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生成AI時代、神話の作り方
FASE1 / AIが創造する時代
チャットボットや画像生成AIなどが急速に進化する昨今、我々、人間とAIの関係性は大きな変化を迎えつつあります。
そして、その変化の段階として現在、AIは人間の能力拡張を体現しつつあり、それは、今まで人間が行ってきた仕事の効率化は勿論のこと、本来、仕事の根幹をなす創造性すらも保管するに至っています。
そこで本日は、展示企画NEOYOROZUのストーリーである
AIと共作して神話を作ってみた。
今作品、NEOYOROZUの背景には、日本の神道に由来する八百万の神々という概念が存在します。
※詳しくは、一つの前の記事【展示企画 / ネオヨロズとは】をご覧ください。
造形作品の背景にあるストーリーである神話は、今作品の背景として重要な位置を占めるだけではなく、昨今、急速に認知が広まったChatGPTモデルとの、双方向でのやり取りによるAIとの共著として執筆された作品になります。
AIと
展示企画 / ネオヨロズとは
古くから、日本の神道における八百万(やおよろず)の神々は、万物のあらゆるものに宿る者とされてきました。
本作品、NEOYOROZU(ねおよろず)は、そうした日本古来の概念と、新たな時代、おそらく全てのものに宿るであろうAIという概念を掛け合わせて誕生した造語です。
この度の作品では、人に宿るAI、人間拡張というテーマの基、新たな次元の宿りを表現しています。
作品を制作するにあたっては、作品の
今作の原点!サイバー神社。
展示企画 / NEOYOROZUの起こりですね。
今作の展示企画、NEOYORTOZU (ネオヨロズ) は、2016年に開催したインスタレーション企画、サイバー神社 (Cyber Jinja) の概念を引き継ぐ、ある種の続編的な作品なのです。
サイバー神社というのは、AIが人間の能力を超えたシンギュラリティ後の世界で、全知全能の神のような存在として奉られることになったAI、その社を表現したイン