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未来の人材が求めている勉強

浜松市で音楽教室やってます。

もう一度いいます。

音楽教室です。

音楽教室を、やってます。


2才から18才まで、16年間通い続ける子がいっぱいいます。とても個性的で発想豊かなこの子たちを、どうやったら優秀な未来の人材として育てられるかを考え続けてきました。

ここ6〜7年くらい、そもそも「教える」から先生の範囲にとどめてしまうんじゃないか、インターネットにより、どんどん時代が変わっているのに、昭和のわたしが教え続けていいのか、伸びる範囲に限度があるんじゃないかと考えていました。

それで、わたしがわたしの息子を育てたように、「好きなことをとことんやらせて、ほっておくという教育ができないものか」と考えました。

どんどん生徒が増えています。(現在は、音楽教室ミューレに通っている子だけのテスト運営です)

こんな動画作ってます。

もう一度言います、音楽教室です!しかも「理系メンバー」とか作った覚えは全然ありません(笑)!!

なんでこんなことが可能なのかというと、保護者様に送った募集要項にこんな風に書いたからです。

成果をお約束することはできません。
何かをさせる、ということはしません。

18年間かけて、「保護者様から、“子どもを伸ばす”ということについて、絶大な信頼をいただく」ことに注力してきたので、完全にお任せいただいています。ひとりも楽器が弾けるようにならないかもしれませんが、優秀な人材は育成できると思っています。息子たちに接したやり方を、ついに他人のお子様に試させてもらえることになりました。

上記の動画を、このクラスに来ていない子に見せたら、「ぼくねー、クオーツ時計の原理で電気通したことあるけど、銅線が切れてて何にもならなかったー」と言った子がいました。小4です。(スミマセン、何をおっしゃっているのかさっぱり分かりませんでしたので、言葉が全然違うかもしれません)

わたしの長男も、こんな感じの子どもでした。ものすごく理系に長けてるんだなと思って伸ばしましたが、世の中にはこんなに何人も長男みたいな子がいるのか!と思いました。

クオーツ時計のことを言った子が、「僕も入りたい」と言って、来ることになりました。

わたしが言った誘い文句は、これです。

「楽器部はね、何か書くときにトメとかはらいとか、習った漢字かどうかとか、何回書けとか、何にも言わないよ。やりたいことと考えていることが全てだよ」

未来の優秀な人材が求めているのは、これです。たったこれだけの大人の宣言です。

この子たちは、学校の宿題は全くやらないと言っていました。「書き取りは月に1回くらいしか出さない」と。

サボりたいわけでも勉強が嫌いなわけでもない。

好きな勉強を好きなようにやらせてくれる、刺激をくれる大人を求めているんです。


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