【Python】PyPDF2を使ってみた

pip install PyPDF2

PyPDF2をインストールします。

import os

# *****は、自分の名前
os.chdir(r"/Users/******/Downloads")
print(os.getcwd())

from PyPDF2 import PdfReader

reader = PdfReader("センサー202012月号_CC2020.pdf")
page = reader.pages[1:7]

for page in pages:
    print(page.extract_text())

PDFの内容を読み取ることができた

基本的にはグリーン水素の活用を前提とし、動向
などを紹介する。
(2)欧州水素戦略の目標
 2050 年のカーボンニュートラル実現に向け、欧
州水素戦略は高い目標を掲げている(図表 2)。
 日本が 2017 年に策定した水素基本戦略で掲げ
た目標は、コストが2030年までに30円/Nm
3

水電解コストが 2030 年までに 5 万円 /kW、生産
量が2030年までに30万トン(水素の区分なし)
である。また、現時点で世界最大規模のグリーン水素生成プラントとされる福島水素エネルギー研
究フィールドの能力が 10MW であり、同等の能力
を持つ施設を建設すると仮定した場合、欧州水素
戦略の目標達成には 600 カ所もの施設を 2024 年
までに設ける必要がある。
 こうした点を踏まえると、日欧の経済規模の差
などを考慮したとしても欧州水素戦略の掲げる目
標の高さがうかがえる。
(3)欧州水素戦略の主要な取り組み
 欧州水素戦略においては、広範な取り組みが予

取り組み名概要
欧州水素・燃料電池官民
パートナーシップ(FCH JU)2008 年に欧州委員会と産業界が共同で設立した官民パートナーシップで、欧
州全体の水素・燃料電池の技術開発・実証に取り組んでいる。
欧州水素・燃料電池協会2018 年に発足した欧州の水素利用に関する業界団体で、民間企業、研究機関、
欧州各国の水素関連機関などが参画している。
クリーン・プラネット・
フォー・オール欧州委員会が 2018 年に公表したもので、2050 年に温室効果ガス排出量を
80 ~ 95%削減し、「気候変動中立経済」(climate-neutral economy)を実現す
るためのロードマップ。基本シナリオの中でグリーン水素の大規模活用、グリー
ン水素由来である合成燃料の大規模活用が盛り込まれている。
欧州水素ロードマップFCH JU が 2019 年に公表したもので、欧州における水素・燃料電池の開発に
関する包括的な考えをまとめたもの。本ロードマップでは 2030 年までに必要
な水素の生成量と、水電解設備の容量を「40GW」まで引き上げる必要がある
との見通しが示された。

読み取ったページ

https://cs2.toray.co.jp/news/tbr/newsrrs01.nsf/0/A072455A6222C20E49258640000D6671/$FILE/K2012_004_010.pdf


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