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お店の当たり前をしっかりとお伝えできたらそれは立派な価値でもある。

こんにちは!
眠り屋ヒラマツ四代目の平松隆太です。
眠りに特化したおふとん屋さんを伊勢神宮の
外宮近くでやっています。

ふとん以外にも、眠りの事や雑貨、
お洋服なども取り扱っています。
けど、お店以外のことばかりのブログです。

さてさて、
今帰ってきました。
朝からお店を留守にしておりました。
お店を閉めていた訳ではありません!
ボクが出掛けていただけで若女将がお店を
守ってくれていました。

てか、どこへ行っていたの~~!?
四日市市まで寝具のお勉強に行っていました。
こう見えても、ってどう見えているか知らんけど、
寝具製作1級技能士の資格を持っています。
知事賞もいただいています。チョット自慢!笑

厚生労働省認定の寝具では唯一の国家資格です。
この資格を全国で何人持っているのかは、
調べてみないとわからないけど、
三重県では30人弱しか持っていない資格です。

その三重県技能士会主催の
綿入れに関するお勉強会に行っていました。

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もうねぇ、他の人の綿入れを見ていると、
手際が良いと言うか、リズミカルと言うか、
もう素晴らしいの一言なんです!
アレはもう仕事でも作業でもないですね!
立派な演技です。
体操やダンスの選手がするような演技。
見ていて惚れ惚れするくらい素晴らしいんです!

しかも、
複雑で手間の掛かる工程を見る見るうちに
丁寧にキレイに仕上げていくんです。

「足元にも及ばない!」とはこの事を
言うんだな~って実感しました。

けど、その演技を見て確信した事がある。
それは、これだけ丁寧で手間の掛かる
お仕事なのに、その対価が安すぎると。
もっといただいても良いのではないかと。

やっぱりね、お客さんにはこれだけの工程を
ちゃんとお伝えしなければいけないな~と。
いやね、単価を上げて儲けようとかではなく、
この美しい作業にはガチで価値があると
思うんです。

打ち直しの場合、
お客さんはお店に古いお布団を預けて、
出来上がってきたモノを受け取って代金を支払う。
場合によっては、高い、安い、だけの話に
なる事もある。

「高いね!そんなにするの!?」
って言われる時もたまにある。けど、考えてみたら、
お客さんがそうやって思うのも自然な事で、
預けた後のお布団がどのような工程を経て、
出来上がるのかは、正直コチラとしては、
当たり前過ぎて説明不足のところは多々ある。

お店の当たり前をしっかり丁寧に説明する事で、
それは立派な価値に生まれ変わる。
お店にとっての当たり前は、
お客さんにとっては目から鱗の事が多い。
そしてそれは何度も言うけど、立派な価値でもある。

四日市で綿入れの勉強会を終えて
感じた事は概ねそんなところです。

最後まで読んでくれてありがとう!


では。では。


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