売れない作家が売れない理由は、

売れたら最後、自分にとって終わった物語を「作風」として求められ、

死ぬまで無限ループで作る地獄に耐えられないって、

売れた作家の背中を見て、気づいているからだと思ったりする。

自分の贋作を作り続けるくらいなら、売れない方ががマシ…なんてね。

自分の書く文章をきっかけに、あらゆる物や事と交換できる道具が動くのって、なんでこんなに感動するのだろう。その数字より、そのこと自体に、心が震えます。