新卒1年目が100人規模のイベント運営に挑戦してみた話
みなさんこんにちは!マネーフォワード24新卒デザイナーのガン(画像左)とねる(画像右)です。
10月25日(金)、マネーフォワードグループに所属する100名以上のデザイナーがオフラインで一同に会するデザイナー総会「Designer Soukai All-Hands(通称DSAH)」が開催されました。
今回の総会は歴史上もっとも大規模だったのですが、運営メンバーとして3ヶ月ほど深く関わりましたので、その経験から学んだことを2人で振り返ってみたいと思います!
この記事をどんな人に読んでもらいたいか?
Designer Soukai All-Handsをざっくりご紹介
DSAHにご興味ある方はこちらの記事もぜひ…!
DSAH参加のきっかけや担当したこと
運営メンバーになったきっかけ
ねる:昨年インターン期間中に総会へ参加させていただいた際、とても感動したことがきっかけ。新卒入社したらメインメンバーとして総会の運営に参加したいと1年間企んでいました!
ガン:今まで参加してきた社内のワークショップがとてもFUNで、手を動かしながら、普段関わりの少ないメンバーと話すことができ、学びが多かったです。なので、参加者にとって素敵な共創の場を提供できるように、いつかワークショップ企画側になりたいと考え、今回の総会で人生初のワークショップ運営へ応募しました!
実際に担当したコンテンツ
ねる:デザイナーたちの1年間の活動を讃えるBest Designer Award / ゲストの田川さん(Takram)と弊社CDOのセルジオさんによる対談の企画・運営と、当日の司会・進行を担当しました!
ガン:総会のトップバッターのコンテンツであるワークショップの企画・司会を担当しました!
運営の目線で100人規模になって一番感動したこと
ねる:もっとも感動ポイントだったのは、参加者メンバーの熱量の高さです。100人規模の総会なので運営と参加者間で温度感の違いを生まないよう、運営メンバーとしてもジャーニーマップを使った体験の設計や当日の演出などを考え抜きましたが、当日会場では「わあっ!」といった歓声が起こったり、席を立って前のめりにWSに参加するメンバーがいたりと、活気に満ち溢れるシーンが多く、100人全員により総会が創られている雰囲気にとても感動しました。
ガン:熱量半端ないですよね。100人が目の前にいると想像より圧を感じました!初対面の方も多いですが、皆暖かく運営メンバーを見守ってくださったり、懇親会で声をかけてくださったり、優しさ溢れている会場だったと思います。自分はこんな素敵なデザイン組織にいるんだ〜と改めて感動しました。
DSAH運営を通じた学びや振り返り
参加者の体験設計で工夫したポイント
ねる:Best Designer Awardにて「ノミネート(当日LTを行った数名)」「エントリー(誰かから推薦された人)」と「それ以外」という壁を作りたくなかったので、一人一人がBest Designer Awardを通じて感動や刺激を持ち帰ってもらえるような場をつくることを意識しました。また、当日の司会も担当させていただいたので、なるべく自身の緊張が他メンバーに伝わらないように、ポジティブな態度や声のトーンで場の雰囲気をつくることを心がけながら進行をつとめました。
ガン:ワークショップは参加者のアイスブレークの時間でありつつ、次のコンテンツへの導入という2つの目的があるので、1時間内で上記2つの達成を目指しながら、コンパクトな進め方を設計するのが難しかったです。また、今回は1グループ7〜8名のグループ分け(かなり大人数)なので、皆の発話量をどうやって担保するか、グループワークする時役割がない人が生まれないように心がけました。企画フェーズでは、試行錯誤して、社内のパイロットテストも実施し、その結果からアイディア出しの時にグループを半分に分け議論しあってもらう進め方へブラッシュアップしたりと、本番のワークショップではよりスムーズな進行を実現できたと思います!
運営をする中で新卒目線が活きた瞬間
ねる:よくも悪くも、昨年までの総会がどのように創られているかよく知らなかったので、新しい企画の発案などは積極的に提案できた気がします...!昨年の総会に対するFBで『Best Designer Awardにノミネートされるメンバーのバックグラウンドがわからない』という声がありましたが「じゃあノミネートメンバーを事前に知ってもらおう!」と無邪気にリレーインタビューなどの施策を提案し、実際に実行までできたのは新卒らしいムーブだったのかなと思います。
ガン:実は今回のワークショップはマネフォが目指す「感動レベルの体験」を深掘りたいという思いもありました。新卒運営メンバーの間で議論した時、ワークショップのお題に「感動レベル」という抽象度の高いキーワードがいきなり出るとハードルが高い印象がありそうという意見が出ました。なので、感動レベルについて考えることのできるお題の提供と、取り組みやすさを意識しながら言語化に注力した結果、「”惑星への感動の移住体験”のデザイン」というお題に決定しました!
コンテンツを企画 & 運営する上で一番大変だったこと(準備段階 / 当日)
ねる:司会として台本をとりまとめるにあたり、100名をこえる大規模な総会という背景で、各コンテンツのメンバーや一部登壇者たちとの連携や確認まわりがとても大変でした。特にスライド作成の期日を総会前日に設定していたり、直前まで情報の更新が行われている状況(反省も多いです)だったので、それらの情報のキャッチアップや連携を都度漏れのないように行っていく点でかなり慎重になりました。
ガン:「感動レベルのデザイン」に向き会える意図を込めつつ、想像力を解放できるコンセプトを具体的なお題に落とし込む時、ワークショップチームのメンバーはかなり頭を悩ませていました。何が正解なのか探りながらワークショップのアイディアを発散したり収束したりすることを繰り返しました。困った時は、ゴールの達成状態の言語化やゴールへ何度も立ち返って、判断軸を見直していました。「これがいいぞ!」と確信して言えないのが不安でしたが、上記のプロセスを行き来しながら、最終的に納得できるワークショップを形にできたのではないかと思います。当日、チームの皆さんのアウトプットが多様多彩で、それぞれ「感動体験」に向き合い、共創を楽しめていたようなので、嬉しい限りです!
また来年運営をするなら
ねる:次回はリードメンバーとして関わってみたいです!今回の運営を通じて、PJの企画・設計のフローや、体験の整理の仕方などを学ぶことができたので、もし次回挑戦するならより総会を俯瞰して捉え、コンセプトベースのPJの設計・検討や進行管理などに幅を広げてチャレンジしてみたいと思います!
ガン:野望ですが、クリエーティブチームのメンバーとして関わってみたいです。ビジュアルコミュニケーションに興味を持っているので、総会の全体メインビジュアルのコンセプトから参加者との接点まで考えるのが楽しそうだと思いました。プロダクトデザイナーは日々の業務でなかなか体験できないので、機会があれば飛び込みたいです!
成長したこと/ 日々の業務で活かせそうなこと
ねる:PJの企画〜実施までのフローと、同じPJのメンバーとの役割分担の仕方などはBest Designer Awardの運営にてとても学びになりました。また、司会では全体を俯瞰しながらの台本の設計や各コンテンツメンバーとの連携を行う力が身についたと思います。それぞれ業務の中でも引き続き活かしていきたいです。
ガン:ワークショップも実質的に体験設計なので、参加者の視点 (いわゆるユーザー視点)から設計する力がアップしたと思います。細かいところまでこだわって、参加者がワクワクしている姿を想像しながら体験の一連を考えるのがデザイナーの醍醐味だと思います!引き続き、マネフォらしいUser focusの視点で考え抜き、日々の仕事でもデザインしていきたいと思っています。
さいごに
新卒として配属されてすぐのタイミングでこのような大規模イベントの運営に携わることができるのはマネーフォワードならではの環境だと感じています。
もしこの記事を通じて少しでもマネーフォワードのデザイナー組織に興味を持ってくださった方がいらっしゃれば、ぜひこちらをご覧ください。
また、マネーフォワードでは一緒に働くメンバーを募集しています!
カジュアル面談も実施していますので、ぜひお気軽にご参加ください🫶
明日のアドベントカレンダーはアキライデイさんです。
引き続き、お楽しみいただければと思います!