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アンケート「周りとの恋愛観のちがい」

前回の内容はこちら▼

⑥周囲との恋愛感の相違
周りの人と「恋愛観」の違いを感じた経験。



Q17. 友達や周りの人との「恋愛」の考え方の違いを感じた経験はありますか。できるだけ具体的に教えてください。

A.
・あります
・友達には恋愛の重要度が低い人が多い。
・来るもの拒まずの人とか、今は恋とかいらないとか言ってる人の考えはあまり理解できない。どっちとも強がってるのかなって思っちゃう。
・好きな人には貢ぎたいタイプの自分を友達はよく引いてる
・こちら側のことが好きすぎる相手は怖い、サイコパスみたいと言われたことがあるが、自分はむしろそれくらい自分のことを好きな人としか付き合いたくないと思っていたのでそういう考え方もあるんだなと驚いた
・数人と付き合い経験のある友人に「違うと思ったら次があるよ」と言われた時。一人の人と衝突したり話し合って関係を構築していくものだと思っていたので、そんなあっさりしててもいいんだと学びになりました。
・現在自分は恋愛はカジュアルにするものと考えているが、昔はそうではなく、運命的なものがあると考えていた。ほかの人にもそう感じていて、人それぞれ恋愛の発達段階が違っているのだと感じた。
・恋人の他にセフレがいてもいいという考え方は私には理解ができませんでした。
・友達に、とりあえず好みだったら体の関係を持つ人がいて、それが複数人(彼氏あり)いるから私とはそういう面では会わないなあと思った。彼氏の顔がすごく嫌いらしいけど、お金くれるから付き合ってるとか?
・自分は恋愛に対しては比較的保守的だと感じている。相手の浮気を気にしなかったり、肉体関係だけの付き合いだったりといった関係性の話を聞くと、自分にはできないと感じる。
・友人は恋人が風俗行っても構わないという人が意外に多い。気持ち良くないなら他所でどうぞ〜って思うらしい。個人的には断固有り得ない。浮気に入る。
・恋人が複数いたり、恋人とは別に特別距離の近い異性がいたり、身体だけの関係と恋人は別な人がいたことを知った時は私とは違うなと感じました。
・友達(女)に男友達が多すぎて、彼氏がいるのに平気で飲みとか旅行とか行くから、彼氏にキレられて結果別れたけど、そりゃ彼氏怒るだろと思った
・貞操観念
・好きな人にアタックしてしまう派と、好きな人を避けてしまう派。浮気しちゃう派と、浮気は絶対に許さない派。
・奥手と積極的
・恋人ができる人ってある意味媚びるのが上手い人だなと思うんですよね。あとすごくしたたか。私はそれができないのでガード硬いのかもしれません。
・友達が好きな人にアプローチしまくって、結果的に成就しているのを見ると、自分の売り込みが上手だなと思います。自分には出来ない。
・結構周りは顔やスタイルなど容姿などで選びがち(特に陽キャに多い)。
・皆そんなに顔を重視していないことに驚いたが、自分がまだ幼稚なだけだと思う
・人によって、この行動が好き、こういう部分が好きなどがそれぞれ違うため、例えば自分が○○な所が好きと言っても分かり合えないことがありました。
・身長が高いといい、筋肉があるといいみたいな言説には首を傾けてしまいます。物理的な力を持ってる相手に魅力を特別感じるポイントがわかりません。身長が高い相手だと見上げるのが大変で、普通に怖いと思ってしまうし、筋肉の部位について話をされても鳥の胸肉が美味いみたいに聞こえてよく分かりません。
・連絡を頻繁に取りたい人とそうでない人・電話したい派したくない派・顔の好み
・連絡頻度について 私は毎日電話をしたいが、周りには多すぎると言われる
・考え方というよりは恋愛のスタイルの違いを感じた事はあります。LINEの返信の頻度だったりだとか会う頻度だったりだとか...
・距離感 ベタベタする人もいればある程度適度な距離を保っている人もいること
・彼氏への依存度というか生活の中での彼氏の存在の違いは思ったことあります。
・恋人に一点集中の人と、多様なスケジュールの一つとして恋愛をしている人は、恋に対する時間やお金の使い方が対極を行くものだった。
・いちゃいちゃ派か、落ち着いてる派で大きくイメージが二分されると思う。
・恋人とは決して毎日連絡を取り合うものとは思っていないが、周りは高頻度で連絡を取り合う人が多い。
・毎日LINEしたい、毎週デートしたいとか連絡頻度を重視したり わたしはすごい勝手かもしれないけれど辛い時、会いたい時など、その瞬間の感情で(恋人への)必要性を感じてしまう......
・相手が他の異性とLINEしてたり何人かで出かけていても、自分に一言伝えてくれればそれでいいと思っているところ
・どうして束縛するのかはわからない
・本当に好きでも、もし一緒に住むなら水周りと寝室は別がいいと言うと共感して貰えない
・日常生活における恋愛の優先順位が高すぎる子がいて、なかなかその子が恋愛中は会えなかった 友達も同じくらい大事にできるかは大事やね
・恋愛体質で常に彼氏を探しているような人には共感出来ない。必死に探すほど重要なものではないと思うし、自然に好きになるのが本当の恋愛感情じゃないかなと思う。
・社会全体が恋愛至上主義で、そこから外れた私のような人間には生きづらい状況であると思っています。
・恋愛主軸の人はすごいなぁと思う。私の中では完全にサブ
・彼氏が欲しいって考えには共感できない。彼氏って肩書きを持った他人に自分の時間を拘束されるのが鬱陶しすぎて、とにかく彼氏が欲しい意味がわからん。
・彼氏がいない時に、彼氏いないと生きていけなくない?って言われた時。いなくても生きていけるだろって思った。
・恋人がいることが幸せという考え。私はお友達とお話ししている方が楽しいと思っているので、付き合っている人がいるときに友達から羨ましがられたこと。
・早く彼氏つくった方がいいよ、みたいなアドバイス。
・好きだから付き合うのではなく、告白されたからとりあえず付き合うやつ
・とにかく恋人が欲しい!と言う友達と、好きな人と恋人になりたい!という友達が分かり合えないわ〜と言っていたのを聞いたことがあります。私は後者側に立ちました。
・今まで恋人ができたこと友人たちが「彼女欲しい」と言っているのにはちょっと疑問を感じる。好きな人を探すのが先ではないかと。
・私が歩み寄ってお互いを知りつくすくらい仲良くなって(親友)から好きになる、という感じでものすごく時間のかかる恋愛をする。出会って1〜2ヶ月で付き合う、付き合ってからお互いの事を知ればいい、っていうのを見ると違うなぁと思う。付き合う=ヤる、ヤリたいから付き合うみたいなのが無意識的にあるんだろうなと感じてしまう。
・asexualityについて。理解しない友達も
・小学生の時に周りが恋愛の話をし始めた頃から既に「好き」が何かわからないな、と思いながら過ごしていました。
・ある 自分は基本的に誰でも好きだしよっぽど嫌いじゃなければなろうと思えば好きになれるタイプなので子どもが欲しいとか性的欲求もあまりない 好きな人間だから好きだと思っている 不思議に思われる
・自分自身が好きになるまでに時間がかかり、付き合った後のことについて考えたり自身のジェンダーの捉え方について悩むことがあるためただ見た目が好み、付き合った後のことや相手の悪い面等関係無くトキメキや純粋な気持ちで好きになったり付き合ったという人と話していると感覚というか考え方が違い、自分の考え方が堅いと感じることがある。
・私自身が恋愛というものがはっきりと認識できていないので「恋している」という人とは既にその時点で考え方が違うのかもしれないと考えています。
・異性愛者と同性愛者との差
・「私を愛してくれるなら誰でも良い。性別は問わない」と言った時の親友の顔。
・私は少女漫画も昔から好きだったし、幼稚園の頃から好きな人がいたから、普通自然と好きな人ができるものだと思ってたけど、「好きな人いたことない」って知り合いに「恋愛感情って何を持ってそうだと分かるの?」って聞かれたとき、答えに迷った。誰しもが当たり前に持つ感情ではないんだなと思った。
・クワセクシャルの友人がいます。前々から人との距離感バグってるなと思っていたのですが、友情と恋愛の違いがあまり分からないそうです。異性から突然手を繋がれたり、肩に頭を乗せられても、普通のスキンシップと変わりなく受け取ってしまうらしいです。自分が相手に対して恋をしているのか気づくことがなかなかできないそうです。彼女の話を聞いて私が「それは恋だよ」と諭すと、まるで少女漫画のように「こ、これが、、恋?!」みたいなやりとりをしたこともありました。面白かったです。
・推しへの好きという感情と実際身近にいる人への恋愛感情を区別出来ている人が多くて自分とは違うなと思いました
・いわゆるゲームの中の人に恋する夢女子だけど、まぁ絶対に受け入れて貰えないので友達以外には言わないようにはしてます。ただ、そういう恋愛も自分の他に一定数いるのを見ると一つの形としてアリだと思います。
・恋愛の話が嫌いだからそこでギャップがあった。
・みんなきゃーきゃーもりあがる
・恋バナの誰が好きとかはまあまあわかるけど特に何年目でどうとかキスとかの話になると急に共感できなくなる、何がいいのかわからない
・友人の恋バナを聞いている時、そんなに悩むならしなきゃいいのにとずっと思っていた。一度やんわりと何で別れないの?と聞いたらそんな簡単じゃないんだよ〜と言われ、それなら尚更初めからやらなきゃいいのにと不思議な気持ちになった。彼氏欲しい〜みたいな感情にも共感できません。
・結婚願望や子供が欲しい、とは全く思わない点・恋愛したいと思わない点・恋バナが全くしたいと思わない、してても楽しくない点
・恋愛っていうか結婚とかについては違うかな。お金ないくせに皆早く子供欲しがるの理解できないどうやって育てるん?
・みんなゴールを求めてる(同棲、結婚とか)
・最初からこの人とは絶対結婚しないと思って付き合うという友達がいるが、それは自分とは違うなと思った。最初から別れることを決める恋愛は自分は楽しくないし、のめり込めないと思う。
・彼氏欲しいけど恋愛したいとは思わないなって
・人と良い関係を築いていくものとして周りは恋愛をポジティブに捉えているし、上手に生活に組み込めているけれど、私は人を好きなことは自分のエゴでしかないのだという負い目を感じていることが多く、また、人を好きになると自分の制作は割とどうでもよくなってしまうので、現在の生活に組み込むことは難しいと思っている。
・恋愛は一対一じゃなくても成立すると思っているので、その点は周りの大多数とは考え方が違うと思います。
・私は独占欲が一切ないのと男絡みを1人にしぼりたくないという考えが誰にも理解されない
・自分は一途ではいられないところ
・周りは「恋愛」を特別視しているな、と思います。自分は「他の人に取られた時に文句を言う権利がある友人兼セフレ」くらいにしか考えていないのですが。何故周りは「心の通じ合い」「特別な関係性」と捉えているのでしょうか。
・環境が違うと違いがある場合もあった。私文とか
・他大学の子の話を聞くと恋愛が人生の中心だったり人生設計の一部としてあるけど、美大だと別にそうでもみたいな人が多い印象
・社会的ステータスのための恋愛観を持つ人もいた。
・性格に問題があるパートナーと関係を続ける友人に違和感を感じることがある。自分の事を大事にしてくれない相手を、なぜ好きで居続けられるのか分からない。決まって「良いところもあるの」と言って別れない。
・喧嘩した後お互い話し合わずに別れるカップルがいて、一時の感情で決断するのはもったいないなと思う
・友達があまりにもカエル化現象が激しくて振り回される男性が可哀想と思った
・相手の裸が見たいと思ったら好きって言う解釈の人がいて新鮮だった
・聞かれていることとはちょっと違うと思うんですが、私含め恋人のいない男同士で集まったりすると、「リア充爆発しろ」に象徴されるようにカップルを妬む人が多いのに対し、私は幸せそうなカップルを見てむしろ幸せな気持ちになるので、周りと恋愛への姿勢みたいなものが違うのかな〜と思ったりします。
・全然恋愛に縁がないので友達がしれっと経験あったりするとびっくりするし別世界の人間だあ...となる(弱者)
・めんどくさそうなことをしてるといわれた
・一発目でかなり面倒臭い女を引いてしまったからか、女性との接し方に細心の注意を払うようになった。
・ない(2票)
・ほとんどない。自分が所謂「一般的(一般大学生の恋愛模様など)」から外れている自覚はあるが、周囲にそういった恋愛をしている人がいないため。

▲Miroでの分類結果①
▲Miroでの分類結果②




●考察

この「周囲との恋愛観の相違」の項目では、「恋愛を重要視・特別視する派」「恋愛を重要視・ 特別視しない派」の、真逆の意見が出揃った印象であった。

「恋愛を重要視・特別視する派」と捉えられるものとしては、「友達には恋愛の重要度が低い人が多い」「来るもの拒まずの人とか、今は恋とかいらないとか言ってる人の考えはあまり理解できない」 「好きな人には貢ぎたいタイプの自分を友達はよく引いてる」といった意見や、「恋人の他にセフレが
いてもいいという考え方は私には理解ができませんでした」「友人は恋人が風俗行っても構わないという人が意外に多い」などの、「浮気の境界線」に関する意見が見受けられた。

「恋愛を重要視・特別視しない派」の意見は、想像以上に多かった。
まずは、「恋人がいることが幸せという考え」「恋愛主軸の人はすごいなぁと思う」「社会全体が恋愛至上主義で、そこから外れた私のような人間には生きづらい状況であると思っています」といった、「恋愛至上主義」への疑問。
次に、「小学生の時に周りが恋愛の話をし始めた頃から既に「好き」が何かわからないな、と思いながら過 ごしていました」「私自身が恋愛というものがはっきりと認識できていないので『恋している』という 人とは既にその時点で考え方が違うのかもしれないと考えています」といった、「恋愛感情がわからない」といった意見。
それから、「恋バナが全くしたいと思わない、してても楽しくない点」「恋愛の話が嫌いだからそこでギャップがあった」といった、「恋バナ」への言及。
また、「結婚願望や子供が欲しい、とは全く思わない点」「みんなゴールを求めてる(同棲、結婚とか)」といった、「結婚」に関する意見。
「周りは『恋愛』を特別視しているな、と思います」「恋愛は一対一じゃなくても成立すると思って いるので、その点は周りの大多数とは考え方が違うと思います」「私は独占欲が一切ないのと男絡みを1人にしぼりたくないという考えが誰にも理解されない」といった、「恋愛=1対1への疑問」は、 先ほど紹介した「恋愛を重要視・特別視する派」の「浮気の境界線」に関する意見とは、真逆であるように感じられた。

その他には、「セクシャリティについて」「相手に重視するポイントの違い」「アプローチの仕方」「距離感・連絡頻度・依存度」「環境による違い」「周りの人への疑問」などが挙げられた。
また、「結構周りは顔やスタイルなど容姿などで選びがち」という意見と、「皆そんなに顔を重視していないことに驚いた」という意見があり、これもまさに「真逆の意見」であると感じた。

この項目では、全体的に「真逆の意見」と言えるものがいくつかあった、というのが印象的であった。
実際に真逆の意見の人同士が話す際に、お互いがお互いへの理解を持っておくことが重要であると感じた。自分とは違う考え方の相手であっても、「こういう考え方をする人もいるんだな」と知っておくことや、受け入れることが、すれ違いや揉め事を防止する一番の方法なのではないだろうか。

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