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認知症を防ぐカレーを、40代から週3回食べましょう!

ふと先週食べたものを考えてみると3回もカレーを食べていて、ちょっとカレーを食べ過ぎだなと気にしていたところで、こんな記事が目にとまりました。

・アルツハイマー型認知症というと、認知症全体の7割を占めるもので、ほとんどが70代以上で発症する
・アミロイドβが脳の神経細胞の破壊することで発症するが、たまり始めてから認知症を発症するまで20~30年要するため40代から対策を行うのが良い
・認知症予防のために、どのような食事や運動、生活習慣が認知症予防のためになるのかが分かってきたのは最近のこと
・WHO、世界保健機関が「認知症予防ガイドライン」を初めて発表したのは2019年と最近ことであまり知られていない
・認知症予防の効果が期待できるメニューといえばカレー
・カレーの何が良いのかというと、香辛料として使われているターメリックに含まれる『クルクミン』
・シンガポール人を対象とした調査により、よくカレーを食べる人は認知症のリスクが少ないという結果が出ている(Am J Epidemiol 2006;164:898-906.)

認知症専門医の遠藤英俊先生は、実際にカレーを週に2~3回は食べるようにされているという記事を読んで、カレー好きの私は免罪符を得たようで安堵しました。

認知症予防にカレーを食べて、社会問題を解決しよう

2020年現在、世界の平均年齢は30歳ですが、日本の平均年齢は48歳です。世界全体を見渡した時に、日本はモナコに次いで2番目に平均年齢の高い国となっています。

2018年の世界の平均寿命は72歳ですが、日本は84歳と香港に次いで2位となっています。

日本の平均年齢は今後も右肩上がりで上昇していくことが見込まれており、世界を見渡しても、高齢社会の先端に立っていると言えます。

最近は、老老介護なる言葉も登場していますが、今後ますます高齢な社会になっていく中で、認知症の抑制は重要な課題になっています。

他国に先んじて課題に直面している我々が、解決手法を実験し、確かな道を切り開いていく意義は大きいはずです。

まず、肥満をきっかけとした高血圧や糖尿病などの生活習慣病が、認知症のリスクを高めることがわかっているため、適度な運動や食事制限を行い、年齢を重ねても体形の維持に努める必要があります。

そして、カレーには、認知症予防効果がある可能性が高いこともわかっているので、20年~30年と長期的かつ壮大な取り組みにはなりますが、カレー好きな人達が無理のない範囲でたくさん食べ続け、効果を実証していきたいところです。

ちなみに、カレーをたくさん食べるインド人の平均寿命は69歳と、認知症が多く発症する70歳より手前であるため、カレーの認知症に対する効果を確かめることはできません。。。

日本人とカレーの相性

S&B社は、2015年に全日本カレー工業協同組合及び日本缶詰びん詰レトルト食品協会が公表した統計数値から、日本人は一年に約79回、つまり週に1回以上はカレーを食べていることを推計しています。

日本人は年間どれくらいカレーを食べる? | カレーQ&A | S&Bカレー.com日本人は年間どれくらいカレーを食べる?www.sbcurry.com

偏りはあるにせよ、我々はすでにカレーをかなりの勢いで食べているんですね。驚きました。

確かに、カレーはすでに国民食なので、無理せず、少し意識して多く食べれば良いだけなのかもしれません。

ついでに大好きなカレー屋さんたちを紹介(神保町周辺だけ)

日本人だからだとは思いますが、10年ぐらい前にインドのムンバイを訪れた際に、地元で有名なバターチキンのお店を何軒か食べ歩いたのですが、神保町にあるマンダラの方が美味しいなと感じた記憶があります。

マンダラのある神保町は、カレーの街と言っても過言でなく、現在食べログ上で確認できるカレーを提供する店舗数は89件もあります。

以前神保町で働いていた時に、社食のように通ったのはカーマです。

魔法をかけられたように、3回食べたら一生忘れられなくなるという都市伝説のある、最高のチキンカレーが食べられます。

次に、ここ数年、東京では南インドカレーのお店がどんどん増えていますが、三燈舎は、奇をてらわない安定したミールスを提供してくれています。

複数のスープを混ぜて生まれる複雑な味わいが大好きです。

そして、昔ながらの欧風カレーが食べたければ、ボンディがおすすめです。

ご飯にかかったチーズが良いアクセントの懐かしいカレーの味が楽します。別盛のジャガイモを食べきると満腹になります。

神保町だけでも、その他にもエチオピア、まんてん、共栄堂など、まだまだ紹介したいお店は沢山あります。

東京全体、日本全体で言ったら、数え切れないほどの名店があるので、一言でカレーと言っても、尽きることのない種類と、味の幅があることが推測できます。

最後に一つ紹介したいのが、最近出会った新しい時代を感じさせるお店です。

アプリで自分にぴったりのカレーを事前注文しておくスタイルの、トーキョーミックスカリーです。

トマトとタマネギをベースに、塩と油をギリギリまで抑えたヘルシー志向のカレーですが、混ぜることで味わいを増し、また食べたくなること間違いなしです。

昨年の創業から、勢いよく多店舗展開を続けているので、今後日本のスタンダードを担っていく可能性を感じさせます。

家庭で作ったり、レトルトでも、外食でも、目安は週2回、できれば3回を目指して、カレーをもりもり食べて、認知症予防を実証しましょう!

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