相手の都合で振り回されないようにする秘訣~自分軸を確立し、自由な選択ができる状態になっておくこと~
このnoteは下のブログを元にvoicy / youtubeでお話しした内容を文字お越ししているものです。
「相手の都合で振り回されないようにする秘訣~自分軸を確立し、自由な選択ができる状態になっておくこと~」
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どうもこんにちは。
カウンセラーの根本でございます。
いつも聞いてくださいましてありがとうございます。
ということで、今日は雨の大阪でございますけど皆さんいかがお過ごしでしょうか。
今日はですね、いつも皆さんからリクエストを頂いてそれにお答えするな形でブログを書いて、そしてVoicy・YouTubeを撮ってるという流れなんですけども。
たまにTwitterでつぶやいて反響が良かったネタをブログにしてここでお話したりとか、最近ちょっと気になるなぁっていうことをネタにするんですけど。
今日はそんな会で、ちょっとね、予定としてはこの2月か3月ぐらいに出る予定だった本が延びちゃいましたと。
で、こういうことはよくあるっていうか、けっこうあって。
去年出た本も、2冊ぐらいかな?もうちょっとあるかもしれません。
それもけっこう延びて、まぁ1年延びた本もあるんですけども。
それに対して思いついたネタで、「相手の都合によって振り回されちゃうことってけっこうあるよね」と。
じゃあそういう時どうしたらいいの?っていう話をですね、させて頂きたくてブログを書いて、そして今ここで喋らせて頂いております。
お仕事なんかの場合はね、相手の状況・都合によって振り回されるってこともよくありますし、それが取引先の場合もあれば社内、上司であったりとか同僚・後輩、色んな所の影響を受けて仕事をしてるわけですから、そういうこともあるだろうなと。
パートナーシップなんかもね、やっぱり相手のあることなので、自分の計画とか予定が相手の事情によって覆っちゃったり、リスケになっちゃったりっていうこともよくあると思うんですけども。
そうした時に、やっぱりだいたい今回の話とかもそうですけど、先方側からリスケしてください的な話が飛んでくるわけですよね。
なので、自然的に後手に回るわけです。
先手・後手っていう考え方をすると、後手側に回るので、向こう発信でこっちがそれに対応するっていうスタンスですよね。
なので、どうしてもですね、「え!」みたいな、びっくりするなり。
たとえば、楽しみにしていたデートが飛んでしまうとか、自分なりに準備していた仕事が予定変更して、内容まで変えなきゃいけなくなったりということもよく起こるわけですけど。
要は、思ってもみないような仕事が飛び込んでくるんですよね。
ちなみにそういう予定外のことばっかり起こるっていうのは「子育ての世界」なので、ある意味子育てっていうところがもうこの件においては相当ハードなんだろうなっていうのは皆さんも分かるかと思うんですけども。
要はですね、相手が、先方がね、何らかの事情があって、当初予定していたことが変更になりますと。状況変わりましたと。
そういう時に「どうしたら振り回されずに自分を保てるのか」っていうところが、今日の主題でございます。
さっきもちょっと言いましたけど、相手があってのことで、相手がまずはアクションを起こしてきてそれにこちら側が対応するっていう形になるので、どうしてもやっぱ後手側に回る。
つまりですね、受け身側からスタートするわけですね。
状況によっては本当に天地がひっくり返るじゃないですけども、「晴天の霹靂」のようなことが出てきたりっていうこともあるんですよね。
例えばカウンセリングしていても、契約破棄の問題であったりとか、突然リストラに遭いましたとかね、異動になりましたとか、プロジェクトから外されましたとかっていうこともあれば、
逆にですね、予定もしてなかった仕事が飛び込んできてやんなきゃいけなくなったりとかっていうこともあるでしょうし、
男女関係で言えば婚約破棄も典型的ですけども、うまくいってると思ったらなんか別れ話が飛んできたみたいなこともそうですし、楽しみにしていたデートがですね、向こうの都合でキャンセルになっちゃったみたいなこともあると思いますね。
で、そうなった時にどういうふうに受け止めていいのか。
最初は後手なんで、どうしても受身になるわけですよね。まぁ受けから始まるじゃないですか。
そのまんま受け身の状態で物事を考えてしまうと、いわゆるですね、まぁざっくり言うと「被害者モード」になるわけです。
ってことは「相手が加害者」ってことですね。
で、相手が加害者で自分は被害者モードなので、いわば依存的なっていうかな、僕の言葉で言うと「他人軸・相手軸」っていうことになりがちなんですね。
で、これが苦しいわけですよ。
相手軸っていうか他人軸になるということは、相手がいて自分っていう順番、一番二番っていう順番ですので、向こうが次の意思決定・判断をする。
例えば予定変更してくださいみたいな感じだったら、「分かりました。じゃあこの日はどうですか?その日はどうですか?」みたいな感じで提案して、向こうが「じゃあその日でリスケさせてください」みたいな感じになって、「あ~良かった」って感じになるかもしれないんですけども。
結局こちらはですよ、それにスケジュール調整をしたりとかね。
あるいはですね、それに関わる人たちがいたら「いやちょっとあれリスケになってさぁ、ちょっと変わるんだよね」みたいなことを打ち合わせしなきゃいけなかったり、まぁ余計な仕事が生まれるわけですよね。
ってことは、「あいつのせいで」とか「あいつがこんなこと言ってきたからこうなったんだよ」みたいなふうに理解する・解釈することって可能じゃないですか。
でもそれって結局、相手を加害者・自分を被害者にしてる状態。
自分がずっと相手軸・他人軸で行動してることになりますから、この間当然ながら気分が悪いわけですよ。
なんだったら「補償せぇや。弁償せぇや」みたいな感じになって、この自分の気持ちとか余計な仕事に関して弁償しなさいよ保証しなさいよ、みたいな感情・気持ちにもなりますよね。
でもこれやっぱり辛いなっていうことで、どういうふうに意識を変えるのか。
要は「自分軸になりましょう」っていうことなんだけども。
他人軸・相手軸で動いてしまってるなっていうことにまず気づかなきゃいけないんですが、あぁちょっとこれは自分後手に、受け身に回ってんだと、自分軸じゃなくて他人軸になってんだと。
ということは自分軸に戻さなきゃいけない、主体的にこの取り組みをしていかなきゃいけないっていうふうになっていった時に忘れがちなことがありまして、それは何かって言うと、
“全ての人間関係は対等である”ということなんですね。
「対等性」っていうところをまず思い出す必要があって、例えば出版社と僕の関係というのは実は対等なんですよね、本当は。
で、会社員の方も、会社と労働者っていうのはこれは対等であるはずなんですよ。
なんか向こうの方がね、力持ってるからなんかこっちは弱いような気がして、実はそういう部分ももちろんあるんですけども、ただそこでは対等でいられる必要があります。
でも対等でいるにはどうしたらいいのかっていうと、実は“選択肢をたくさん持っておく”っていうことがカギなんですよね。
お仕事の話でいえば、たとえば僕がね、作家としてそれで生計を成り立てていますと。
だから本が出ないと生活できませんっていうことになってくると、一冊の本っていうものに対して比重っていうか依存心がすごく強くなるんですよ。
そうすると、例えば発売延期になりましたっていうと、生活に直結してしまうので、「いやいや!ちょっと待ってくださいよ!」ってあたふたあたふた、どうしようどうしようどうしようと不安になってしまうわけですよね。
ところが現実的に僕は色んなお仕事をしていて、そのうちの一つが本を書いて印税をいただくとかいうお仕事ですから。
たとえばここが遅れたところで、他の部分で収入があれば経済的にはその出版っていうことに僕は依存してないわけですよね。
ってなってくると余裕を持って「あ~わかりました」みたいな、「今回もですね~」みたいな。
「でもさすがにその時期は・・・」って言って、交渉ができるわけですよね。
だから向こうの言いなりにならずに、こっちも言いたいことを言ってお互いにwin-winになれるような関係っていうかね、状況っていうのを作っていきましょうよって働きかけはこっちからもできるようになります。
それっていうのは、主体的である・自分軸である行動なんですけども。
自分がこの出版に、今回の本にけっこうたとえば半年間だったり数ヶ月間の生活なんかがかかってるとしてしまうと、どうしたって「もうお願いだから出してくださいよ」じゃないですけども、依存せざるを得ないっていう状況が生まれてしまいますよね。
で、もう一つですね、じゃあ自分に余裕があって、つまり自分に自信があってね、
“自分に価値がある”ということを知っていれば、相手がそういう態度をとったとしても、実は余裕で受け止められるっていうことなんですよ。
ここがもう一つのポイントで、自分軸でいくっていうことでいくと、自分の価値を知っているとか、自分の足で立ってる状態なので、交渉するにしてもそうだし、
たとえば選択肢を用意するっていうことにしても、「じゃあそれが駄目だったら自分はこの方法があります。あの方法があります」っていうことを主体的に考えることができるわけですね。
これはですね、自分自身の価値というか、自信とか自己肯定感という話にやっぱりなっちゃうんですけども、そこがやっぱり充実してると、余裕をもってその態度を取れるし、主体的に次の構造とか次の選択っていうものを考えることができるわけですね。
ここが一番の肝心で、だから「自分軸になっていきましょう」っていうことなんですよ。
で、自分軸になっていれば、例えば最初は後手から始まったとしてもですね、だんだんある部分で主体的に行動していくことができるし、次善の策っていうのを自分で考えることができます。
出版に関してもいろんな考え方ができるよっていうところが今日のテーマでございました。
ということで、最後までお聞き下さいましてありがとうございました。
根本でした。
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