ダークストーリーとその対処法について。
このnoteは下のブログを元にvoicy / youtubeでお話しした内容を文字起こししているものです。
この話の元記事はこちら!
「幸せになる恐れがあるとダークストーリーを描いて自ら関係性を潰しにかかるので要注意よ!~今、起きてることに意識を向ける~」
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どうもこんにちは。
カウンセラーの根本でございます。
いつもお聞きくださいましてありがとうございます。
今日は関東の方はけっこう冷たいみぞれというか、雪だそうで。
SNSでもそんな投稿を見かけますけども。
大阪はさっきまでは曇ってたんですけど、今はけっこう晴れてきまして、どっちかというと暖かい1日でございます。
何事もなければいいなと思いながら、とくに関東の皆さんは過ごしていただければと思う次第でございます。
なんかよそよそしいな(笑)
今日は「ダークストーリー」というテーマでお話をしたいなと思います。
これは前も扱ったような気がするんですけど、まぁまぁ気にせずに、今日は今日でお話をしていきたいと思います。
よかったら最後までお聞きください。
そして、フォローとかチャンネル登録もぜひよろしくお願いします。
「ダークストーリー」っていう、心理学用語っちゃ心理学用語なんですけども。
これは恋愛に限らず、もちろんライフワークであったりとか、将来に対して不安とか怖れが強かった時に、僕たちがよくやりがちな罠の1つっていうふうに捉えていただければと思います。
元ネタがパートナーシップに関してですので、パートナーシップっていうところをベースにお話をしていきますけども。
他の仕事とか、将来のこと、家庭のこと、なにに対しても当てはまりますので、よかったら自分に置き換えて聞いていただければなと思います。
ダークストーリーって、その通り「暗い物語」っていう意味なんですけども。
不安とか怖れっていうのが強い。
とくにどんな不安かというと、幸せになることだったりとか、成功するとか、豊かになるとか、うまくいくとか、欲しいものが手に入るとか、夢が叶うとかですね。
いろんな条件の中で、僕らはそういったものに対して怖れや不安っていうのを抱きます。
もちろん自信がないからとか、自己肯定感が低いからっていう場合もありますけども、やっぱりそれ以上に僕らの中には「幸せになる怖れとか不安」っていうのをデフォルトでけっこう思ってたりするので、そこが刺激されるっていうことも多いですね。
そしてなにをするかというと、要はこのまま真っ直ぐ行ったら幸せになっちまうと思うので、一生懸命そこに障害物を置こうとするわけですね。
たとえばパートナーシップで言えば、素敵な彼と巡り合い、お付き合いしましたと。
「いやでも・・・彼、浮気するんじゃないかしら」とか、「お金の問題があるんじゃないかしら」とか、「実は裏に私がまだ知らないヤバイことがあるんじゃないか」とか、「この人と一緒にいて大丈夫なんだろうか」みたいな感じですね。
こういう話をすると、パッと「あ、もしかして・・・」ってお気づきになる方もいらっしゃるかと思うんですけども。
マリッジブルーって言われるものも、一種のダークストーリーの1つと言えるかもしれませんね。
そういった、幸せになっていくっていう、その幸せが見えた時に、それをブレーキをかけるようにダークストーリーっていうのは描かれるもので。
そしてそれは大変リアリティーがあったりとか、真実味っていうのがあったりするので、まんまとそこに嵌って、幸せに行く道から思いっきり自分を逸らそう逸らそうというふうに動いてしまう。
そういうマインドを作っていくっていうことになるんですね。
なので、そこでダークストーリー、これはカウンセリングをしててもちょいちょい聞くんですよね。
結婚が決まったんですけどとか、前から望んでたお仕事に就けることになったんですけどとか、なんか最近すごい状況が変化してすごい人と出会うことがあって、このままだったら自分ってどうなっちゃうんだろうかっていう不安なんですみたいな。
さまざまな、そういうおめでとうな祝福のお話の後に、「でもね・・・」って言って出てくるのが、このダークストーリーの特徴で。
やっぱりこれは誰にでもあるんですけども。
すごく欲しかったものとか、好きなものだったりとか、願いが叶う夢が叶うみたいなシーンに、途中でポーンとやってくるっていう特徴があったりします。
これは避けられないかどうかっていうふうに言うと、微妙なところはあるんですけども、要は不安と怖れが作り出すネガティブな妄想・空想・想像のことをダークストーリーだと思っていただければいいと思います。
そうすると、僕らはやっぱり本能的に不安や怖れっていう方に目を向くようになってます。
これはもう、自分はネガティブ思考だからとか、もともと不安や怖れが強いんですって方もいらっしゃるかと思うんですけど、ほとんどの人、90パーセント以上の方が動物の本能的に怖れや不安の方に意識をとられるっていう習性っていうのを持ってるんですね。
これはもうやっぱり動物として、人間として生きてる以上もうしゃあないことで、逆に、それがあるからこそ危険回避ができたりとか、車の運転をしててもちゃんと周りを見て、注意して、歩行者がいないかとか、そういうことをチェックしながら動いたりとか、なにか仕事をする上でも想定されるトラブルっていうものをわかる範囲で消していく。
それでも起こるものですけど、そういうふうなポジティブな意味っていうのも実はあって、そういった怖れに気を取られるっていう性質を僕たちは持ってるんです。
それが悪いわけではないんですね。
ただこの幸せは、たとえばステキな彼ができて結婚っていうことを考え始めたみたいなシーンで、ダークストーリーが描かれるっていう時は、やっぱり幸せになることへの怖れとか、ここには罪悪感っていうのも実は関わってきたりするんですけども。
やっぱりブレーキをかけて、ちょっと状況をコントロールしたくなるんですね。
つまり、幸せになりたいんだけども、「私のペースで行かせて」だったりとか、逆に「いや、このまま行って本当に大丈夫なの?ドッキリじゃないの?」みたいな、「あとでどんでん返しがあるんじゃないの?良いことがあった分、あとで悪いことが起きちゃうんじゃないの?」みたいな感じの怖れから、このダークストーリーっていうのを描いてブレーキをかけようとする。
でもこれが、ブレーキをかけるぐらいだったらまぁまぁまぁまだいいかなと思うんですけども。
これがパートナーシップだったら、この関係性を壊しにかかったりとか、せっかく叶いそうになった夢を自ら潰してしまったりとか、そういう働きすら持つことがあるので、そこは要注意なポイントだったりします。
じゃあ、このダークストーリー描いてしまいますと。
これは本能的なものでしょうがないですよね。
じゃあどうしたらいいのか?っていうお話を、今からさせていただきたいと思います。
まず、それがダークストーリーだって「気づく」っていうことが大事なんですよね。
そのために僕がおすすめしてることは、「今ここ」。
「今」、この瞬間に意識を向けることなんですね。
で、「今ここ」の瞬間に意識を向けるっていうのは具体的にどういうことか?って言うと、実際に起きてること、そして自分が起きるなって想像してること、つまりダークストーリーっていうのの区分けをちゃんとしましょうっていうことなんですよ。
たとえば人の情報が入ってきたりとかね、実際自分が見聞きした、そういったところから、たとえば最初はよかったんだけど、そのうち喧嘩ばっかりでうまくいかなくなるんだよねみたいなダークストーリー。
これは軽いものかもしませんけど、そういうもの描いた時に、「あ、でも別に今トラブルが起きてるわけじゃないよね。今、彼と喧嘩してるわけじゃないよね」っていうことに気づくことなんですよ。
それは今、本当に起きてるんでしょうか?
今、この瞬間にそれは起きてるんでしょうか?
それとも起きるんじゃないかと頭の中で想像してるんでしょうか?
どっちでしょうか?
っていうことを、きちんと区分け、分別つけていきます。
で、今起きてることの方にフォーカスをしていきましょうっていうことが1つ目ですね。
ダークストーリーを手放す。
そこに惑わされないようにするためにダークストーリーそのものを消そうとすると、かえって強くなっちゃったりするので、これはあんまりおすすめじゃないんですよ。
それよりも、自分がフォーカスしている現実っていうところの方に目を向けていきましょうと。
「いや、彼まだ浮気してないよね。知ってる範囲では浮気してないよね。一応彼はお金にそんな困ってないよね。貯金はないかもしれないけども、今別に困ってないよね」とか。
「結婚話はまだ出てないよね。結婚式場決まってないよね」とか。
「相手のお母さんとまだ会ってないよね」とか。
そういった、現実になにが起きてるのか?っていうところにちゃんと注目して、これは書き出す方がいいかなっていうふうに思います。
じゃないとなかなか頭の中では整理つかないことが多いので、スマホにメモするっていうかたちでもいいですけど、「現実に起きてること」「私が空想してること」っていうことで分けていきましょう。
2つ目。
ここまでの話の発展系なんですけど、ダークストーリーにとらわれると、「今ある幸せ」っていうのは受け取れなくなります。
今ある関係性っていうものにフォーカスできなくて、気が逸れてしまいます。
そして彼に感謝することもできなければ、彼の愛情を受け取ることっていうのもできなくなります。
なので、「今あるこの幸せ」とか、とくに「感謝」っていうところをフォーカスしたいんですけども。
パートナー・彼に対して感謝していくとか、彼に愛されてることに対して「ありがとう」っていう気持ちを意識的に持つっていうことね。
そういうことで、「今ここにある幸せ」っていうのを感じられるようになっていくわけですね。
ダークストーリーはそこから自分を引き離そうとしますので、やっぱりこれが現実か?現実じゃないか?っていうところの区分けをしっかりしつつ、今ある状況に感謝しましょうねと。
愛を受け取りましょうねと。
もちろん愛を与えていきましょうねと。
今できることしかできひんねんから、今できることをやろうっていうことですね。
その辺を総じまして、「なるようになるさ」っていう開き直りも大事で、これを3つ目のポイントとしてお伝えしたいと思います。
では時間が来ましたので、今日はこの辺で失礼したいと思います。
ありがとうごございました。
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