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今年も平泉展に出品してます!

#平泉展  来週6日までです。

先日動画を撮って頂いたのですが、咄嗟に言葉って出ないもので。

こちらで改めて作品解説?みたいなものを用意しました。
これで平泉会の動画よりも伝わると思います。

今回のペン画は、とにかく普段使っている墨汁とつけペン(Gペン)で描いたら短期間でも何か描けるかな?からスタートしました。

そこで、ここ数年新作が滞っているフィレンツェの職人たちのお話の背景をがっつり描いてみようと試みました。

学生時代に建築パースの勉強も一通りしてますが、なにより建物を定規で描くのが好きではない私。


ちょっとくらい歪んでも、設計図とかで無いのだから正確性はこの際無視です。

歪みが気になる方ごめんなさい。

これはラフから下書きへ

でも建物をただそのままなぞらえたって、面白くもなんともないので、天地をひっくり返してみました。個人的によくやる構図…。

そしてせっかくなので、現代人と15世紀の登場人物も入れてみました。

逆さまに描いたのは、描いてる漫画の主人公。

交錯する現代と過去。

ペン入れ開始

この街は当時の遺産を今も残し、観光に活かしています。

石造りなので、ほぼ当時そのままの風景。

もちろんある程度は当時から増減があったでしょう。

そこに住んでいる人たちも、居住まいは変われど、本質は変わらないのかもしれません。

時代によって移ろいゆくもの、変わらないもの。

すぐにわかることと 目には映りにくいもの 

何か感じて頂けたら幸いです。

が、そんなのは後付けなので、

ただひたすら、ベタもトーンも使わず、

紙にペンを走らせて 「色」を描くことの心地よさに思いを馳せつつ

自分を応援したかっただけなんだと思います


移ろうものと変わらないもの

ちなみに前回34回平泉展、選抜展の作品はこちら。
昨年一月から六月の間でも色を変え、形を変え、時間が足りず。今回は手を加えずにそのまま出品。まだまだ手を入れたくて仕方ない。


ソラから愛をこめて

宇宙はどんな人にも温かいのです

その作品のラフがこちら↓


ソラから愛をこめて ラフ

入場無料。2月6日まで。お近くにお越しの際は、ぜひ覗いてみてください。

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