外見を褒められるたびに「中身はドロドロしてて最低なのよ」と思ってしまう心理とその対策について。

このnoteは下のブログを元にvoicy / youtubeでお話しした内容を文字お越ししているものです。

「外見を褒められるたびに「中身はドロドロしてて最低なのよ」と思ってしまう心理とその対策について。」

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どうもこんにちは、カウンセラーの根本でございます。

いつもお聞きくださいましてありがとうございます。

今日はなんかあったかいお正月でございますけど、皆さんいかがお過ごしでしょうか?

私はけっこう通常運転でやっておりますけども。

今年もね、まだ二日目なんですけども、皆さんにとってどんな一年にしたいかみたいなね、目標っていうのをたてられたんでしょうか?ということで、ちょっとそれにもつながるかもしれない「今年のテーマ選び」につながるかもしれない、そんな心の中の壁の話をしてみたいなと思っておりますのでよかったら最後までお付き合いください。

今日のブログのネタ元さんから頂いた、とても面白いっていうかあるあるなんですけども、良いテーマだなっていうお話をさせていただきます。

外側をね、綺麗にしたりとかあるいは美容とか頑張ってますとか。そうすると外側を褒められるわけですよね。「綺麗にしてるね」とか「綺麗だね」「かわいいね」とかを「オシャレだね」とかって言われるんですけども。

素直にありがとうって言えたらいいんですけど、なんかこう「いやいやいやいや・・・まぁとりあえず口ではありがとうって言っとくけど、じつはうちの中身はボロボロやねん・・・ドロドロやねん・・・」みたいな感じの自己嫌悪ですね。

こういったものが渦巻いてるみたいなことって皆さんはありませんか?っていう話ですね。

もちろん外側はね、頑張って綺麗にしてるとかね、よくオシャレとかファッションが好きで頑張ってますってことについてはもちろん素晴らしい価値なんですけども。

内側ね、内面的なものっていうのが非常にネガティブに捉えてるっていうケースってけっこう多くて、いわばパートナーシップにしても、ビジネスにおいてもですね、表面的な付き合いというのは全然いいんだけど、距離が近づいて深い関係になっていくとですね、自分では見せないようにしてる、外側にはばれないようにしてる自分が「ドロドロだな、汚いなって嫌だな」と思ってる部分が見えてしまうと。

それによってですね、嫌われるとかね、ガッカリされるとか、即否定される・攻撃されるみたいな怖れ・嫌われるという怖れそれがあって、結果的にですね、人と距離が縮められないとか、そういうパターンっていうのはけっこうあるんですね。

特に今日のネタにもありましたけども、かといってこうずっと内側の自分っていうのを封じ込めてるっていう事はやっぱり苦しいと。

かといって表の世界でね、表の世界というのは日常生活を送っている家であったり職場であったり友達関係なんですけども、そういうところではこの自分の内側がドロドロしてる汚い物っていうのは見せられないので、それを出す場所が必要となってくると。

そこで出てくるのが僕は「アンダーグラウンド」って呼んでいる表の世界には出せないための“心の闇を吐き出すところ”ですね。

それが例えば不倫であったりとか、それから風俗とかですね、ギャンブルであったりとか、人に隠れてお酒飲んでるとかっていうとこもそうだし、表の世界の人たちには知られたくない、絶対バレてはいけないんだけども、それがないと生きていけないような、心のバランスをとるようなものとしてアンダーグラウンドっていうのを僕たちは作りがちなんですね。

これがやっぱり葛藤っていうものを生むわけで、外側に出てる自分と内側の自分ってのはすごいギャップができてしまってですね、その結果自分の中にあるいろんなネガティブなものっていうのを、一人の時なんか特にそうですけど、突きつけられるわけですね。

そして自分のことをどんどんどんどん嫌いになっていくっていう心理があります。

そういうね、ドロドロとしてアンダーグラウンドの中でなんとかそれを吐き出そうとしてるとするならば、その内側に出てくる自己嫌悪っていうのはますます強くなっていくわけですね。

それでますますその自分っていうのは外には出せないから、外側の自分と内側の世界にギャップっていうのがものすごく大きくなってしまうわけです。

当然ながらそれって生きづらいし苦しいし辛いし、かといってじゃあ誰かに話をするのって言うと、なかなかうまくいかないんですよね。

だから私のクライアントさんにもそういう話は当然たくさん出てくるんですけども、例えば外ではですね、真面目な主婦をやってたりとか、きちっとしたOLさんとか、みんなから憧れるような、そういう華々しい活躍をされているという方がですね、実はアンダーグラウンドの中ではさっきお話ししたような自分にとって決して幸せではないんだけども、その世界がないとやっていけないような、しんどい部分っていうのをお持ちな方がけっこういらっしゃるんですね。

もちろんこれはちょっと見方を変えるとですね、そのアンダーグラウンドの世界があるからこそ表の世界でもやっていけるっていうことで、これバランスなんですよね。

そしてそのギャップが大きくなるということは、それだけ自分がでかい器を持ってるって言う証でもありますし、そのでかい器を維持できるだけの“エネルギー”、これセクシャルエネルギーって言ってもいいんですけども、“セクシャリティ”ですね、そういったエネルギーっていうのを膨大にお持ちだっていうことの証でもあるんですけども。

ただよくお話するんですけども、器がでかい人って自分の器で溺れちまうんだよねっていうことがあって。

コントロールがなかなかできない分だけ、ますますですね、様々な顔、今は「表の世界」と「裏の世界」っていう二つの世界の話をしてますけど、これが様々に分裂していくっていうこともたくさんありますね。

そうするとまるで自分は多重人格者じゃないかっていうような、そういうニュアンスでね、自分の事を語れる方も出てくるわけで。

アンダーグラウンドの世界と表の世界っていうのが、二人の人生を生きてるな感じなので、当然ですね、表に出せないもの全部を裏で処理しようとするととんでもなくしんどくなるわけですね。

なので今日のブログを読んでいただくと分かると思うんですけども、そういう場合はね、やっぱり「一人で処理しようとしない方がいいよ」というお話をどうしてもしてしまいますね。

カウンセリングを売りたいという気持ちももちろんあるし、僕がカウンセリングが好きだから、心理学とか心の世界にすごく助けられてきたので、やっぱり僕はそれ推しになっちゃうんですけども。

いろんな方法もあると思うんですよ。

ただ、一人でですね、処理できるんだったら多分とっくに処理ができてるところなので、こういうね、ちょっと自分では持ちきれないなーとか、どうしていいか分かんないなーっていうところについてはとにかく“誰かに頼る”っていうことがまず一つ大事かなと思います。

当然ながら、そういったアンダーグラウンドの世界っていうのを出すっていうのは抵抗がありますから信頼できる人を選びましょうってことになるんですけども。

もちろんそういった世界観っていうのは、やっぱり自分が嫌ってるから人にも絶対そんな愛されるわけがないと思って、ここでは本当に嫌な自分を出すんですけども、それって結局やっぱり自分自身の一部なんですよね。

なので目的としては「表と裏のバランスをどうとるのか」っていう、あるいはもう間にそびえるでかい壁をどう取っ払うのかっていう方法論になるんですけども。

でも目的としては「やっぱりそれも自分だから愛してあげようよ」と。

外側を褒められて「ありがとうございます。でも内面はドロドロでね、最低な人間なんですよ」っていう風に思ってるって事は自分で自分をひどく罰してる、傷つけてるわけですから、「じゃあそれも私として受け入れていきましょうよ。愛してあげましょうよ」っていう、これも自己肯定感ですね。

っていうところを目指すっていうのは、やっぱり僕のやり方・アプローチ・方向性かなっていうふうに思います。

どんな汚い自分であっても、どんなに酷い自分であっても、そうなるにはそうなんだけの事情があって理由があるというふうに僕は考えています。

だから、「そうならざるを得なくてそうなっちゃってるんだから、まぁそれはしゃーないねんで」っていうことは僕が一番主張したいところで。

だから嫌いになるのもわかるけども、嫌わなくてもいいし、まぁ言ってみればそれをね、罰しなくてもいいんだよ、必然としてそうなってきてるんだから、まずそれを受け入れてあげようよってのがまず一つ目であり。

で、そうなってしまう理由って心理学が説明してくれるわけですけども、そういった理由を理解しつつ、結果的にそんな自分であっても、まぁ自分自身のことですね、というものを愛して、信頼できるようになっていきましょうよっていうのがですね、僕の提案なんですね。

だから1人で頑張って抱えて苦しんでる、しんどいんであれば、思い切ってね、私でもいいし私の弟子でもいいし、他のカウンセラーとか何でもいい、友達でもいいんだけども、やっぱりちょっとそういう自分を外に出してみようと。

これもですね、自分を愛することの一歩目なのかなっていうふうに思います。

そして自分自身のそのアンダーグラウンドっていうのを徐々に徐々に、表の方に変えていくと、当然ながら信じられないぐらい生きやすくなって、楽になって、幸せも感じられるようになっていくんですね。

ということで、もしよかったら今日はですね、そういう「自分の誰にも言えない内面を解放する」というテーマでお話させていただきました。

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