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繊細さんは、まだ風が吹いていないのに風を感じている花のよう

ロンブーの田村淳さんが自身のことをHSS型HSPと公表し『こういう気質だと分かり心が軽くなった』とTVで言っていたのをきっかけに、私の周りでも“実は私もHSP”と言う人が何人かでてきました。
私はHSS型HSEです。これは人口の何%くらいなのでしょう?私がこの気質だと気付いてから、あることをし始めたのです。
それは“相手がHSPであってもなくても、人と接するときは、その人の【繊細な何か】を見つけて大切にしよう”という心掛けです。
見た目には分からないだけで、人ってみんな【繊細な何か】を持っていると思っています。
自分の繊細な部分に気付いていない人もいれば、気付いているけれども知られたくない場合もあるし、気付いてほしいと心の中で叫んでる人もいるかもしれません。
いずれのケースであっても、必ずそれぞれ違う【繊細な何か】を持っていると思います。

それを見つけようと思ったのは友人NとのLINEのやり取りがきっかけでした。送られてきた内容に対して、深く受け止め過ぎ(悪い方に)、自分の繊細さを責めていた時がありました。とくに今は文字とスタンプで気持ちを送る事が普通になっているだけに、言葉1つにしても、かなり深く受け止めるところがありました。
でも自分の繊細さを責めたところで、自分が苦しいだけだし、私の繊細な気質は変わる事がないというのをまっすぐ受け止める勇気を持ちました。そして、相手の事も白黒とはっきり分からないということは、相手にも私の知らないところで【繊細な何か】があるかもしれない、と思うようになり、それ以来、人と関わる時は【人の持つ繊細さ】は、人格を作る大切な一部になっていると思うようになりました。

まだその人の事をよく知らないのに、【繊細な何か】をキャッチしようとする事は、“まだ風が吹いていないのに風を感じてる花のよう”と、そう思うのです。

自分の繊細さを知り、受け止める事が出来ると自分をもっと愛せるようになり、自分を愛せると、周りの人のことも愛せるようになる。
そう信じています。

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