親からの卒業〜自分は十分、子どもとしての役割をやり切った、という宣言をしてみる〜

このnoteは下のブログを元にvoicy / youtubeでお話しした内容を文字お越ししているものです。

親からの卒業~「自分は十分、子どもとしての役割をやり切った」という宣言をしてみる~

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どうもこんにちは。

カウンセラーの根本でございます。

いつもお聞きくださいましてありがとうございます。

今日も大阪はいい天気でございますけども、ちょっと今日はあったかいですね。

皆さんはいかがお過ごしでしょうか。

今日はですね最近ちょっとねカウンセリングとか、ブログの方でも昨日と同じテイストもあるんですけど、ちょっと話題になってるもうちょっと今僕の関する中に流れの一つになってます、「親からの卒業」というテーマで今日はお届けしていきたいと思いますのでよかったら最後までお聴き下さいませ。

親からの卒業って言うとね、一般的には例えば高校卒業して大学に行く、社会に出る、家を出る、あるいは大学とかね専門学校とか卒業して社会に出るみたいなね、そういったタイミングで家を離れたりとか、

もう少し大人になってからでも実家を離れたりとかする時に、親から離れて暮らすっていうことをしたり、同居していたとしても社会にとなってね、家にお金を入れるとかですね、大人同士の関係性っていうのに発展していくっていうことに一般的にはなるんですけども。

その後親孝行ですね、親に恩返しをしていきましょうみたいなのも出てくるんですけど、様々な条件って言いますか、事情っていう下で、なかなかその親子関係を卒業できずに大人になってもずっと親と子の関係性をそのまま引きずっちゃうみたいな、そういう事例っていうかケースっていうのが結構よくあるんですね。

そうすると例えばですけども、やりたいことが見つからなかったりとか、まあ自分の人生なんだけどもなんか親に敷かれたレールの上を走っていてちょっと居心地が悪いなとか、いつまでたっても親に束縛されてるような感じがして自由になれないとか。

一方ですね、親の事が気になる・心配する・ほっとけないみたいな感じで親のことが気になって結婚であったり家を出るということであったりが難しくなっちゃうなんていうケースもあったりとか。

もちろん結婚してからもですね、新しい奥さんや旦那さんと家庭を築いていくということなんですけども、やっぱり実家の方にねちょっと意識が取られてしまって、ちょいちょい実家に足繁く帰ってしまったりとかですね、奥さんとか旦那さんよりも実家の方を優先してるような、そういう状況になってしまってここでトラブルが起こるとかね。

仕事にしてもですね、安定であったり安心っていうのを求める「親の期待」に応え続けるので、なかなかやりたいことがあっても独立・起業だったり転職っていうことがしにくい。

そもそもそういった様々な状況っていうのがあった場合に、「まだ親子関係なんか引きずってない?」みたいな話というのは出てくるんですね。

言い換えるとですね、「親を背負ってる」っていうふうに表現したりすることもあります。

子供時代からですね、例えば親が過干渉であったりとかね、自分のあれこれをコントロールしてくる、そんなタイプの場合だと、何でも親が決めてくる。

自分はそれに従っていれば良かったんですけども、当然自分の意思が出てきた時にバトルになりますよね。でもそこを封じ込められたりする。

あるいはそれによって自立する道を失っちゃって、ずっとなんか親の顔色を伺うと言うかね、親にコントロールされた状態が続くとか、あるいは親が精神的に弱いとか、体があんまり強くないとかっていうことで、子供ながらに親をすごく心配したし、色々お手伝いとかをしてきたし、お母さんの愚痴であったりとかお父さんの弱いところをサポートしてきましたという場合だったりとか。

あと優等生とかにありがちなんですけども、過干渉とかにもけっこう関連するんですけど、すごい期待をかけられて、その期待に応えるべくずっと頑張ってやってきましたと。

もちろん成果は残したり残さなかったりするんですけども、それが癖になってしまっていまだに親の期待に応えなきゃいけないような感じがしてたりとか。

そういった様々なケースっていうのがあります。

もう少し細かくブログの方で紹介してるんですけども、親に問題があるという場合だったりとかね。

そういったですね、環境の中で育つと、親の期待に応える・親を心配する・親にコントロールされるみたいな状況・家をなんとかしなきゃとかね、そういう状況にあったりすると「親を背負う」という人生になってしまったりするわけですね。

もちろんこれは見方を変えるとすごく優しかったり責任感があったり、そして親に対する愛情が深かったりというところで非常にメリットとしてはたくさんある、というか長所としてみることはできるんですけども、

その分親の存在がすごく気になってしまって自由を感じられないとか、思い切ったチャレンジ・行動が出来なかったりとか、あるいは何かに支配されているような感じになりますし、

この親との関係って言うのそこだけで止まらずにですね、様々人間関係に投影されていきますから、たとえば期待に応えてずっときた子は、次は会社とかですね、パートナーの期待に応え続けようとしてしまいますし、

コントロールされてきて自分の意思が持てなくなっちゃったみたいな、アイデンティティ喪失しちゃったよっていうような場合にはどこに行っても自分っていうのがないので、

「お前何考えてるかようわからん」とか「何がしたいんだ」みたいな感じで周りの人に言われたりとか、自分でもそこがよくわかんなくなっちゃったりとか、そういった様々な影響っていうのを起こしてくるんですね。

ある程度今日お話しさせていただくと、大人になってから、年齢でいうと25歳以上・20代以降はね、もう早い子は20歳ぐらいからそういう心理になっていますけど、大人になって言ってみれば「大人同士の関係性」っていうのに親子関係っていうのも発展というか変化していくものなんですね。

お父さんお母さん・親と子供っていうある意味その上下関係から、子供が成長していく事によって対等な関係性、大人同士の関係性っていうことに本来ならば気づいていくんですけども、

親が抑え込んでしまったりとか、子供の方がその親を気にして成長しないようにしているようなイメージですね。そうすることでずっとこの「親と子」っていう関係性が延々と続いてしまうっていうことになったりもするんですね。

そうすると先ほどまでお話してきたような、なんか生きづらさとか、自分らしさっていうものが発揮できないみたいな問題として出てきたり、パートナーシップ・仕事・お金の問題として出てきたりっていうことも出てくるわけですね。

そういった時にはどういう風に見ていこうかっていう話なんですけども、アファメーション的によくお伝えしてるのは

「もう十分子供をやったよね」

「子供としての役割って十分果たしてきたよね、だからもう子供としての役割っていうのを卒業していきましょう」

っていう提案をします。

実際今のような言葉を自分自身に言い聞かせるっていうかね、自分自身に声に出して言ってみてもいいと思います。

「私は十分子供としての役割を果たしてきました。もう子供としての役割を卒業して一人の大人として、お父さんお母さんと向き合っていきます」みたいな宣言ですね。

アファメーションっていますかね。

こういうのもすごく効果的だったりしますし、当然そこで過干渉であったり心配症なんかっていう問題があるとけっこう癒着してるっていうケースもけっこう多くてね。

癒着っていうとこまで行かなくても、「なんか親が気になるだよね」と視界の隅っこにずっと親を意識してるような感じや、なにかと親が心配になったりとか、あるいは親からの連絡をちょっとビビってたりとかするような状態ですね。

これはいわゆる親軸・他人軸のひとつですけど、他人軸になってしまっているということで、改めて自分軸っていうものをもう1回しっかり立て直していきましょうよっていうことがテーマになると、

「自分は自分。親は親」

「自分には自分の人生があって、親には親の人生がある」

「私は私で自分自身で幸せになることができるし、親は親でもう大人なんだから自分の人生を自分で選んでいくことができる」

「だから究極、自分がいなくても大丈夫」

ぐらいまでですね、言い切ってしまっても良い場合もけっこうあったりします。

そんな感じで“親との関係関係性の中で自立をしていく”“対等な関係性に意識していく”

これをね、親から求めても難しいんです。だから子供側が変化するっていうことが大切になってくるんですね。

その上で対等性を手に入れる。

よくね、

「お父ちゃんお母ちゃんももう大人でしょ。自分の人生を自分で選んで行けんじゃん。自分でもし人生変えたいと思ったら本人の意思で変えることができる大人だから、そこは信頼してあげましょう」

っていう表現をしたりとか、

「お父ちゃんお母ちゃんね、親には間違えないんだけども、言ってみれば1人のおっちゃんおばちゃんじゃないですか。その辺にいるっていうと変だけど、親戚のおばちゃんみたいな視点でも見てもいいんじゃないの」

みたいな言い方をあえてする事っていうのもあります。

そうすることで、子であること・子であり続ける役割を卒業して一人の大人として生きていく、ということが可能になっていくのかなと思っております。

ということで今日はですねけっこういろんな事例に出てくる親子関係のについてですね、「その親からの卒業」「子供であることを卒業する」という話をさせていただきました。

最後まで聞いていただきましてありがとうございました。



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