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特別支援学校教員がバブルマシーンと電池非接触装置を使ってみた

前回の記事で紹介した
「特別支援学校教員が電池非接触装置を作ってみた」を使って、遊んでみました。
使ったのは、
「電池非接触装置(BDアダプター)」
「バブルエッグスプローダー」タカラトミーアーツ
「自動回転シャボン玉メーカー」ダイソー
「大型押しスイッチ」
の4つ。

私の心のマスター福島勇先生(独立行政法人国立高等専門学校機構熊本高等専門学校特任教授 元福岡市立特別支援学校)は「バブルエッグスプローダー」を「iPad」を羽生装置として、「Mabee」と「COSMO」を使って見事に遠隔操作を可能にされています。参考動画はこちら。

私も、「Mabee」と「改造Bluetoothマウス」の組み合わせで挑戦しようとしたのだが、「バブルエッグスプローダー」は一瞬「ウィン」と言ったきり、それ以上動こうとしない。かなり大型のファンを回すので、電力は必要との読みはあり、最初からフレッシュな電池を準備はしていたのだが…ここが、マスターとの違いか…
というわけで、「バブルエッグスプローダー」で「Mabee」を使うのは諦め(早めの撤退は大事!!と勝手に自分を励ます…)先日紹介した「電池非接触装置」と「大型スイッチ」の組み合わせで使うこととした。
「Mabee」の方は「自動シャボン玉メーカー」と「改造Bluetoothマウス」「大型スイッチ」のセットで使うことにした。

私が他の先生方とチームであたっている児童は、1学期の「かくれんぼ」の活動の時に「ビッグマック(VOCA)」を使って「お〜い」や「もう〜いい〜か〜い」と呼びかける活動で「押しスイッチ」で十分にVOCAから音声が再生されることを楽しむことができた。「スイッチを押す」活動への反応は良い、と思っているので、特別なスイッチは今回も必要なく、「大型押しスイッチ」で十分に遊べるだろう、との予想はたった。
二つのバブルマシーンの動きを確認して、活動1回目を迎えることとなった。

1回目の活動では、シャボン玉が飛んでいく様が楽しく、出てくるシャボン玉に目が釘付け、となっていた。特に「バブルエッグスプローダー」の威力は凄まじく、次々とシャボン玉が発生し、飛ばされていく!それだけ、シャボン液の消費は激しいが、私もシャボン玉が飛んでいく様を見ていて楽しかったので、児童たちが釘付けになるのも、仕方がない、というか当然かもしれない。で、実際に一人一人がスイッチの前に行くが、自分がスイッチを押さないとシャボン玉が出てこないので、ちょっと不機嫌になる児童もいたりした。夏のI大支援研CT活用講座でマジカルトイボックスの谷本式慶先生(東京都立小平特別支援学校)がお話をしていた「児童生徒の発達課題によるスイッチおもちゃ遊びのレベルの違い」(私の理解なので、谷本先生の話はもっと発達に沿った詳しいお話でした…)の話を思い出した。(私の理解で)今回の取り組みを例に簡単に言えば「スイッチとバブルマシーンの距離が遠くて、果たしてその関係性を児童は理解できているのか?」ということ…?児童の「スイッチを押す」というアクションとその結果としての反応「シャボン玉が出てくる」というリアクションがより直接的な(スイッチとバブルマシーンの距離が近い)方が、児童にとってより理解がし易い、ということ?なのかな?何だったら、バブルマシーンに直接大きなスイッチが付いているとわかり易いよね、っていう話…やろうか…

で、1回目はシャボン玉に目を奪われる児童半分、スイッチを押して自分で楽しむ児童も半分(ちなみに全員で対象は5名の児童なので、正確に半分にはできない…)、といった感じ。また、「Mabee」と「Bluetoothマウス」の組み合わせは、その仕組みを楽しんでいた教師だけが「おお〜っ!」となって、児童の反応はもう一つだったような…一応、各児童が両方を遊べるように順番でやったところ、より直接的な「バブルエッグスプローダー」の方が楽しめていたかな?というのが、直後のチーム全体の感想だった。

ということで、2回目の取り組み。
1 直前で「Mabee」の調子が悪かったのもあったが、両方のバブルマシーンを「電池非接触装置」と 「大型押しスイッチ」の組み合わせにする
2 できるだけバブルマシーンの側にスイッチをセッティングする
3 スイッチとバブルマシーンの両方が子どもの視界に入っているか確認する
4 教師が見本でやってみる
すると始めはシャボン玉の行方だけに注目していた子どもも、段々とスイッチに手を伸ばすようになってきた。中には、自分の手元にスイッチを抱え込み、スイッチを押したり、スイッチ部から手を離したりする子どももいました。そうした子どもは手元ばかり見ているとシャボン玉が見れないことに気がついたのか、スイッチはノールックで操作し、シャボン玉の行方を追っている、といった姿も見られた。

と、文字に起こすと何と劇的!(と思うのは私だけか…)に感じるんやけど、実際はもうちょっと泥臭いというか、バタバタっとして、それなりに時間もかけているのは、ご想像の通り。この文章少し盛っている…そして、読みにく…

いずれにせよ、今回の大コン10月例会で製作をする「BDアダプター」の使用例を少しだけ実際の活動に近づけて紹介した。
大コン10月例会は

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久しぶり、3年振りかな?の対面での例会、皆さんとお会いできるのが、楽しみです。

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