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サポーターに寄り添い、楽しさを注ぐ。売り子・さくらが、三ツ沢で歩んだ2198日間。

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Jリーグのいくつかのスタジアムには、ビールの販売を場内で行う売り子が活躍している。ニッパツ三ツ沢球技場(以下:三ツ沢)はそのうちの一つであり、試合開始1時間半ほど前から、ゴール裏を含むすべての座席に座ったままビールを買うことができる。今回は、高校1年生の冬から6年間以上にわたって主に三ツ沢でビールを売り続け、三ツ沢での初勤務から2198日後となる2021年3月13日に引退を迎えるさくらさんの想いを聞いた。

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【プロフィール】さくら。ニッパツ三ツ沢球技場、日産スタジアムのスポーツイベントにて売り子として勤め、中でも横浜FCの試合を最も多く担当。2019年のラグビーW杯にて、1試合で348杯を売り、未だ破られていない会社の歴代最多記録を樹立。勤務がない日は横浜FC、湘南ベルマーレの応援席から声援を送っている。Twitterアカウントはこちら。

取材日:2021年1月24日


下田:本日はよろしくお願いいたします!私も以前、三ツ沢のアウェイスタンドに何度か伺ったのですが、売り子がいることがすごく新鮮で印象に残っていました。

さくら:よろしくお願いいたします。私はいま大学4年生で、ニッパツ三ツ沢球技場、日産スタジアムと契約している会社でビールの売り子として働いています。Jリーグ(横浜FC、横浜F・マリノス)の試合はもちろん、サッカーの日本代表戦や、ラグビーW杯にも出勤をしました。


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売り子と聞くと、野球のイメージが強いかもしれません。でも一つ言えることは、サッカーの会場で売り子をしているみんなは、きまってサッカーが大好きなんです!


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下田:たしかに野球とサッカーでは、競技自体も応援スタイルも全然違いますもんね。

さくら:そうなんです。なので売り方も全く異なります。ちなみに横浜FCは『声は出すけど跳ねないタイプのゴール裏』で、人によっては驚かれるかもしれませんが、ゴール裏のお客さまも試合中にビールを飲みながら観戦しています!Jリーグで一番ビールを飲むのは横浜FCだと私は思っています。

下田:売り子と言えば野球のイメージが強い中で、さくらさんが6年間もサッカースタジアムで売り子を続けてきた理由と、その間にどんなストーリーがあるのか、今日はすごく楽しみにしています。



サッカーに関わる方法を探した
高校1年生の冬。


下田:さくらさんが売り子を始めたきっかけを教えていただけますか?

さくら:私は中学生の頃からサッカーが好きで、高校ではその思いからサッカー部のマネージャーを志望していたのですが、マネージャー志望は他にもたくさんおり、私は落選してしまいまして…。その後もサッカーに関わることを諦めきれず、どんな方法があるか調べていたところ、売り子の存在を知りました。


下田:売り子をやりたかったというよりは、サッカーに関わる方法として売り子を選んだんですね。

さくら:そうです!私は高校1年生の夏頃から湘南ベルマーレを応援していて、当時から夜行バスに乗ってアウェイまで行っていたので、往復2時間近くかかる三ツ沢までの道のりは、それに比べれば全然近く感じました(笑)。学生の時にできることは全部やろう!との思いで、初めて出勤したのが高校1年生の2月28日。ガンバ大阪vs.浦和レッズ(FUJI XEROX SUPER CUP2015)でした。


下田:はじめて売り子をやった日のことは覚えていますか?

さくら:はい。その日はめちゃくちゃ緊張しました。ただ、先輩方の見よう見まねでやってみたところ、108杯も売れたんです。その時は「もしや才能あるのでは?」と思ったのですが、次のリーグ戦では48杯。現実はそう甘くないなと思いました。


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下田:僕は以前お仕事で、売り子の方を取材させていただいたことがあるのですが、見た目以上にすごく大変なお仕事ですよね。

さくら:樽、15kgあるんですよ!注ぐのも難しいのでたくさん失敗しましたし、試合後は立てなくなるくらい疲れますし、想像以上に頭もフル回転させて動くお仕事です。それでも6年間以上続けてこれたのは、三ツ沢の雰囲気が大好きなことと、売り子を通じて出会った仲間やサポーターさんの存在が本当に大きいです。


下田:大変なお仕事ではありますが、それを上回るサッカーへの愛と、素敵な方々との出会いがあったのですね。

さくら:はい。私が1年目から大事にしていたのは『笑顔・挨拶・謙虚・感謝』。私からビールを買ってくれる人だけじゃなくて、横浜FCの試合を見に来ている人にはできる限り挨拶をすること、買っていただける方への感謝を忘れないようにしていました。もちろん最初は、常連さんがほとんどいませんでしたが、ありがたいことに3、4年続けたあたりから多くの方に顔と名前を覚えてもらうことができました。

それから、私はJリーグを試合をサポーターとして観戦してきた経験があったので、『サポーターに寄り添う売り子』になることを心がけてきました。

下田:『サポーターに寄り添う売り子』、ですか。


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目指しているのは、
サポーターに寄り添う売り子。


下田:『サポーターに寄り添う売り子』とは具体的にどのようなことでしょうか?

さくら:多分、声を出して応援している最中に、「ビールいかがですかー!」ってガツガツ来られたら嫌だと思うんです。それはサポーターとしてスタジアムに通ってきた経験から感じることで、私だったらむしろ(売り子に)来てほしくないとすら思っちゃうような気がしていて。私はゴール裏やバックスタンドで売ることが多いので、なおさら気配りが必要だと考えました。


下田:たしかに売り子と聞くと、「ビールいかがですかー!」って元気よく呼び込む印象が強いです。

さくら:たとえば野球であれば表と裏があるので、守備をしている間は飲食店に買い物に行くなど、少しまったりした時間が流れます。その間であれば、呼び込んでもあまり嫌な気持ちにはならないですよね。でもサッカーは表裏のないスポーツなので、野球以上に一瞬たりとも見逃せません。なので私の中では、ビールを売る前提として、試合を見に来たサポーターの妨げにならないことを意識していました。

あとは何より、サッカーには売り子文化がない。横浜FCサポーターにとっては当たり前の光景なので、受け入れてくださる方が多くいらっしゃいますが、実はアウェイスタンドに売りに行くと煙たがれる雰囲気を感じることもあります。そういう意味でも、サッカーを見に来た人に対する配慮の必要性を感じてきました。


下田:たとえば、どのような配慮をしているのでしょうか?

さくら:まず、チャントを歌うタイミングでは声を出さないようにしています。なので試合中のゴール裏では、ビールを飲んでいる方のカップの減り具合を見つつ、アイコンタクトで(飲みますか…?)とやっています(笑)。「ビールいかがですかー!」って言った瞬間に「うるせー!」って言葉が飛んでくるようなクラブのサポーターでも、目線で(ビールいかがですか…?)ってやると買ってくださる方が結構いて。クラブに合った販売方法があるので、各クラブのサポーターの色を尊重しながら振る舞うようにしています。

私がつけている『売り子ノート』には、各クラブのサポーターの特徴も書くようにしていました。勝手ながら、「ビールが好きかどうか」などの項目をつくり、10段階で評価をつけさせていただいています(笑)。あと、三ツ沢は比較的座って見ている人が多いので、私が視界を遮ることのないように意識したり、セットプレーのチャンスの時はピッチに集中できるよう、その場にしゃがむようにしています。


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下田:まさにサッカー好きなさくらさんだからこそなせる、サポーター目線の販売スタイルですね。

さくら:自分の中では、サポーターが求めている売り子になる、って意識が強いかもしれません。そもそも売り子から買うビールってめちゃくちゃ高いですし、話せるのもたった数秒しかない。だからこそ試合前には相手チームとの対戦成績など、お客さまと話せる共通のネタを必ず準備していくことを心がけています。


下田:売り子がサッカーに詳しいかどうか、買う側からすればわからないと思うので、サッカートークで盛り上がるとびっくりされるんじゃないですか?

さくら:あぁたしかに、どうなんでしょうね。私はもともと湘南ベルマーレが好きなので、アウェイサポーターと接する時は湘南も応援しているって言っちゃいます!「わたし湘南も好きなんですけど、◯◯選手いますよね。今どうですか?」とか、「◯◯(チーム名)とのアウェイ戦行きましたよ!」って言うと、そこから話が盛り上がったりします。

横浜FC側のサポーターだったら、当然私もほとんどの試合は見ているので、「この間のアウェイ勝ちましたね!」といった感じで話を振っていきます。とにかくつまんなくないように、ただのビールを注ぐ作業じゃないように、楽しんでもらえるように、と考えてやっています。


下田:そのようにサポーターに寄り添おうと思ったのは、売るための策略としてやっているわけではなく、サポーターの性というか、自然な感情だったのでしょうか?

さくら:ズカズカ入り込んでいって売れても、周りの人は嫌でしょうし、私自身も嫌です。むしろ途中から、売り子とお客さまの関係というよりは、お互いサポーター同士みたいになっていって、たまにゴール裏でチャントを歌いながら売っています(笑)。


下田:ほとんどサポーターと一体化しているんですね!

さくら:選手入場時にビッグフラッグが掲出される日も、中で一緒にポンポンやっています。ゴール裏であれば歌っても目立たないので全力で歌えるんですが、たまにゴール裏から外れたところで気づかずに歌っていると「あっ、まずい」って思って慌てて口を閉じたり(笑)。

スタジアムは楽しい場所なので、まずは自分が楽しむことを大切にしてお仕事をしています!


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サポーターが受け入れてくれたから
横浜FCを好きになった。


下田:さくらさんはもともと湘南ベルマーレを応援していたかと思いますが、売り子のお仕事を通じて横浜FCに対する愛着も徐々に高まっていったのではないでしょうか?

さくら:私が横浜FCを好きになったのは、横浜FCサポーターのおかげです。

先ほども言ったように、Jリーグには売り子文化がありません。でも売り子の先輩たちの功績もあって、横浜FCのサポーターはみなさん、私たち売り子を横浜FCサポーターの一員として受け入れてくれるんです。サポーターの決起会にお誘いいただくこともあるのですが、普通に考えたら売り子なんて呼ばないはずです。売り子とサポーターの距離がここまで近いクラブはないと思います。


下田:サポーターに良くしていただいた分、横浜FCへの愛着も沸いていくと。

さくら:結局みんな、横浜FCのサポーターさんを好きになってしまうんですよね。以前参加させていただいた昇格パーティーでも「売り子ちゃん食べなよ!」って感じじゃなくて、「さくらこれ飲むか〜?」とか、子供連れのお母様から「さくらちゃんお肉食べた?」って言われたり、いい意味でフランクな関係性で接していただけています。サポーターさんとご飯を食べる=媚を売るという意味合いは全くなく、横浜FCを応援する一員としてその場が楽しいから行っています。


あとこれ、ゴール裏で撮った写真です。


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売り子がズカズカと中心部に入っていってこんな写真撮るなんて、普通ブチ切れられるじゃないですか?笑


下田:たしかになかなか見ない写真です(笑)。でもこれはさくらさんが6年かけて築いてきた信頼関係があるからこそですね。

さくら:たとえば座席のちょうど真ん中までビールを注ぎに行かなきゃいけない時があると、みなさんが場所を空けてくれたり、ビールのカップをバケツリレーのように回して協力していただけます。

こうした優しいサポーターさんと日々接しているから、私たちも気づけば横浜FCのことが好きになっていて、サポーター主催のバスツアーに参加したり、売り子だけでアウェイに行って応援したりするようになりました。


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下田:そういった人との繋がりは、サッカークラブを好きになる理由の一つになり得ますよね。それ以外にも印象に残っているサポーターとのエピソードはありますか?

さくら:たくさんありますね…。

2年前くらいの話ですが、昔は頻繁に来ていて、この日が3年ぶりの三ツ沢だった方がいらっしゃいました。試合前に私からビールを買ってくださり、人が少なかったこともあってその場でサッカーの話をして盛り上がったんですね。そうしたら次の試合も来てくれて、後に「私(さくらさん)が三ツ沢に通うきっかけになった」と言ってくださったことがすごく嬉しくて、今でも心に残っています。

それから、一番印象に残っているゴールがあって。2018年の天皇杯、横浜ダービーで戸島章選手が決めた先制点です。試合は負けてしまったのですが、私は得点が決まった瞬間に横浜FCのゴール裏でビールを注いでいて、サポーターの皆さんと喜びあったのが最高の思い出です。その次の試合で「戸島のゴール決まったときにハイタッチしてくれた売り子さんだよね?」って声をかけてくださり、その後も継続的にビールを買っていただいています。


下田:さくらさんは横浜FCサポーターの方々がきっかけとなって横浜FCを好きになったと思いますが、さくらさんの存在もまた、横浜FCサポーターを生み出すきっかけになっているのですね。周囲に対してどのような貢献をしていきたいか、ご自身で考えたことはありますか?

さくら:昔、先輩から「売り子はエンターテイナーだよ」と言われたときに、私が考える売り子の位置づけにしっくりとハマって、すごく心に響いたことを覚えています。それから私は「売り子は笑顔を届けるエンターテイナー」という意識をもって取り組んできました。

目指しているのは、スタジアムまで来てくれた方に一人でも多く「三ツ沢、楽しかったな」って感じてもらうこと。初めてスタジアムに来た家族や、カップルの入口にもなれたらいいなと思っています。そのためにはまず、自分が楽しそうにビールを売ることが大切です。実際に貢献できたかは分からないですが、私を含めた三ツ沢での様々な関わり合いを通じて、また来たいって思ってくれる人が増えたらいいなと思ってやってきました。


下田:前述のように、さくらさんをきっかけに足を運ぶ人が増えたら本望ですか?

さくら:私が私が!ではなく、あくまでスタジアムの一部なんですよね。そもそも、がめつい押し売りは性に合わないので…。まずはサポーターに寄り添った上で、楽しい要因の一つになれたらいいなと。


下田:6年間売り子をやってきて、「自分のため」と「だれか他人のため」のどちらの気持ちが大きかったですか?

さくら:今振り返ると、「他人のため」の方が大きかったのかな。常に自分の記録を更新したいとは思っていましたが、原点にあったのは『人を楽しませること』でした。個人的な話ですが、私は友人にサプライズするのも好きで、4月からの社会人生活でも人を楽しませる仕事に就きます。小さな気配りでお客さまに喜んでもらえたらいいなとはずっと思っていました。


下田:お話に出てくるのは、他人のためを想わないとできない行動ばかりですもんね…。

さくら:横浜FCのサポーターには、良くしてもらっている人がたくさんいるので…。売り子のお仕事は辛いときもあるけど、楽しいことの方が多いですし、わたしは三ツ沢が大好きなんですよね。


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よもやのパンデミック。
残されたラスト3試合にかける想い。


下田:実は今回の取材にあたり、ネット上の売り子さんに関する記事に一通り目を通したのですが、「稼げる!」とか「モテ」とか「美人特集」とかが目立っていて、売り子さんの内側にある想いを発信する記事は少ない印象がありました。

さくら:世の中の売り子のイメージって、やっぱりそんな感じなのかもしれないですね。以前、知り合いに野球の売り子がいる方に「売り子なんてキャバ嬢と一緒でしょ」って言われて、本当に泣くほど悔しかったです。


下田:でも今日お話を伺って、内発的な動機がとても強いことが分かりました。

さくら:もし稼ぎたいなら、野球の球場で働いたほうが方が絶対にいいんですよ。それは球場の売り子=稼ぎたい人が集まっているという意味ではなく、規模としては野球のほうが圧倒的に大きいですし、文化としても進んでいます。その中でわざわざサッカーのスタジアムを選んで売り子を続けている人の共通点は、サッカーが好きなこと、これに限ります。

三ツ沢の売り子も、もともとは違うクラブを応援している人ばかりです。川崎、F・マリノス、浦和…。でも三ツ沢のサポーターさんに魅せられて、みんなだんだんと横浜FCに愛着が湧いていく。スタンドに出る前はDAZNでJリーグを見ていることもあるくらい、サッカーが大好きな仲間ばかりです。


下田:6年間続けて来れた裏には、そうした仲間の存在があったのですね。

さくら:バイトというより、部活みたいな濃い仲なんです。歳が離れているのに仲が良くて、やる時はやるけど遊ぶ時は全力で遊ぶ。私が4年目にスランプに入った時も、一番尊敬している先輩に助けてもらって、「自分が楽しまないとダメだな」と初心を思い出させてくれました。

雨の日とか本当に地獄なんですけど(笑)、でも仲間のおかげで楽しさの方が勝っているから、売り子中心の生活を続けられたんだと思います。


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下田:だからこそ、コロナが憎いですね。

さくら:私は早い段階で就職先が決まっていたので、最後の約1年間は売り子に注ごうと意気込んでいたところでした。当時は、売り子ができないことを考えるだけで苦しくなって、信じられなくて、泣いて…。この1年間、売り子ができなかったのは一生の後悔です。

スタジアムに行くのは楽しいし、サポーターの皆さんに会えるのも楽しいし、みんなと売り子ができるのも楽しいし。私が一番輝ける場所が三ツ沢だったので、それができなくなるのは本当に悔しかったです…。


下田:もし3月の3試合でアルコール販売が解禁されたら、さくらさんはどんな想いを持ってスタジアムに立ちますか?

さくら:まず、みなさんと会ってたくさんお話ししたいです!私にとっては当たり前だった「売り子とゴール裏の熱い応援」が欠けた三ツ沢は、どのようなものだったのか。そして6年間分の感謝を直接お伝えしたいです。もし1試合でも売り子をできるのであれば、当日は悔いの残らないよう6年間分の想いを出し切って、人生で1番最高の日にしたいです。


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下田:サッカーに関わりたいと思って始めた売り子のお仕事ですが、さくらさんはこの選択をして良かったと思っていますか?

さくら:もちろんです。私の人生の中でこれほど熱中して、がんばったと胸を張れるのは売り子くらいなんです。「やってよかったな」って思えるのは売り子のみんなと、私からビールを買ってくれたサポーターの皆さんのおかげです。売り子を通じてたくさんの人に出会えたことが、何よりの財産です。


下田:最後に、サポーターのみなさんへ伝えたいことはありますか?

さくら:正直、私は売り子を始めるまで、横浜FCのゴール裏には怖いイメージがありました。でもこの6年間を通じて、横浜FCのサポーターには個性が強くて温かい方がたくさんいることを知りました。だからこそ、世の中にもっともっと横浜FCの魅力を知ってもらって、さらにサポーターが増えていったらいいなと思っています。

今まで通りの日常が戻ったら、可愛い後輩ちゃんたちが最高の笑顔で美味しいビールを提供してくれると思いますので、ぜひ三ツ沢に足を運んでみてください!


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【了】




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【取材者のあとがき】
さくらさんによれば、日産スタジアムの1階には、常に高い売上を誇る男性の売り子もいらっしゃる一方で、全体的に見るとほとんどが女性であるとのこと。nestとしては、男性の売り子がもっと活躍してもいいのでは?と思いますが、皆さんはいかがでしょうか。売り子の皆さまには今後とも最大限の応援をさせていただき、一方でそうした固定観念がサッカー界からどんどんと取り払われていくことを望んでいます!


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