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置かれた場所で咲きなさい。

わたしは遠距離恋愛をしている。

遠距離恋愛という状況は1回の未遂を含めたら、なんと3回目だ。

もともとひとりでいるのは嫌いではなく、遠距離恋愛も苦痛ではなかった。

最初に遠距離恋愛をしたのは社会人一年目、18歳の時である。

この時はわたしはまだまだ子供で、「遠距離恋愛」という事の重大さよりも、「恋愛をしている自分」に酔っていた気がする。

むこうから、どれくらいの頻度で会おうかと、聞かれて、「3ヶ月に1回くらいかな」と言って相手をドン引きさせたことがある。我ながら淡白すぎる。中学の同級生だったからまあ学校で毎日会ってたしお互いのこと知りまくってるから別にいいかなみたいな。

そして3ヶ月で別れた。

ちなみにその3ヶ月の間会ったのは本当に1回だけだった。

2回目の遠距離恋愛はいろいろあって未遂で終わったので、まあなかったことにしてもよし。というかなかったことにしよ。あー、思い返してむかついてきた。

それにしてもどうしてわたしは遠距離恋愛に好かれてしまうのだろうか…。という疑問が沸いただけの、特に思い入れもない2回目。

そして3回目。

わたしも大人になり、「遠距離恋愛の重大さ」を知ることになる。

実家を出て一人暮らしをはじめたわたしは、知らない土地での一人暮らしの寂しさにプラスして、遠距離恋愛の侘しさと虚しさに心がズタボロになかけている。

なんとか2年遠距離恋愛を続けてこれたが、毎回別れ際はこの世の終わりみたいな気持ちになる。

終わりの見えるようで見えない、長い遠距離恋愛。

昔と違ってもう「遊び」とか「自分に酔いしれる」とか、そういうのは一切ない恋愛。

3ヶ月に1回女は何処へ。


わたしは彼が住む土地へ引っ越そうと考えていた。

正直今も少し考えている。

だけど、わたしの中の天使なのか悪魔なのかなんなのかが

せっかく大好きな東京に来させてもらったんだから、東京で頑張れよ怠けるなよ甘えんな

って言っている。

1番いいのはこのまま東京で暮らし続けることなんだろうな。と、いうことはわたしも分かっているんだけど

でも心の底では

でも今は無職だし、ちょうどアパートの更新の時期だし彼の元にいくのも全然ありだよ、だって人生に正解なんてないんだもんー

って思っている自分もいて、いつも深刻に考えすぎてしまうわたしは病気になってしまいそうなくらい悩んでいる。


わたしは何かを継続することが苦手だ。

手に入れたらすぐに次の目標を見つけ、今ある幸せにケチをつけて手放してしまう。

今回もそうだ。

せっかく東京に上京できたのに、どうして幸せを見つけずに次に向かうのだろうか。

恋愛だってそうで、好きな相手に振り向かれると、すぐさまシャッターを閉じてしまうことがこれまで何回もあった。

きっとこれは、今ある幸せに目を向ける練習なんだと言い聞かせている。

置かれた場所で咲きなさい

わたしに足りないことだ。

だけどそんなことは分かりきっているんだけど、やっぱり人生そんな綺麗にいかないわけで、、、、


と、こうして毎日堂々巡りをしている。


遠距離恋愛を純粋に楽しむにはどうしたらいいのか、そしてわたしは一体どこへ向かっているのだろうか。

人生はいつでも難しい。











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