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【1月の取り組み】

1月8日 手打ちうどんと自分でとる出汁

さとのば大学の小曽根さんと西粟倉村小学生草刈くんのコラボ食育企画第二弾を開催しました。

「自分でも麺を作れるようになってほしい」ということで、某うどん県の”大学”を修了した草刈くんが特別講師になりました。

今回は、うどんを打つだけでなく「自分たちで出汁をとる」ということで子どもの味覚の発達に寄与する構成でした。こんぶ、かつお、にぼしでそれぞれ出汁を取ったものを「利き出汁選手権」をして子どもたちであてっこをしていました。大人も挑戦しましたが、ドキドキしながらもそれぞれの出汁の特徴がよくわかり、スタッフも学ぶプログラムになりました。

今回は、小曽根さんの伴走もかなり減らし、草刈くんのできることも増えてきました。第三弾もやりたい、ということで企画もするつもりです。乞うご期待!

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1月9日 成人式ワークショップ

例年はお盆に成人式をおこなう西粟倉村ですが、コロナの影響で延期になり1月開催になりました。

Nestは成人式後のワークショップを担当しました。

「謎解きをしながら、村の現在を知っていく」というプログラムを用意し、クロスワードや謎解きのカギになるパンフレットを見ながら、新成人の方々はあわくら会館内を探索しながら「こんな取り組みしているの?」「あ、さっき役場の人が言っていたやつ!」と楽しんでくれていました。

近況報告ではそれぞれの「やりたいこと」にむかっていることを伝えてくれ、自分の芯をもっていることがよく伝わってきました。先輩たちの背中のように、今後成人していく子どもたちにも西粟倉村出身を誇りに思ってもらえるようNestの活動を一層力を入れていこうと感じています。

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1月15日 第15回あわくらみらいアカデミー「スツールをDIY」

株式会社さつきにはいっている仲子さんとコラボレーションをして、最新機器Shopbotを用いたスツールづくりを行ないました。

「いつ」「どこで」「だれが」「どんなふうに」を考えて、デザインしていきます。Shopbotとは、アメリカ生まれのCNCルーターのことで、パソコンでスツールの「大きさ」「高さ」「形」を調整してデザインしたものが、約20分で削りだしてくれます。まるでプラモデルの部品のように木材を切ってくれ、あとは磨いて組み立てるだけ。

同じようなテンプレートを用いても、できたスツールはそれぞれの個性が表れていていました。林業が盛んな西粟倉村において、子どもたちも自分の作りたいものを作れるよう、木工にさらに親しんでもらえる場を今後も協働しながら作っていきます。

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1月16日 たんけんクラブ

コロナで泣く泣く延期になっていたたんけんクラブですが、今年度初今年初のプログラム「羽根つき」を開催しました。Nestはそのお手伝いで参加しています。

前述のShopbotで切り出された無地の羽子板に、思い思いの絵を描き、いざ勝負!

負けた子はちゃんと墨を入れられていました。

墨を入れたり、入れられたり、最後にはおいしいお汁粉も食べながら1年の「あそび初め」をしていました。

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1月17日 4年生「亥の子」授業

4年生の社会科では「伝統・文化」についての学習を進めています。今回は歴史探訪クラブの福井正さんをお招きし、「亥の子」について教えていただきました。

「亥の子」は11月に行われ、夜子どもたちが家々を回り亥の子の歌を歌いながら亥の子(木の株)をついて回ります。西粟倉の多くの地域で行われている行事ですが、子どもたちの多くは行事の意味をあまり知りませんでした。

授業の中で、子どもたちが神様の代わりとなって、「無病息災・五穀豊 穣・子孫繁栄」を願って行われる神事であることをお話しいただきました。

最後に「今後も誇りを持って『亥の子』に参加し、次の世代に継承していってほしい」とメッセージを頂きました。

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1月27日 6年生戦争体験談

6年生の総合学習では戦争について学習を進めています。今回は西粟倉出身で戦争を体験された方お二人をお招きし、当時の様子をお話しいただきました。

学校では勉強の時間が1時間~2時間しかなく、後は畑を耕したり、竹やりの練習をしていたことなどをお話しいただきました。現在の生活では考えられない当時の様子に、子どもたちは驚きながらも真剣に耳を傾けていました。

「戦争は悲惨なものです。君たちの時代にそんな悲しいことを絶対起こしてはいけないよ。」とお話しいただきました。

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