旅の噺〜お一人さま台湾〜
もう2年も前のことなのですが、
台湾を旅した時のことを綴ります。一人旅です。
ちなみに台湾は3回目です。
ちょうど誕生日だったので、少しだけ贅沢をしにいきました。
旅の目的は2つ。
1)観光は無理にせず、何もしない時間を持つ
2)台湾で一番当たるという占い師のところにいく
それでは写真多めでお送りします。
秋に遅めの夏休みをとり、3泊4日の一人旅、始まります。
直前に航空券をとったので、羽田発から取れず..
遠いですが、成田空港までバスで向かいます。
台北駅に到着。もう3回目なので見慣れた景色です。
漢字だらけのバスやバイクの二人乗りをみると、台湾にきた感じありますよね。
台北は高いビルもけっこう多くて、かなり都市です。
本日のお宿。
二日目からは贅沢するので、今日は普通のホテルへ。
写真ではわかりづらいんですが、照明が暗くて少しこわかった...
お一人旅ということもあるので、安全面に敏感になる...
さてさて、ホテルにチェックインして荷物を置いたあとは、
胡椒餅という、台湾で有名な食べ歩きグルメを味わうために、
ホテル近くのお店へ。
焼いた肉まんのような感じで、あんがピリっと胡椒が聞いていて、とても美味。
胡椒餅を食べ終わり、台北駅に直結している春水堂でタピオカミルクティ。台湾といえば、春水堂。日本にもお店はあるんですが、やはり本場で飲みたいですよね。
台湾での電車移動の際にはこちらのカードを使うといいです。
日本でいうところの、SuicaとかPASMOみたいな、チャージ式のカードです。
こちらももう何度もきていますが、
台北を代表するランドマークタワーの台北101。
そこの地下かな?にある鼎泰豊で夕食を。
こちらの鼎泰豊も日本にありますが、一応。
鶏のスープ。
やさしいお味で移動で疲れた体がほんわりと。
そしてやっぱり定番の小籠包。
そして台湾のビール。水っぽくて薄いんですが、これがおいしんだな〜〜。
遠くからみた台北101。
上まで登ったこともあるんですが、そんなに景色がいいこともないので、
登らなくてもいいかもw
この日は、とても綺麗な空が広がって、
気温が高すぎず、過ごしやすかった記憶があります。
台湾は交通量がとても多いですが、
なんだかこの日は少ないですね。
散歩がてら、夜市まで。
読み方がわからないのですが、有名な夜市だそうです。
この日はこの辺でホテルに戻りました。
一人旅は安全に気を付けるべし。
時間が飛びますが、次の日の夕食に食べた牛肉麺。
こちらもビールと一緒に。
肝心のお味でございますが。
正直、日本のラーメンなど麺類と比べる麺がびよんとしていてコシがなかったり、牛肉も硬いし、茶色いスープも味がぼやっとしているのですが。
それがいい・・・・!!!(声を大にして)
台湾で食べる台湾の味、これこそが旅の醍醐味です。
特段に美食ではなくとも、こうやって現地に味に親しみを感じて、
暮らすように旅ができることは嬉しいことです。
ちなみに永康牛肉麺という有名なお店で、わたしが行った時は夕食時だったので、
かなり混んでました。数十分並んだ記憶。
夕食後は、台湾にきたら絶対に行かないといけない(と決めている)マッサージへ。
とかいいながらも、実は台湾でマッサージ店にいくのは初めて。
なんか痛そうじゃないですか・・・・
ドキドキしながら行ってみると、
そこは天国でした。
おじさんの手のきもちいいことこの上ない。
痛くないギリギリの力をグリグリやっていただきました。
さて、翌朝は念願の台湾の朝ご飯を食べに。
何を隠そう、わたくし台湾の朝ごはんの有名種、鹹豆漿(シェントウジャン)が大好きでして。台湾にいくと必ず早起きをして、朝ごはんをたべにいくのです。
鹹豆漿(シェントウジャン)というのは、あっためた豆乳に酢や桜海老、ネギ、揚げパンをいれて、朧どうふのようにして食べる台湾の朝ごはん。
台湾の人は豆乳が好きみたいで、
ただの冷たい豆乳や温かい豆乳なんかもテイクアウトできたりします。
卵焼きを挟んだ揚げパンと一緒に食べるのも定番だそう。
なんですが私はこの鹹豆漿(シェントウジャン)が大好き。
優しい豆乳の甘みに、桜海老の塩っけが乗っかり、
まだ本調子でない朝一の胃に入れるにはもってこいなんですよ。
現地の方にまじって、堂々あさごはん。
わたしも成長したもんです。
朝ごはんのはしご、二軒目はこちら。
さきほどと同じ鹹豆漿(シェントウジャン)と冷たい豆乳(奥のカップ)を購入。
こちらのお店に伺うのは2回目。
ローカルでとても美味しいお店。
朝ごはんを食べ終わったあとは、西門という台北の原宿をぶらぶらと。
ショップやカフェが立ち並んで賑やかな雰囲気です。
お昼はずっと食べてみたかった台湾のにゅうめんのお店へ。
とろみのあるスープに、きしめんのような形状のそうめんがたっぷり入っています。お肉の様なものは、もつとのこと。
写真はとってませんが、フリーの調味料コーナーもあります。
お昼を食べてカフェで小休止。
半島珈琲。
西門はこんな感じの雑多な町。
ちょうど近くに龍山寺があったので、いきました。
こちらは2回目なので、さらっとみてお参りをして、そそくさと退散。
台湾には猫ちゃんがたくさんいます。
日陰でこっそり休んでる猫ちゃんの顔がかわいくて、ぱしゃり。
1日を終えて、ホテルへやってきました。
今日からは少し奮発して、ホテルオークラに宿泊します。
外観からみてもわかるとおり、とっても綺麗で新しいホテル。
日系ホテルなので、一人旅さんには安心。
お部屋がとっても綺麗で興奮しました...
一人で泊まるっていうのがいいですよね!
時間は飛んで、次の日へ。
こちらはホテル近くの京鼎楼というお店。
現地の人はもちろん、日本人にもリピーターが多いという噂。
今回はじめて行きましたが、小籠包はもちろんのと、
エビのチャーハンが絶品でした。
パラパラとしてて、自宅では再現できなさそうな味...。
この日は夜遅くまで飲むと決めていたので、
ホテル近くの日本人もよく訪れるという飲み屋街へ。
林森北路の日本語ペラペラのオーナーさんがいらっしゃるバーです。
台北は日本からやってくるビジネスマンが多くて、
日本語OKのお店がおおいのですが、こちらのオーナーさんは本当に日本語が上手で、聞けば彼氏が日本人とのこと。
焼きチーズとアヒージョを注文して、夜遅くまでおしゃべりしてました。
翌朝、台北最後の日。
前の日に買っておいたホテルオークラのケーキ屋さんのモンブラン。
タルト部分がさくさくで、久しぶりの甘いものに感動。
綺麗なお部屋でおいしいモンブラン...大人になったもんだ...。
ホテルをチェックアウトして、近くのイタリアンでパスタを。
一緒にワインも。
ここのところ中華料理が多かったので、パスタが新鮮。
それにしても、イタリアンと中華だけは、どこの国でも安定の美味しさ
そしてこのあと飛行機にのりこみ、わたしの台北一人旅は無事におわったのでした。
旅に出ている間よりも、帰ってから旅の思い出をなつかしんだり、
旅の間にふと浮かんだ家族や友人に何気なく連絡してみたり。
終わりがあるから、旅ってたのしいんだよな、なんて当たり前のことを毎度のように感じます。
今回は一人だったので、サイクリングしたり美味しいものを食べたり、
昼まで寝たり、自由で気ままな旅。
誰かと一緒も楽しいけど、こうやって知らない土地で何も考えずに、ふらふらするのも良いもんです。
あれから2年くらい経ちましたが、案外覚えているものですね。
2年の間にも色々ありましたが、着実に時間は経っていて、そこそこ良い方向に進んでいることを感じて、嬉しくなりました。
海外旅行にいけるのはいつになるかわかりませんが、
再開できるその日まで、昔の写真をみながら旅気分を味わっていたいと思いました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?