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【GAS】Google Apps Script 勉強方法  結論、独学だと無理ぽだったから、ノンプロ研に入ったよ

Twitterでブログの感想を頂いた際、どうやって勉強しましたか?という質問を受けたので、今日は趣向を変えて、まとめてみようと思います。

こんな業務を効率化してきました

転職活動時に、業務効率化内容を、きちんと話せるようにまとめた資料です。効率化内容でいうと、2020年8月に転職したのですが、転職前後で結構変わりました。

【前職ベンチャー 非IT系】
・ Slackなどの定期投稿用のBot
・ 集計作業の自動化
・ スプレッドシートや、ドキュメントの差し込み文書作成
・ Google Driveのファイルの複製
・ 翻訳など

Slackなどの定期投稿用のBotは、セキュリティが厳しいと難しい....ですね。
弄らせてもらえない。

【現職 EC系大手】
・ カレンダーからの情報取得・登録
・ シート間のデータの検索・コピー・データの自動入力
・ Gmailの検索・シートへの書き出し
・ Twitter エゴサーチ

Google Apps Script ブログURL一覧

Google Apps Scriptをどう学んできたのか?

GASを学ぶまでは、上述したような業務を手作業で、コツコツと真面目にやっていたわけです。「この......かったるい作業を自動化したいなぁ....」という目的が強かったように思います。

最初は、独学するも挫折。後述するGAS本を手にし、いざ、勉強を始めるも、入門と謳いながら、結構難しいし、圧倒的なページ数に少し尻込みしてしまいました。しかも前半ページが面白くない.....。これ、何に役立つの?みたいな事ばかり。

基礎として紹介されている章をほとんど読み飛ばし、Spreadsheetの章から始めました。初めはGASを学ぶ事で、どんなリターンが得られるのかが全くイメージ出来ませんでした。

加えて、心を砕く、意味不明かつ無慈悲なエラー

最初は、なぜ、エラーが起きたのか、原因が分からず、そしてどうやって直したらいいのか途方にくれてしまう、そしてそのうちに諦めてしまう.....そういう方が多いのではないかと思います。かつては、僕もそのひとりでした。

独学は限界.....躓いた時に周囲に聴ける人がいない

社内で、GASを使いこなしている人は一人もいない。JavaScriptをベースにした言語なので、社内に、エンジニアがいれば、相談出来るのかもしれませんが、僕の場合は、相談出来る人が身近に一人もいませんでした。

そこで、ノンプロ研への加入と、GAS初級講座の受講を決意しました。お値段は、3万円と、月額5000円が別途かかります。(受講料 + 有料コミュニティの月額課金)

受講料が高い
受講後の学習の継続ができない
行き詰まったときに一人で解決できない
コミュニティ「ノンプログラマーのためのスキルアップ研究会」(通称ノンプロ研)と連携しているという点が大きな特徴となっています。

仕事が忙しくて、上手く活用出来ていないと、コミュニティの5000円ってちょっと高いなと感じる時もあります。年間だと6万円。ADOBE CREATIVE CLOUD並に高いです。

今は検索キーワードさえ、分かれば大抵のことは調べられますが、どこでつまづいているのかが、そもそも分からない。そんな事ってありませんか?独学でマスターというのは、一見、格好良く聞こえますが、実は、解決までに、かなりの時間を要してしまうという事も少なくありません。

会社勤めのサラリーマンであれば、1日8時間は、仕事に向かっているわけで、勤務以外の時間を有意義に過ごすことはとても大切だと思っています。ノンプロ研では、答えに至るまでのヒントや、道のりを教えてもらえます。

山登りに例えると、独学だったら、海抜ゼロメートルからのチャレンジに対し、5合目から山頂を目指せるみたいな感じです。

Slackコミュニティ ノンプロ研ってこんな感じ

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ノンプロ研で、エラーが出たら片っ端から、「これ、どうやって解決するのでしょうか?」聞いて聞いて聞きまくりました。古典的な質問責め。

だって、分かんないだもん.....。

そして、一つ一つ、疑問を解決し、自動化を着実に実現させ、半年も経過した頃には、自力で書けるようになってきました。そして、解決した事を、活用事例として、このブログに書く事で、アウトプットしていきました。

次は、どんなサイトや情報が役だったか書いてみたいと思います。次は、どんなサイトや情報が役だったか書いてみたいと思います。

GAS本

やはり、何かを体系的に学ぼうと思った時には、本が一番いいと思っています。その意味で、詳解! GoogleAppsScript完全入門 ~GoogleApps & G Suiteの最新プログラミングガイド~ 通称GAS本 は、外せません。もはや、バイブルです。

隣IT

GAS本の著者の高橋さんが運営する、いつも隣にITのお仕事、通称、隣ITも必読です。V8、要するにvarを使わない、書き方にほとんど対応しています。隣にITは、上述の本と比べると、実用的な面にフォーカスした内容になっています。

MDN

今でもfilterやmapって、どうやって書くか、忘れてしまっている事があるので、ちょいちょい見ています。この3つを使いこなせるようになると、自動化の幅がぐんと広がるので掲載しています。

もりさんのプログラミング手帳

この方のブログも、非常に丁寧にまとめられていて、分かりやすいです。インターネットの世界は、玉石混合なので、動いているけれど、真似ない方がいいコードも少なくないです。

Google Apps Script 目的別リファレンス

2020年8月に出版された比較的、新しい本で、V8で書かれています。個人的には、GAS本の次に読む本として最適かなと感じています!!

Twitter

しょっちゅう、GASの事、話しています。おそらく会話を覗いているだけで、知識が付きます。ちなみに、@etauさんは、GAS初級講座の講師、@TsujiKenzoさんも中小企業の経営者でありながら、講座のTA(Teaching Asistant)もやられている方で、GASの猛者です。

Twitter ハッシュタグ

最近は、アルゴリズムの進化なのか、自分の関心あるツイートが、自動で集まってくるので、あながちTwitterでの情報収集はバカに出来ません。

Google Slides

Qiita

QiitaというエンジニアのコミュニティにもGoogle Apps Script関連の情報があり、参考にしています。かなりガチ勢が多いのでレベルが高いのが特徴。

上記の記事、ちょっと、初心者向けではないかもしれませんが、非常に綺麗なコードで、よくまとまっていると感じました。カレンダーなどは、こちらを参考に自分のスクリプトを修正しました。

teratail

   エンジニアに特化したYahoo!知恵袋のようなイメージ。ただ、GASはマイナー。質問されたまま、解決されていない投稿も散見されます。

udemy

色々ありますが、これは、特によかったです。この動画を見なければ、今もLINE Botは作れていなかったと思います。

Pythonと、GASをどちらを先に学ぶべきか?

Pythonの事を、フィソンと読んでいました。正しくは、パイソンです。
Google Workspaceが導入されている職場環境になってから、Excelは、ほとんど使わなくなってしまいました。全く使わないワケではないのですが.....。

学んでから、実感したのは両者の性格的な違いです。

GASは、クラウド上のファイルに対して動作します。そして、Googleの製品(ドキュメント、スプレッドシート、スライドなど)を横断的に、自動化できるのが強みです。

Pythonは、基本ローカル環境で動作します。
Colaboratory(略称: Colab)は、ブラウザから Python を記述、実行できるサービスもありますが.....。

正直、ローカル環境で作業する頻度で変わってくるかなと思います。ローカルにファイルを保存したりする事が少なかれば、Pythonは、必ずしも学ぶ必要はないのかなと思っています。

もちろん、出来ないよりは、出来た方がいいですけどね。なので、Google Workspaceを使っているのであれば、まずはGASから始めてみて、余裕があれば、Pythonを学んでみるという順序をオススメします。


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