なぜこんな人が自分の前に現れたのか?を解釈する5つの見方

このnoteは下のブログを元にvoicy / youtubeでお話しした内容を文字起こししているものです。

この話の元記事はこちら!
「なぜ、こんな人が私の前に現れたのだろう?~シャドウ?投影?スキルアップ?許し?次のステップ?~」

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どうもこんにちは。

カウンセラーの根本でございます。

いつもお聞きくださいましてありがとうございます。

ということで、今日は新居の方に移っての、初めての収録になっております。

Youtubeをご視聴の方は、背景が全然違うなということで、お気づきいただけるかと思います。

まだまだお片付けが全然進んでないんですけども、とりあえずここらへんは、仕事場周りはね、ちょっと整理できたので、お届けしております。

ということで、今日は「なんでこんなやつが私の前に現れたの?」っていうテーマでお届けしてまいりたいと思います。

よかったら最後までお聞きください。

そして、フォローとか、チャンネル登録もよかったらお願いします。

今回もブログを元にお話をさせていただくんでございますけども。

僕らが仕事だけじゃなくてね、パートナーシップもそうだし、いろんなとこで出会う「人」っていうのにも、なんらかの意味を見出すっていうことは可能でございまして。

時には、「なんでこんなやつが自分の前に現れんねん」みたいなね。

「うわ・・・」みたいなね。

ちょっと苦手なタイプとか、うまく付き合えないとか、ちょっと問題児が自分のところに回されてきたりみたいなことがあったりします。

今日の元ネタさんのところも、ちょっと問題児がやってきちゃったみたいな感じだったんですけども。

その時に、「なんで自分は今この人を求めてるのか」とか、「なんで自分の前にこの人が今現れる必要があったのか」っていう解釈をしていくのは、とても前向きで、おすすめだったりするんですね。

で、こういった人間関係って、一般的に言うと「偶然性」っていうか、自分が望んだわけじゃない、たまたまだよみたいな、そういうふうに解釈したりとか。

それから、逆に被害者になってしまったりするっていう時も、なくはないかとは思うんですけども、前向きに物事を捉えていくためには、「なぜ自分は今この状況を必要としてるんだ?」みたいな解釈っていうのも、かなり有効というか、意味があるとか、重要というか、そういうところがやっぱりあったりするわけですね。

で、その中で、どういうふうに自分自身と向き合っていくかっていうところを考えていくんですけども。

今日もそういった、「望まないんだけども、なんか苦手な人が現れたんだよね」と。

「じゃあ、どうしようかな?」っていうところを、お話していきたいなと思います。

もちろん僕の場合、カウンセリングでそういう話を伺うと、基本的にそんなに、たとえば「取引先が」とか、あんまりそんな関係性が深くない相手だとするならば、「そんなに気にとらんでもいいんちゃう、たまたまちゃう」みたいなふうに言うこともあるんですね。

ただ、同じチームに配属されてきましたとか、それから、パートナーシップなんかもっと濃いわけですけども、なんか関係性が深い、距離を縮める必要がある、うまくやる必要があるみたいな関係の場合は、「ん?なんでだろう?」みたいな感じで、この物語を見ていくっていうことをけっこうおすすめするんですね。

で、今日は大きく「5つの見方」をご紹介したいなと思います。

全部が全部正しいわけではなくて、「あぁ、そういうふうに見ることもできるんだ」っていうふうに解釈をしていくといいかなと思うんですけども。

その中のまず1つ目ですけども、有名な話でございます。

心理学を少しでも学んだことある方なら、ご存知だと思いますけど、苦手な人とか、それからなんかうまくできないとか、合わないなって感じの人のことを、「シャドウ」っていうふうに言います。

「影」ですね。

「生きられなかったもう1人の自分」っていうような表現をするんですけども。

自分の中で、意識はしてないんだけども、自分が抑圧してきた部分。

たとえば、すごくいい子にして優等生育ってきた方の場合は、自分の中の悪い子ちゃんの部分を隠したりしますよね。

あるいは、すごく感情的な自分っていうのを、親との関係とかで抑圧してきたような場合には、そのすごく情熱的な自分を隠すっていうことをします。

で、そういった隠してる部分を見せてくれる人のことを「シャドウ」っていうふうに言うわけですね。

で、これはネガティブな面じゃなくて、たとえば長所という部分であっても、隠してることってあるんですよ。

で、自分が隠すわけですから、「出したらまずい」と思って隠してる部分ってことになりますから、それを出してしまったら嫌われるとか、うまくいかなくなるっていう怖れがやっぱりあるわけですね。

そこで、自分自身の状態っていうところを、ちょっと改善していくためには、「そのシャドウっていうところは自分の中の一部なんだっていうふうに、向き合ってみるといいよ」っていうふうにお伝えすることが多いですね。

で、これが1つ目。

2つ目は、そのまんまっていう話になるんですけども、「投影」っていうところがありまして。

「自分自身の中にもその要素がある」っていうことを、その人が教えてくれるっていうふうになります。

っていうところが、1つのパターンとしてはよくあります。

たとえば、すごく相手がモラハラチックな人が、今日のネタもそうですけど、モラハラチックな人がチームに入ってきた場合っていうのは、なにかそのモラハラ、そこまではしてないかもしれないんですけど、自分の中にもそういった「モラハラをしちゃうような要素があるのかもよ」っていうふうな見方をするっていうことですね。

それから、自分の中に認めたくないんだけど、ある。

ちょっとシャドウに近いんですけども、まだ自覚がある部分で、相手に対してとる態度っていうものは、その人が見せてくれていると。

「あぁ、これ私もあるわ」と。

これはけっこう事例としてはよくあるんですけども、気持ち悪い、向き合いたくない、できれば目をそらしたいみたいなところが出てくる要素だったりしますね。

で、3つ目。

この辺から少しちょっと複雑化してくるんですけども、「神様が与えてくれた課題」っていう見方があります。

これ1つ目、2つ目の見方の延長線上でもあるんですけども、その苦手な人、うまくいかない人、ちょっと扱いに困るような人、これを「上手に扱ってごらんなさい」みたいなふうに、神様が差し出してくれた新たな課題っていうふうに見ることができます。

これはけっこう勇気がいる見方になるんですけども。

これがなんで重要かと言いますと、こうやっていわば苦手な人とうまくやるには、自分が成長しなきゃいけないわけですよ。

人間関係や、コミュニケーション能力や、相手との波長を合わせたりとか、さまざまなシーンでよりスキルアップ、人間関係・コミュニケーションレベルをスキルアップする必要があって。

そのためには、苦手な人がやってくるという解釈というのができます。

だからこれは、相当覚悟がいりますし、試行錯誤、何度も何度もチャレンジして、失敗してということを繰り返していくような必要もあったりしますので、よほどの関係性、パートナーシップだったりとか、家族であったりとか、それからやっぱりチームメイトだったりとかっていうようなシーンにおいて、ちょっと有効な手段じゃないかなっていうふうに思っています。

「あぁ、神様は今自分に人間関係をスキルアップしろって言ってんだな」っていうふうに解釈するっていうことが、3つ目の解釈でございます。

それから、投影の話にまた戻るんですけども、「似たような人って今まで出会ってない?」みたいな感じの解釈っていうのができます。

その人に似たような感じの人。

これは、たとえば全てじゃないんだけども、「あ、そうだ。自分の親もちょっとモラハラチックだったな」とか、「学校の先生がそうだったな」とかっていう場合もあれば、かつてのパートナーだったりとか、友達だったりとか。

もしかすると、自分の中の許せてない人、許せてない人をその人が思い出させてくれるんじゃないかっていうふうに見ていく。

つまり、結局は、たとえばお父さんがそういう似たようなタイプだなと思ったら、「あぁ、ここでお父さんを許せっていうことなのか」っていうふうに向き合っていくっていうところが、4つ目の解釈でございますね。

で、こうやって、自分自身の、これも1番目とか2番目と本当に近い解釈なんですけども、誰かをとか、過去の許してない誰かを投影するっていうことがあって。

僕らは苦手だなとか、うまくいかないなっていう人っていうのは、かつての再現であることっていうのが多いんですね。

なので、そこをちょっと見ていく必要があるのかもよっていうのが4つ目でございます。

そして、最後5つ目。

これは、よく僕のブログとかでも出てくるんですけども、「あんた、そこは居場所じゃないですよ」って、神様が教えてくれてると。

これは人間関係がすごく理不尽な状態になったりとか、頑張ってるんだけど、全然報われなかったり、認めてもらえなかったりみたいな状態になってたりとか。

人間関係が突如ぐちゃぐちゃになっちゃったっていうような場合には、「もしかしたら、あなたはそこが居場所じゃないですよ。もっと自分にふさわしいところに移りなさい」っていうふうなサインとして、読み取ることっていうのも可能だったりします。

こういった転職だったりとか、あるいは移動みたいなかたちになったりとかっていうふうにするかもしれないし。

経営者の方であれば、事業転換みたいな、大きな舵を切るタイミングかもしれませんけども。

自分自身がよりステップアップ、次のステージに行く。

そういう時には、こういった人間関係のトラブルっていうのはけっこう起こりがちだったりするもんでございます。

ということで、今日は5つ、苦手な人とか、「なんでこんなやつが自分の前に現れてん」と思った時に、この5つの見方をしてみるといいんじゃないかっていう提案をさせていただいたところでございます。

結局、どれも前向きに物事を捉えるためのステップですので、時間をかけながらでもいいですし、じっくりその意味っていうのを見極めながら、よりステージを上げていきましょうっていうところで、今日のお話はこの辺で失礼したいと思います。

ありがとうございました。

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