飲みものを飲みきれないはなし
なっかなか直せない習性がある。
私は飲み物を最後まで飲み切ることができない。
全部飲み切るまで残り2センチ!といったところで、突然飲むことが苦痛になってしまう。
その苦痛の理由もよくわからない。
とにかく、もういらないと思ってしまうのだ。
こういう人は、割といると思っている。
何かの記事で見たが、
「飲み物を最後まで飲まずに残す人は、自分に憑いている背後霊的なものに、その飲み物を無意識にお供えしている」らしい。
私に憑いている霊なんて、亡くなった父親の守護霊だけだろう。
「父親になら飲み物お供えしてもいっか~!」と開き直ってしまうのがよくない。
これまで私が残してきた飲料を合わせば、喉を枯らして苦しんでいる人々が何人救えただろうか…。よく反省する。
しかし、私はいつでも飲みものを残すわけではない。
残してしまうパターンは大体決まっているのだ。
飲みものを飲みきれない状況ランキング
ということで、今回は私が飲みものを飲みきれない(残してしまう)状況をよくある順にランキング付けしてみた。
今なら理由つき。
3位「外出先で喉が渇き自販機で得た飲料」
まず、このパターンには2つの大きな理由が存在する。
①これからまたいつ喉が渇くかわからないのに、飲み切ってしまうのはこわい
②中身が残ったままカバンの中に入れ、帰宅したら忘れてしまい2日後くらいに発掘されてしまう
このパターンを改善するには、まず帰宅したらカバンの中身を出すことが大切である。
2位「カフェなどで誰かと会話しながら飲み進める飲料」
カフェなどで誰かと長時間お茶をしながら会話をすると、どうしても飲むペースは遅くなる。
それに加え、カフェで提供されたものを全て平らげているにも関わらず、長い間ずっと居座るのは、何だか申し訳ない感じもする。
だから、「私はまだ飲み物が残っていますよ。だからまだココにいさせてね…。」というアピールの意味も込めて、飲み物はいつも中途半端に残してしまう。
そして、大抵長話の終盤に飲む飲料は、氷が溶けきっていたり、熱いものは完全に冷めてしまっており美味しくない。
このパターンを改善するには、提供されたものは早めに平らげ、開き直って水のみでカフェに居座る心の強さが必要だ。
もしくは、ある程度会話を楽しんだら、切り上げて2軒目に向かうことだ。
3位「ご飯を食べきったあとに、残る飲料」
私はご飯を食べるとき、必ず何か飲み物が無いと食べられない。
何か食べては、少し飲み、食べては、飲みを繰り返して完食する。
特にお好み焼きとか、味の濃いものだと、水の美味しさはひとしおだ。
普段水を飲まない私は、ご飯を食べている間だけはたくさん飲みものを飲むことができる。
しかし、ご飯を食べきってしまうと、とたんに水を欲さなくなってしまう。ご飯を挟まない状態で飲む水は、私の中で魅力が半減してしまっている。
そして、さっきまであれほど愛されていた飲料は、完食し終わった途端、手をつけてもらえなくなってしまうのだ…。
このパターンを改善するには、食べ物を完食すると同時に水を飲み切れるよう、バランスを考えながら食事をしなければならない。
私はカレーライスを食べるとき、ルーとライスが同時に無くなるように食べ終わることができる。
これができるなら、きっと、食事と飲料の終わりだって揃えることができるはずだ。
最後にぽつり
私は、食べ物は残してはいけないという概念はある。
それはきっと飲み物だって一緒だ。
これからは、飲み物を残してしまうたびに、1000円貯金でもしたら、意識は変わるだろうか…。
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