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予定調和

まぁ、よくある話に巻き込まれた。
男女関係の話。

友達の二人が付き合い始めたが、
1ヶ月で彼氏の方が連絡を遮断気味になった。
それで彼女の方から相談される流れね。

僕は相談される側。
最近、これは流行りなのか?
何人に相談されてんだ??

論理的な状況分析では、
遮断しているということは連絡をしたくないということ。
つまりは相手は距離を置きたがっている。

この状況で距離を詰めると、距離を保とうとする為、
相手は後ろにさらに下がる。
これの繰り返しというのが恋愛の法則の定石。

この辺は第3者は明確に理解が出来るのだが、
当事者になると分からなくなるというのも定石。
地球が出来て、何億回と繰り返されてきた流れ。

どんな冷静な人も恋愛になると、
判断能力が著しく低下するというのは脳科学で証明されている。
願望も強く入るからね。

簡単に言うと彼女の方は別れるのは受け入れるけど、
納得する理由を知りたいということで距離を詰めている。

一方、彼氏の方はこの状況になってるのだから、
暗黙の了解で分かって欲しいという状況。

お互いが目的が違うので平行線のまま。

距離を詰める側が使う手段としては、
相手に近い距離の人に相談する風の情報収集をする。

その近い距離の人が僕である。

全てを論理的に把握している状況の僕に対して、
この状況での相談はあまり意味がない。
状況から計算して、忘れた方がいいよってだけの話だから。

ただし、論理的に解決が出来ないことも分かっているから、
話を聞いてあげるという相談される側の定石をする。

全てが予定調和の中。

僕は思う。
恋愛は全て予定調和で、それぞれがその役割を忠実に対応する。

喜怒哀楽もバッチリの場面で行われ、
その後の展開も繊細な職人の如く、1㎜も狂わずに計画通りに進む。

それが実際の恋愛というもの。

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