なぜ異性に対抗心を燃やしてしまうのか?

このnoteは下のブログを元にvoicy / youtubeでお話しした内容を文字起こししているものです。

この話の元記事はこちら!
「男に対してついつい戦う姿勢を取ってしまう自立系武闘派女子の皆様へ。」

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どうもこんにちは。

カウンセラーの根本でございます。

いつもお聞きくださいましてありがとうございます。

今日は東京のホテルの方で収録しているところでございます。

ちょっと照明の関係等がございまして、Youtubeをご欄の方にはちょっと見づらいかもしれませんけども、なんとか音だけでも聞いていただければなと思っております。

Voicyの方は関係ないと思います。すみません。

ということで、今日は「ついつい男と張り合ってしまう」っていう、そんなテーマでお届けをしたいなと思っております。

よかったら最後までお聞きください。

そして、フォロー・チャンネル登録もぜひお願いします。

で、今日のブログのネタを元にお話をさせていただくんですが、ついつい男性と張り合ってしまう、競争してしまう、対抗心を燃やしてしまう。

もうファイティングとポーズをとってしまうみたいな、そういう傾向があるなと、そういう心当たりがあるなと、全員じゃなくても、一部の人に対してそうしてしまうなんていうようなことが、心当たりがある人もいるかもしれません。

で、なんでそうなってしまうんだろうね、どうしたらいいんだろうねっていうところを、今日はちょっと10分かけてお話をしていきたいと思うんですけども。

基本的に原因というのはもういろんな傾向が考えられまして、とても一概には言えないなっていうところがあります。

子供時代の親子関係、とくに父親との関係だったりとか、思春期の同級生だったりとか、先輩・後輩との関係性、先生との関係だったりとか、それから恋愛においてとか、いわゆる対抗心を持ってしまう、競争してしまうっていうのは、「自立心」っていうところなので、思春期以降に自分自身の競争心というのがなぜか強くなってしまって、それが異性に対して張り合うというかたちで出てしまうっていうのも少なからずあるんですけども。

それが強くなっちゃうのはなんでかな?っていうと、なんらかの個人的な要因があるのかなっていうふうに見ていきます。

そして、それがもしトラウマであれば、カウンセリング等々でちょっとそこをほぐしていくと、緩和されていくのかなっていう感じがします。

で、その対抗心とか張り合ってしまうとか、要するにすごくマウントっていう意識はないかもしれませんけども、相手の地雷を踏むという部分もあったりとか、それからついつい攻撃的な姿勢をとってしまうっていうことで、ほとんどの方が無自覚な人も多いんですね。

で、なにかっていうとカウンセリングしててもちょいちょいあるんですけども、たとえば本人は全くそんな意図なく普通にお話をしてくださってるんですけども、「いやなんかさ、あの周りの人から気がキツイねとか言われへん?」とか、「なんか一言多いとか言われへん?」とか、あるいは「なんかすごく頭で考えすぎてるよね」とか、「しゃべらんかったらいい女なのにとか、そんなふうに言われない?」みたいなことを、僕はけっこうお伝えすることがあるんですよ。

で、それは別になんか明確な根拠があるっていうよりも、お話を伺っていて、たとえばすごく強がってしまう癖がある人っていうのは、やっぱりそういう強がりであることを表現していらっしゃるわけですね。

一言多い方は、やっぱりカウンセリングの中でも一言多いんですよ。

で、なにかそういった、自分の中で無意識のうちにとってる言動ですね。

だから発言だけじゃなくて態度もそうなんですけども、それが相手に対して実は地雷になっているケースっていうのがあって。

今日のお話もけっこうよくあるなと思うんですが、自分自身は全くそのつもりないんですけども、つい言葉の端々で上下関係、「お前の方が下やで」みたいなことをメッセージとして出していたりとか、要は上から目線で言っていたりとか、すごく反抗的な態度を取ってたりとか、そういったなにかしら相手に競争心を喚起させるようなことを自分がしてしまってる可能性っていうのもあるんですね。

もちろんこれで自分が悪いと思わないでほしいんですけども。

自分自身の中にそういった癖があって、相手のなんかツボを押してしまって相手が切れるみたいな感じとか、攻撃してくるみたいな感じになったりとか。

「なんかお前バカにしてるだろ」みたいなふうに言われて、「いや、全然そんなつもりないです」って言うんだけども、やっぱりちょっとバカにしてるような態度・言動っていうのを、もしかしたらとってるかもしれないんですけど、これが習慣化されてるからなかなか自分では気づかないっていうのがポイントなんです。

この「気づきにくい」っていうところがやっぱりツボでございます。

で、そういった自分自身の中にあるさまざまなトラウマ・傷みたいなものがあって、そういった態度に出てしまうっていうのは無理ないんですけども。

「まぁそろそろ戦争やめましょう」とか、「心の平和を取り戻しましょう」ということで、実は今日のテーマって非常に深いというか、重要というような意味を持ってまして。

その競争心とか対抗心っていうのは、やっぱり自立の中で出てくる問題なんですね。

で、自立ってやっぱり戦闘モードなんですよ。

そうすると競争心も生まれるし、1番にならなきゃいけないし、負けてはならぬってなってしまうんですけども、これがパートナーシップに例えるとわかりやすいですけど、パートナーのどっちかが勝ちで、どっちかが負けっていうのは、お互いにとってハッピーなのか?っていうことになっちゃうわけで。

そうすると、その関係って崩れやすいよねっていうことになります。

なので、僕のカウンセリングとかセミナーでは、「自立を手放してその次の相互依存のステージに入りましょう」っていうことをけっこうお伝えしているわけですね。

で、実は今日のテーマっていうのも、そこにまんま乗っかっているようなテーマでございまして。

それゆえに、今日の「なぜあの男の人に張り合ってしまうのか、対抗心を燃やしてしまうのか」っていうのは、もう自立のステージからその次のステージに進むサインとも言えるわけですね。

で、そのポイントっていうところを今日はお話をしていくんですが。

どうしたらいいの?っていうのを含めてね。

で、そこでやっぱり僕の考えるポイントっていうのは、「弱さを認める、受け入れる、愛する」っていうことなんですよ。

いきなりちょっと話が飛んで「弱さ」という言葉が出てきたんですけども、実はこの競争心で相手に対抗してしまうっていう、戦わなければいけないようなモードになってしまうっていうのは、潜在的に自分自身のことを「弱い」と思ってるんですね。

で、その弱さを嫌って、だから強くならなきゃいけないとか、誰も自分のことなんて守ってくれないから、自分で自分を守れるようにしなきゃけないとか、自分っていうのは弱いから、だからそんな弱い自分はダメだから、強くなって、そして男に負けない女にならなきゃいけないみたいな観念っていうのが、心の中に根づいちゃってるのかなっていうふうに見ていくわけです。

つまり、なんでそんなに戦ってしまうの?っていうと、「弱いから」っていうことなんですね。

たとえば、空手の有段者とか格闘家っていうのは、自分が腕力が強いことを知ってるので、なんかいろいろ煽られても手を出したら終わりですよね。

これは法律的に縛られてる部分ももちろんあるんですけども、相手を傷つけないようにするためには、自分が手を出しちゃいけないっていうことをわかってるので、グッと堪えられるし、そもそも相手にしないっていうことができるんですね。

ところが自分が弱いっていうことを潜在意識で知ってるけど、意識できてない場合っていうのは、その強さを試したいとか、強くあり続けるために戦うっていうことを常に選び続けるっていうことになるんですね。

で、その相手っていうのは、「自分と対等であるべき」と思ってるような人に対して戦いを挑んでしまうっていうことも、特徴的なところでございます。

だから自分では自覚したくない「弱さ」っていうものを、やっぱり知る、受け入れる。

そしてそんな自分を許すし、愛するっていうことが、非常に重要なテーマとして出てきますし、それくらい重要ってことは、めちゃくちゃ難しいっていうことも表すわけですね。

じゃあどうしたら弱い自分を許せるのか、受けられるのかっていうところなんですけども、だいたい僕はこういう実験を提案することが多いです。

今日から1週間、今日のこの音声とか動画を見られた方は、ここから1週間、「自分も弱いんだ」っていうことをちょっと意識して過ごしてみてほしいなと。

弱いことがダメだと思ってたりとか、弱いとなんか嫌な目に合うとかって思っていらっしゃる方はすごい抵抗が出てくると思うし、そもそも弱いと思いたくない人も多いかもしれませんし、まぁ弱いよねみたいな感じで、簡単に受け入れられる人もいるかもしれませんけども。

そうすると、その弱さに対して、自分が今まで隠してきたり、抑圧したり、否定したり、自分が自分の弱さを攻撃してきたっていう部分が、ここから如実に出てくるわけですね。

そうすると、いろんな記憶が蘇ってくることもありますし、弱いのはすごく惨めだとか、不安だとか、怖いとか、誰も守ってくれないとか、すごく情けないとかみたいな思いが出てくると、「あ、これだけ自分は弱さを隠して否定してきたんだな」っていう、めちゃくちゃ大きな気づきが出ると同時に、ちょっと周りの人の態度が変わっていくと思うんですね。

で、そうやってもし1週間やってみてよかったら、そのまま続けてみてくださいねっていうのが、今日の提案でございます。

ということで、最後まで聞いていただきありがとうございました。

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