今現在の根本のカウンセリングスタイルについて

このnoteは下のブログを元にvoicy / youtubeでお話しした内容を文字お越ししているものです。

「今現在の根本のカウンセリングスタイルについて二番手の女をいい加減辞めたい!と思ったときに読むネタ。)」

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どうもこんにちは。

カウンセラーの根本でございます。

いつもお聞きくださいましてありがとうございます。

今日はですね、ちょっといつもと色が変わるというか、今日のブログネタっていうのとは直接関係ないテーマなんですけども、

その記事の最後の方にですね、「私こんなカウンセリングを最近してるんですよね」っていう話をさせていただきましたので、ちょっと今の僕のカウンセリングの進め方とかね、そのスタイルについて簡単にですけどもお話をしていきたいなと思います。

基本的に僕のカウンセリングっていうのは、カウンセラーになって20年経ちますけど、ずっと変遷を繰り返しているっていうところがありまして。

だから10年前とかね、5年前のカウンセリングと今とでまたちょっと違うかなっていう感じがしています。

カウンセリングっていうと、いろんな様々なやり方があります。

傾聴スタイルがメインだったりとかするところも多いんですけども。

僕の場合はどっちかっていうと指示型というかね、“提案型のカウンセリング”っていうのをしていまして。

「こうした方がいいよ、ああした方がいいよ」ってアドバイスをけっこう積極的にさせてもらうんですけども。

そのアドバイスの仕方なんかも含めてですね、どういう色合いというか、雰囲気でやっていくのかっていうのをちょっとお話をしたいなと思っております。

基本的にですね、カウンセリングで最初に初めてお会いする場合っていうのはなにも分からない状態なので、僕の場合は事前アンケートを書いてきてもらうことが多いんですけども。

そのアンケートに基づいていろんなことを質問していくんですね。

で、カウンセリングで今の例えば仕事の問題・ライフワークの問題・パートナーシップ・親子関係・子育て・自分の性格とか、これから未来について色々なお話を伺うんですけども。

「なんでそんな問題が起きてきたのかな」と。

「なぜその問題が今起きる必要があるのかなぁ」なんていう視点で話を色々聞いていくんです。

だから最初はね、けっこう質問ばっかりの時が多いですね。

場合によっては1時間のカウンセリングのうち、40、50分ぐらい質問に費やすっていうこともけっこうよくあります。

それだけ「話を聞かせていただく」っていうと綺麗事なんですよね。

僕の場合はどっちかというと“情報収集”っていう感じかな。

なんでそういう問題が起きてきたのかとか、その背景に何があるのかっていうのを心理学的なね、いわゆる分析っていうのを進めていくために、家族のこととか思春期のこととか、かつての恋愛だとか仕事についてとか、その価値観だとかっていうのをいろいろお聞きしていきます。

で、けっこうね、カウンセリングも最近はメジャーになってきて、自分なりに勉強されたり、受けたりしたことがある方も多いんですけども。

けっこうやっぱり子供時代の幼少期の親子関係っていうのはやっぱり無視できない影響を放っていることが多くて。

ちょっとお母さんとの距離感が近いよねとか。お父さんに対して相当お怒りですよねとかっていう場合もやっぱりあります。

次に思春期ぐらいの人間関係、学校での人間関係ですね。っていうのもやっぱり影響力があるように僕は思っていて。

で、やっぱりいじめがあるっていうのは典型的ですけども、先生との関係だったり同級生との関係、そして思春期ならではのですね、人目を気にしたりとかね、あるいはそこで生まれてくる恋愛感情だとかっていうところも問題になってくるかなと。

で、また家族の話に戻るんですけども、親子関係ばっかりじゃなくて、けっこう兄弟の影響って僕は根深いなっていうふうに解釈してるところがあって。

なので「ラスボスは姉説」っていうのはね、こちらでも紹介させてもらったこともありますけども。

兄弟の問題というのも見捨てられないですし、場合によってはじいちゃん・ばあちゃんとの関係なんていうのもあります。

他にも幼少期っていうのはけっこう繊細だったりとか、物事をありのままに受け入れてしまう時期ですから、その頃になんらかのトラウマを抱えている場合は、今の大人になってからの人間関係とか仕事や恋愛に対して非常に大きな影響を与えてるって事があるんじゃないかと。

そういうことでいろいろ子供時代の話も聞かせてもらうことがあります。

場合によってはね、もうカウンセリングを何年も受けてきたっていう方がいらっしゃるので、そういう方の場合はね、話を端折るっていうのもあるしね。

本人何度も喋ってるでしょうから、あえてそんなことは聞かずに、「まぁ今はどんな感じよ?じゃあお母さんとの関係はもうクリアってことでいいかな?」みたいな感じで話をすすめるっていうこともあります。

で、そういった話をしながら、その人の価値観であったりとか考え方である、というのがなんとなく見えてきたりしますし、なぜこういう問題が起きてきたのかっていうところも、一つまぁなんとなく形が見えてくることが多いんですね。

それで「あぁ、こういう流れでこういう仕組みがあってこういう問題になってんだね」みたいなことが分かってくると、それをもちろんお伝えしますけども。

それは僕なりの“この問題やあなたの人生に対する解釈”っていうことになるんですよね。

で、もちろんそれで終わりなわけじゃなくって、“問題の陰に才能があり”っていう考え方が僕は好きで。心理学の考え方ですけども。

「こんだけの問題を持つってことはその裏側にそれぐらいの才能があるし魅力もあるんだよね」っていうところがやっぱり僕がこの仕事を続けられるポイントかなって思うくらい好きなポイントで。

話を聞きながら家族関係であったりとか、そういった今までの人間関係とかをお聞きしながら、「結局あなたってこういう魅力があるんじゃない」とか「こういう才能があるよね」とか。

例えば昨日もカウンセリングの中で「あなたはけっこう二番手の生き方をしてきたんだけども、実は前に出ていくタイプなんじゃないの?」と。

「二番手にいようとするからそんなしんどいんちゃいます?だから前に出ようよ」みたいな話をさせてもらったりとか。

ライフワークっていう言葉をよく使うんですけども、言い方変えると“ビジョン”ですね。未来に対するビジョンっていうのを描いていくっていうことをですね、得意としてるというか。

「こういう未来とかこういう生き方があなたにすごく似合ってると思うんですよね。そういう生き方は好きじゃないですか?」みたいな感じで、これからの生き方を提案していくっていうことはけっこう多いかなと思います。

その時に今までの過去の経験とかね、体験とか、本人の価値観とかっていうのを聞いてきてるので、「こういう魅力もあるし、こういう才能もあるし、ここってめちゃくちゃ重要な才能でね」とかっていう話をしていきます。

で、ところがそれを何らかの事情で封印してしまってこういう問題につながってるので、具体的な提案っていうと、じゃあその封印を解くような、エクササイズだったりとかワークだったりとか、そういうセッションだったりとかっていうのを提案してみたりとか。

これから先の未来に向けてのビジョンを描いていく時っていうのは、ライフワークに関わるような、そんな課題を出させてもらったりとか。

「色々やってこられたんだけど、まだちょっとお母さんのことで引っかかりがあるみたいだから」って言って、「感謝の手紙を書いてみようよ」っていう宿題を出してみたりとか。

っていうことで、そういったいわゆる未来にね、「自分らしく幸せな人生」ってこれ僕は“ライフワーク”って言ってるんですけども。

自分らしい幸せな人生を生きるために「今ここがブロックになって引っかかってるよね」とか「ここがまだ受け取れてないよね」とかっていうところを、ちょっとフォローしていくような、サポートしていくような形でカウンセリングを進めていきます。

だからけっこうね、カウンセリングを受けると、なんかすごく辛い思い出が出てきたりとか、すごく愛と繋がったり感動したりとかっていって、わんわん泣いたりとかっていうことが一般的にイメージされるんですけど。

まぁそういうカウンセリングをしてた時期も正直言ってあるんですけども。

最近はどっちかっていうと笑い声だったりとか、「あー!それいいね!(笑)」みたいな感じで、けっこうアゲアゲな感じのカウンセリングが多くて。

どっちかっていうとコンサルティング、コンサルに近いような形のカウンセリングかもしれないですね。

とはいえ、場合によってはですね、過去の辛い思い出っていうものちょっと語ってもらったりとか、それに対する自分の価値観っていうものについてちょっと深く掘り下げていって痛みに触れたりっていうことももちろんやりますし。

「許し・手放し」っていうのがひとつ僕の代名詞みたいな、他の方から紹介されることもあるんですけども。

例えば「前の旦那さんをもう一回ちゃんと手放そうよ」とか、「その思考パターンを手放しましょう」とか、「お母さん、お父さんをもっと許していきましょう」っていうような、そういった提案っていうのもいろいろさせてもらってます。

で、僕のカウンセリングのけっこう特徴っていうのは、幸いして20年もこの仕事を続けさせてもらってるんで、様々な経歴、なんていうか知識っていうかね、データっていうのが蓄積されていまして。

「あ、似たようなタイプの人いたなぁ」とか、「そういうケースでこうなった人がいるよ」みたいなですね、そういう例え話というかね、経験談っていうのをけっこうお話しさせてもらってるって言うのがポイントかなと思います。

もちろん全く同じっていう人はいないんですけども、でもけっこうほぼ同じだったりとか、このラインには乗ってるよねみたいな方っていうのはけっこういらっしゃるので。

そうすると、そういう方の話を紹介しながら、もちろん守秘義務があるからね、詳細には語らないんですけども、ざっくりとした話なんですけども。

そういってうまくいった例なんかを中心にね、「こういう方がいて今こうして今こうやって幸せに暮らしてるよー」なんていう話をするとですね、まぁそれで一つの勇気になったり目標になったりするじゃないですか。

それで、そういったお話っていうのをさせていただくような感じはして。

できるだけ僕の場合は笑顔で帰ってもらいたいなと思ってて。

で、同時にですね、カウンセリングって短い時間なんですけども、もちろんそれじゃなくても一期一会ですから、次にお会いできる保証っていうのもないですから。

そうすると、今回「じゃあどんなお土産を持って帰ってもらおうかなー」とか、

その先にしばらくね、この意識を続けられるような“宿題・課題”っていうの出しててですね、「これから2、3か月はね、これやってたらあっという間に過ぎちゃうから、全然暇じゃないですよ」みたいな感じで、

その意識とかね、経験をね、カウンセリングを受けた経験っていうのを続けられるような、そういう考え方・やり方というのを提供してたりします。

ということで、今日はざっくりと僕のカウンセリングというところについてお話をさせていただきました。

参考にしていただければ幸いです。

ありがとうございました。

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