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星に願うな、ネズミに願え ピカチュウ&ゼクロムGX

どうも、ねすとです。
今回はCL候補だったけどあえなく没になったピカゼクの解説を供養がてらしようと思います。

没になった理由はいろいろありますが、自分の中ではピカゼクを組むならこれ以上はないほどの完成度になっていると思います。
なので、決して弱いから没になったわけではないということをご了承下さい。

それではどうぞ。

1.デッキレシピと解説

まずこのデッキの大きな特徴として、ジラーチが採用されていません。一つ前のデッキでは採用されていたのですが、試合を重ねていく中で何度かジラーチが一度も場に出ないまま勝つ、ということがあったのでまずはデッキの根底から見直すことにしました。

その結果、ジラーチがなくなりました。
ダート自転車、博士の研究、デデンネだけでもかなり山を掘ることができるため、実際そこまで不便には感じません。一度ドロソに触れることができればそこから芋づる式に山が掘れていきます。

それでは各カードの解説に移ります。

ポケモン

・ピカチュウ&ゼクロムGX 2
デッキの中心であり、エネルギー加速装置です。中心とはいえ体力が低いので、一度技を打った後は後続にまかせそれ以降は使いません。そのため2枚です。

・ライチュウ&アローラライチュウGX 2
中盤、終盤のメインアタッカーです。条件付きではあるものの確定マヒ、160点はかなり強力です。またGX技も優秀で、かなりの高火力が出るため個人的にはタッグボルトよりも使用率の高い技です。
確実に一体は使うためサイド落ちを考慮し2枚です。

・デデンネGX 2
メインドローソースです。ジラーチがいないため、このデッキはほぼ確実にこいつを使うところから始まります。負け筋になりがちな気もしますが、狙撃はミュウで防げるうえ、グレートキャッチャーなどをわざわざ置物に使うかといわれるとそこまでされないため打ち得です。
デデンネを潰すよりもピカゼクやライライなどのアタッカーを潰したほうが相手としてもやりやすいでしょうし。
正直3枚欲しいですがカツカツなので2枚です。

・ゼラオラGX 1
入れ替えの保険かつサブアタッカーです。迅雷ゾーンでライライのサポートをしつつ、稀にアタッカーとして殴ります。
ごく稀ではありますが、GX技を使って巻き返しに行くこともなくはないです。

・カプ・コケコV 1
逃げゼロ要員です。こいつでスタートできるのが理想で、入れ替え手段を消費せず後続のピカゼクを出していけるので優秀です。また、自身の高火力も魅力でこのデッキの中での最高火力を出すことができます。(GX技除く)どん詰まった時のスパイクドローも地味に強いです。
ただ、終盤になるとライライのマヒの方が強かったりするので1枚です。

・カプ・コケコ◇ 1
まあ説明不要でしょう。エネ加速要員です。

・ミュウ(ベンチバリア) 1
ミラーになったときや、相手にウッウやアーゴヨンなどのベンチ狙撃系が見えたら置きます。
このデッキはデデンネやゼラオラなどの置物になりがちなポケモンが多めなので割と使います。地味にサイコパワー3点も強い。

・マーシャドー(リセットホール) 1
ドローをデデンネに頼ることが多いこのデッキでは無人発電所が貼られたらかなりつらいです。さらに混沌のうねりなどでサンダーマウンテンが貼れないときつい場面もあるので採用です。

・フィオネ 1
キャッチャーを入れるかで迷ったのですが、ベンチ狙撃はピカゼクが一応可能なためこちらを採用しました。

・ヤレユータン(さるぢえ) 1
デデンネや博士の研究を連打していると、必要な時にエレキパワーが使えないため採用しました。書いてあること以上に強力な特性です。

グッズ

・クイックボール 4
まあ普通です。特に質問もないと思います。

・電磁レーダー 2
持ってくる対象がピカゼク、ライライ、デデンネ、ゼラオラだけなのでこの量です。

・ポケモンいれかえ 4
ここはかなり思い切りました。序盤にスタートしたポケモンを裏に下げたり、ライライを起動しやすくしたり、迅雷ゾーンで逃げ→手張り先陣の舞→ポケモンいれかえ、といったルートを取りやすくするためにこの量です。マオ&スイレンでもよかったのですが、サポートはドローソースで埋めたかったのでいれかえ4です。

・エレキパワー 4
ここも普通です。質問もないでしょう。

・大きなおまもり 2
主にピカゼクに貼ります。オルジェネ下のブレイブキャリバーを耐えられるので結構大きいです。単純に確定数がずれるだけでも充分強いですね。

・ダート自転車 4
ジラーチを採用していない代わりにこいつに頑張って山を掘ってもらいます。単純に考えてグッズで山8枚掘れるって強いですよね。

・グレートキャッチャー 1
フィオネを採用しているのと、ピカゼクのタッグボルトで裏を飛ばせるためそこまでベンチを引きずり出す必要性もないかなーと思ったのでピン投です。後述しますが持ってくること自体はデンジのおかげで割と簡単です。

・エネルギーつけかえ 1
先陣の舞の分のエネつけかえ用です。サンダーマウンテンが引けたりして腐った場合でも追加効果タッグボルトを狙いにいけたり後続につなげたりするので重宝します。

・タッグスイッチ 1
こちらはどちらかというと追加効果GX技を打つために入れてる感じです。上のような使い方もしますが。

・リセットスタンプ 1
説明不要の強カードです。本当は2枚欲しいところではありますがピン投です。

サポート

・博士の研究 4
後攻を取った場合はこれに触れないと結構きついです。ただ、一度触れればそこからマリィ、デンジ、ボール系統からデデンネなどに触れることがしやすくなるのでデデンネや自転車を駆使して毎ターン打ちたいところです。

・マリィ 2
強いことしか書いてないので入れました。この枠があるからリセットスタンプピンでもどうにかなってるフシはあります。

・デンジ 3
これのおかげでピン投カードに触れる確率がかなり高まります。またエネルギーに触れることができるのも強く、クイックボールなどと一緒に持ってくれば先陣の舞のコストの作成もできる強いやつです。

スタジアム

・サンダーマウンテン◇ 1
まあこれも説明不要でしょう。タッグサポートを採用する型などにすれば確実に持ってこれるので強そうですね。

・フラダリラボ 1
三神ザシアンのフライパンやジラーチのエスケープボードを止められるので入れました。道具貼り得な環境なので入れておいて損はないと思います。

基本雷エネルギー 12
この辺はお好みで。僕はデッキのエネルギーが12枚じゃないと発作を起こすのでこの量です。

以上がデッキの解説になります。
次は各デッキの有利不利などの解説になります。

2.マッチング解説

まず前提として、このデッキは後一、先ニでフルドライブを決めることができればかなり有利になれます。なので技を迅速に打てるようにデッキの比重を山を掘ることをメインとして決めています。なので遅れを取ることは負けに直結します。そこら辺はプレイングと運でどうにかしましょう。

ミラー戦
先に動いた方の勝ちです。それしかありません。とはいえ、こちらにはミュウが入っているのでタッグボルトはそこまで恐れなくても大丈夫でしょう。一応サイドプランは3-2-3で取らせ、残りサイド1でスタンプが理想です。

イカ系統
タッグパージが重たいので、フィオネを駆使してバトル場からポケモンをどかし続けましょう。隠密フードを貼られたときのためにフラダリラボは隠しておきたいので、さるぢえを駆使して大切にしましょう。

レシリザ
今のレシリザは昔ほど早くはない印象なので、順当にエネ加速がうまくいけば勝てると思います。デッキパワーが高過ぎて雑にやっても勝てるんで解説もちょっと雑になってきました。

三神ザシアン、メルカリザシアン
ザシアン系統も先攻2ターンで高火力を出してくるわけではないので、それまでに盤面を作りましょう。フライパンザシアン、FW後のメルカリを倒すためにライライは大切にしておきましょう。この対面ではライライのGX技の方が使ってる印象です。

モルペコドール
タッグボルト、フィオネをうまく使いましょう。この試合もおそらくフラダリラボが大切になってくるので使うときまで隠しておきましょう。また、サンダーマウンテンは極力貼らないよう立ち回りましょう。

タチフサグマ
これもフィオネ、タッグボルトをうまく使いましょう。そのどちらのプランも取れない場合はライライのマヒを使ってバグらせましょう。

今の環境はこんなところでしょうか。
かなり雑になってしまいましたが、特に解説も必要ないほどに強いです。もうちょっと煮詰めれば本当にclに持って行ってた自信があります。

次は改良案です。

3.改良案

まずはサンダーの有無ですね。打点調整、サイドプラン調整とかなり器用に立ち回ることができるポケモンです。今回は枠が足りず不採用となりましたが、枠があるなら優先的に入れたいところではあります。

次にキャッチャー系統です。今回はフィオネ、タッグボルトとグレートキャッチャーでどうにかしましたが、モルペコやタチフサグマを重く見るなら入れておきたいですね。

次はマオ&スイレンです。おまもりと併用すれば低耐久のピカゼクでも中打点なら2耐えできるように、ライライならおまもり込みで290にもなるのでサイクル戦をしやすくなります。入れ替えも多いので腐りづらいカードになるかと思います。

あとはタッグコールですかね。上記の通りマオ&スイレンや、サンダーマウンテン、ユニットエネルギーなどを持ってきやすくするためにグズマ&ハラを採用する場合などに光ると思います。ただこの場合は山掘るのが遅めなのでジラーチ必須かもしれませんが。

4.終わりに

このデッキの原案ができたのが遅過ぎたので今回clに持っていくことができませんでしたが、もう少し煮詰めれば確実にもっと強いデッキができていたと自負しています。
これからシティリーグなども控えてますので、それの参考にしていただけたなら幸いです。
質問等は僕のTwitterにお願いします。

ここまで読んでくださりありがとうございました。

それではまた。




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