつでもありますね。

オンラインでの関係性ではありますが、「ご近所さん」のように変わらずそこにいてくれる。変わらない居場所がそこにあるのはありがたいです。

──Nestoのリズム以外でもNestoのイベントなどに参加されたことはありますか?

リアル開催のミートアップから、「Nestoフェス」というオンラインでのウェルビーイングのトークイベントまで、ちょこちょこと顔を出しています。

先日Nestoで開催した「神社ツアー」では、ツアーの企画やガイドとしても参加しました。

康太郎さんが企画から参加した「神社ツアー」の様子

──実際に企画側まで、リズム以外にも色々と参加されてるんですね。

Nestoはこのまま存在し続けてほしい。僕にとって大変ありがたい存在のリズムやコミュニティがそこにあり続けてほしい。そのために自分も何かをしたいと思っています。

──「自分も何かをしたい」と思えるのはすごいですね。

「バカンス読書のリズム」オフ会の様子

ポスト資本主義の時代、新しい成功の形に期待

──そんな康太郎さんは「Nesto総会」や「オープン経営会議」にも参加されていると聞きました。

「Nesto総会」は3ヶ月に1度の株主総会のようなもので、「オープン経営会議」は経営チームの週次定例なのですが、メンバーも参加することができます。

株主や働く人のみならず、サービスのユーザーにも場を開いてるというのがNestoらしいと思います。

──ビジネス視点から、Nestoについて思うことはありますか?

ウェルビーイングを扱うNestoは会社や事業として、これまでの成功とは違う、新しいロールモデルを日本に根付かせるきっかけになるのではないかと期待しています。

──「これまでの成功とは違う、新しいロールモデル」とは、どういうことでしょうか?

これまでのベンチャーは基本的には、資金調達し右肩上がりに成長して株主にキャピタルゲインで応える、そういったパターンでした。Nestoはそういったこれまでのパターンとは異なる新しい成功を模索していると思うし、できると直感しました。

ポスト資本主義といわれる時代の中で、Nestoがどんな軌道を描いていくのか、その姿だけでなく、大いなる足跡にも期待してます。

切り替えがしたい人、フルリモート・地方移住した人におすすめ

──最後に、康太郎さんがNestoをおすすめしたいのはどういう人かを教えてください。

まずは、僕のように仕事モードからの切り替えが下手な方。Nestoのリズムはプライベートな時間に切り替わるきっかけを与えてくれるので、そんな習慣を持ちたい人にはいいと思います。

あとは東京でフルリモートされている方はもちろん、地方に移住された方にもおすすめです。

──地方に移住された方におすすめしたいのはなぜでしょう?

移住などで生活環境が変わっても、生活のリズムや人とのつながりが維持できるのがNestoの良さだと感じているからです。

僕自身も今年7月から、東京と地方の2拠点暮らしになります。フルリモートの環境で「遠くのご近所」のような存在とオンラインでつながれることは本当に心強く思っています。

──リズムの魅力から、康太郎さんが期待するNestoの展望まで、本日は貴重なお話をありがとうございました。

Nestoへの参加はウェブサイトをチェック

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まずは14日間の無料体験でお待ちしています。