自分の問題は二人の問題。自立を手放して相互依存関係へ。

このnoteは下のブログを元にvoicy / youtubeでお話しした内容を文字起こししているものです。

この話の元記事はこちら!
「年齢と不妊という事実を乗り越える“女王様マインド”とは?~その問題って自分ひとりのものなんですか?~」

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どうも、こんにちは。

カウンセラーの根本でございます。

いつもお聞きくださいましてありがとうございます。

ということで今日2本目でございますけども、先程アップしました今日のネタを元にまたお話をさせていただきたいと思います。

けっこう難しい深い問題っちゃ問題なので、ここでお喋りするとなるといろいろ誤解を招いたりとか、いろいろと足りない言葉があるかもしれませんけども、その辺りはちょっと意識していただきながら最後までよかったら聞いていただけたらと思います。

今日のネタは、42歳のネタ元さんが30歳かな?の彼がいてっていう話で、やっぱり年齢が気になると。

そして婦人科系の持病もあるので、不任っていう問題も考えられると。

だからこれからどうしようかな、という感じのお話でございました。

けっこうこういうお仕事をしてると、似たようなお話っていうのはよくあるもので。

やはり僕のクライアントさんは30代、40代の方が多いので、これから結婚とか出産っていうところになると、けっこうそういったハードルを感じると。

だからやっぱり婦人科系の病気があって、それで子供が産めないかもしれないとかね。

それからやっぱり年齢的なものもあって、子供がちょっと育てられるか、産めるかどうかわからないなんていうお話もめちゃくちゃたくさんあって、そのあたりは非常にセンシティブな問題なんですよね。

だから、けっこう言葉選びも慎重にならなきゃいけないなっていうところもありますし、気軽なことは言えないなとも思うんですけども。

ただ、不妊とか年齢っていう問題に限らず、僕たちがというか、女性性の問題ですけど、その中でやってしまいがちなプロセスっていうところについて今日はお話をさせていただこうと思います。

具体的に言うと、今回の例で言えば「不妊と年齢」、たしかにその2つを持ち出されると、「ま、だよね」というか、「そりゃそう思うよね」としか言えなくて。

それで、たとえば30歳の彼と別れを選んだとしても、あるいは向こうから別れを切り出されたとしても、「ま、だよね」みたいなふうに納得せざるを得ないっていうところも出てくるかなと。

一方、それ以外の問題というのもけっこうやはりありまして。

それは経済的な問題であったりとか、家の問題だったりとか、あるいは結婚する意欲の問題だったりとか、それから子供を産みたいか・産みたくないかっていう問題であったりとか。

それから仕事であったりとか、住む場所であったりとか、内面的なもので言えばお互いの価値観・考え方、こういったものの相違っていうのがけっこう問題になってきたりとか。

それからやっぱり多いのは性の問題、体の関係の問題っていうところで、それぞれなかなか先に進めなくなってしまう。

そんな話を僕はよく聞く立場でございますので、本当に具体例を挙げればもうキリはないんですけども。

今日はちょっとそういった問題の個々に迫るというよりも、女性側のマインドの置き方・あり方っていうところについてメインでお話したいなと思います。

つまり不妊・年齢、たしかにそうね。

他に仕事の問題、経済力の問題、たしかにそう。

お互いの価値観が違う、体の相性が合わない、この辺もたしかにそうなんだけども、ここでとくに自立的な方々がやっちまいがちな問題っていうのは、やっぱり「一人でなんとかしようとする」っていう部分なんですね。

たとえばそれが自分になんか原因があるとか、自分自身の問題だとしても、パートナーシップっていうのはそれを2人で乗り越えていくことに意味があるんじゃないかなっていうふうに思うんですよね。

でも、とくに自立して長いというか、自立した意識が強い方ほど、自分の問題は自分でクリアにして、そして綺麗な状態・完璧な状態になって彼に自分を見せるというか、捧げるというか、与えるという発想をどこかお持ちなのかなと。

それは自分自身の問題なんだから、彼に迷惑をかけたくないとか、彼の負担になりたくないとか、彼を悩ませたくないとか、そういった優しさとか愛情からくるものももちろんあると思いますし。

これは責任だからと。自分の問題は自分でなんとかしなきゃっていう意識の強さからくるものかと思います。

たしかにその方向性が間違ってるとはとても言えないんですけども、パートナーシップっていうところで見た時に、1人の問題、片方の、一方の問題っていうのはやっぱり自分の問題でもあるということ。

他方の問題でもあるということですね。

家族っていう単位になれば、家族の誰かの問題っていうのは全員の問題なんだっていうふうな、やはり意識になると思うんですね。

だから、自立を長くやってて1人でなんとかするっていう考え方・生き方が定着してしまうと、自分で自分の問題はなんとかする。

で、ひっくり返すと、あなたはあなたでなんとかしてねっていう意識にもなりやすいんですが、でも実際にそういう話をされる方は「彼の問題は私の問題だから、私もなんとかしてあげたい」っていうふうに思うんですよ。

で、気づいていただきたいわけ。

「彼もそう思ってるんじゃないの?」っていうところです。

彼が年下であろうが、違う環境の人であろうが、私が彼を助けたいなと思うのと同じように、彼だってあなたを助けたいと思ってるんじゃないでしょうか?っていうのは、一つの考え方になりますよね。

それが自分の問題っていうところが、自分の年齢とか不妊の問題となってくると、なおさらこれが自己嫌悪というか、自己否定というか、罪悪感というのはすごい出てくるんですよね。

そうすると、やっぱり罪悪感を感じたくないとか、彼と一緒にいることによって罪悪感が刺激されたりとか、劣等感であったりとか、あるいはすごく惨めな気持ち、申し訳ない気持ち、これが罪悪感ですね。

というところがやっぱり動いてしまうとなると、「じゃあ離れた方がいいんじゃないか」と思うんですけど、実はこれは彼から離れたい、彼と別れたいのっていうと違うんですよね。

その罪悪感から逃れたいし、罪悪感を感じたくないんですよ。

だから、「別れた方が彼のためなんじゃないか」っていうふうに思うんですけども、じゃあそれって本当に彼のためなのかな?っていうと、そこはちょっと大きな「?」がつきそうなイメージがあります。

だからより相手を信頼するっていう、愛する、この辺をひっくるめて彼にコミットしますとか、覚悟を決めるなんて言い方もできるんですが、そこで一人で抱え込まずにシェアをしていくこと。

彼と問題を分かち合う。

自分の問題をシェアするっていうのは恥ずかしい、申し訳ない、迷惑を掛けるんじゃないか、そして惨めな気持ち、いろんな気持ちがあると思います。

けど、やっぱり2人の問題として扱っていく。

そして2人の中でそれを解決していく。

そういった、やはり考え方というか、アプローチっていうのって、すごく大事なんじゃないかなと。

だからこういった問題をお聞きするときに、たしかにそうなんだけど、たしかにそうなのかもしれませんけども、「彼に自分を助けさせてあげる」、こういう発想を持ってみてはいかがでしょうか?とかね。

あるいは「彼があなたのことをどれくらい助けたいと思ってるのかわかってますか?」と。

とくに年下の男性っていうことになると、遠慮っていっぱい出てきますよね。

自分の方が年上だからしっかりしなきゃとか、彼をちゃんと守ってあげなきゃみたいな気持ちですけども、30歳、大人でございます。

30歳の十分な大人ですから、彼だってそういう意志を持ってる可能性っていうのがあるんですけど、そこを信頼できないのかな?っていうところが僕のちょっと引っかかるところなんですね。

だから彼に対して、そうやって自分個人の問題、これはたとえば体のことだけじゃないですよ、年齢のことだけじゃなくて、家のことであったり、お仕事のことであったりとか、自分の大事な価値観であったりとかっていうところも、やっぱりこれはオープンにして2人の問題として扱っていきませんかと。

この勇気が実は2人の絆をすごく固めますし、自分を成長させるっていう、そして彼の成長も促すっていう意味で、もう本当に2人の関係にとってはすごい大事なことだと思います。

なにか2人の間にトラブルがあって、それによって2人の絆が固まった、強くなった、そういう経験をしたことある方も多いと思うんですね。

それを今度は自分がシェアする部分だと思っていただければと思います。

その時に、今日は「女王様マインド」っていう言葉がようやく出てくるんですけども。

実はこれはブログの中に、そういう「女王様になって」みたいな話っていうところがあって。

で、この時にじゃあ女王様マインドを使おうじゃないかと。

それがどういう言葉になるかっていうと、ブログでも紹介しましたけど、「その問題を乗り越えて私を愛しなさい」っていうメッセージになります。

まぁ上から目線で言ってるっていうか、女王様として発言してるという、そういう意識になってもいいよと。

「私を愛しなさい」っていうことなんですね。

で、それは言い方を変えると、「私を愛させてあげる」っていう行為になりまして。

このマインドに立つとけっこう強くなるんですよ。

そして受け取ることもできるし、喜びもひとしおになってくるので、「私を愛させてあげる」、この意識をぜひ覚えておいていただければと思います。

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