音楽履歴:中学時代その2〜高校時代

安全地帯を追いかけて生まれて初めてコンサートに行ったりもした。神宮球場での井上陽水とのジョイントコンサートや武道館でのコンサート。カッコいい。完全にカッコいい。自分も安全地帯になろう！と思った。とりあえずバンドをやりたい！バンド系の部活のある高校に行くことに決めた。
そして近場で学力もほどほどの高校に入学し、いざ入部！と、思ったが軽音部はなんだかメタル系でなんか違う。。ので、もう一つのフォークソング同好会というのに入った。アルフィーのコピーバンドとレベッカのコピーバンドの2つの先輩バンドがいた。
同級生で入部したのは5人。ちょうど
1バンドになった。初日に用事があり休んでしまい次に行ったら私のパートはベースになっていた。ギターとかドラムが良かったなあ。。。でも渋くてカッコいいかも。やってみたらそこそこ楽しかった。そのバンドではやはり安全地帯をやりたい！という意見は却下され、レベッカ、プリプリ、ブルーハーツ、レッドウォーリアーズ、白井貴子、椎名恵、バービーボーイズ、米米クラブ、マドンナ、シンディーローパーなどボーカルの子が歌いたいものメインで雑多に色々やったのだった。しかし、やった、と言っても部室にあるドラムは安物の電子ドラムで普通ドンパン、ドドパン！となる所が、ドンピョン、ドドピョ〜ン！と全くスネアっぽい音がしないのだった。演奏もどこをどうすれば上手くなるのやらちっとも分からず闇雲にみんなで音を出すばかり。これではダメだ！私は安全地帯になりたいのに！とりあえず惰性で続けていたピアノ教室を辞め、新たにベース教室に通わせてもらう事にした。渋谷の道玄坂のヤマハ音楽教室だった。高校の授業が終わるとバスでヤマハへ急いだ。グループレッスンで始まりは19:00なのだが、早めに行くと、中でベッドホン付けて勝手に練習してていいですよ！と入れてくれるのだ。17:00くらいから入れてもらって2時間ずーっとリズムマシンに合わせてドーーッドドーーーを繰り返し弾いたりとかしていた。もうそれが楽しくて幸せで仕方なかった。家には古いメトロノームしかなく、こんなドラムっぽい音に合わせて練習できるなんて夢みたいだった。部活でもマトモなリズムで練習なんて全く望むべくもなかったし。当時はドラムマシンを買う、なんて考えてみたことも無かったのだった。
ヤマハには高校2年〜3年の間通った。

ここでメキメキ上手くならなかったのは、まあ、色々知らないことだらけで見えてないことだらけ、問題意識が低すぎたのだと思う。
なんせちゃんとベースを弾き始められたと思えるのはここ最近1〜2年の事だ。つまり45、6歳になってから。まあ、間にキーボードを弾いていてベースを弾いて無かった時期もあるのでアレですが、それにしても、だ。
まあでも60になってからとか90になってからとかよりは良かったかなあとは思う。

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