大森さん、二度目のメジャーデビューおめでとう。

とんでもなく切実で、暖かくて、大きな大きな手のような言葉には、もうこちらがどんな言葉を尽くしても敵わないし、ただただ受け止める!という気持ちで手を広げることしか出来ない。
先日、わたしは自分のやっているマガジン「ほまれ」に敬愛する大森靖子さんのことを書いたのだが、マガジンだと読まない人いっぱいいるし、はいはい無料なら読むよねっていう歪んだわたしが出てきたので大森さんのこともっかいここに無料で書くもんね。

一昨日解禁されたZOCの新曲「DON'T TRUST TEENAGER」のMVを即観た。すでにもう何回観たか聴いたかわからない。
MVのrikoちゃんが可愛すぎて即本人に「可愛すぎます。」と連絡を入れたことも話したいのだが、何より素晴らしい曲だった。言葉だった。
大森さんは初めて好きになった時から一度もわたしを裏切らない。大森さんより愛ある言葉で芸術をしている人をわたしは知らないし、今回もZOC名義の曲だけれど、しっかりZOCの大森靖子として伝えなくてはいけないことを歌っていて、ああああああああ大森さんとなった。また新しい大森さんを見た。

皆さんからしたら大森さんとわたしは仕事も一緒にしているし、たまに一緒に写真なども載せているし、「仲良しなんでしょ」と思っている方も多いと思う。
でも、わたしと大森さんは「仲良し」ではない。一生「仲良し」になることはないし、なれないと思う。それはマイナスなことではなく、それがベストだし、なんとなくお互い「これくらいだよね」っていう心の距離感を保ってきたからだ。と、わたしは思っている。そもそもわたしの彼女へのリスペクトが強くありすぎるのだが。だから「仲良しがなんか言っている」ではなく読んでほしい。

自分のマガジンほまれにも書いたんだが、(ちゃんと全ての言葉を読んでちゃんと理解してくれる人は是非このnoteのマガジンほまれ読んで。)「Kintsugi」がリリースされた時わたしは大森さんから「え〜ねもしゅー何1年演劇休むとか言ってんの〜?1年って超いろんなことできるんだよ〜?」って言われながら全速力で目の前を駆け抜けられた気がした。(大森さんはまじでいつも足が早いし、積み重ねに嘘がない。わたしより全然怪我しているのに足が早い。給水所的なところで絆創膏貼ろうとスタンバイしてても早すぎて絆創膏剥がしている間に水も飲まずに通り過ぎている。早い。「絆創膏貼ってる時間もったえないから〜貼っても剥がれるからいらないわ!!」って言って走っているようにわたしには見えている。)

わかっているの、今こそやらないといけない時なのに、でもこのままいたら壊れちゃいそうだったの・・・って思いながらもクソ大変な世の中に作品を生み出し続ける彼女の存在は明らかにわたしを強く生かしてくれた。
そんなことを大森さん本人に連絡したら

「え?1年休む発言をそもそも信用してないから(笑)そんなこと言ってどうせなんか考えてるくせに〜って思ってるよ」

と連絡が返ってきた。

止まることが大嫌いでいつでも無理にでも足血塗れで走るの大好きだったわたしが「1年休む」と言ったことに、周りの全員が

「休むことも大事。ゆっくりしてね」と言うような言葉をかけてくれる中、彼女だけ「信用してない」と返してきた。返してきてくれた。

大森さんはわたしよりわたしを諦めてないし、なんというか本当に「人の分まで」の人なんだ。大森さんと話していると「あんたが思っているよりそれ、人生単位で見たら大したことないから大丈夫。なんとかなるし、なんとかなってきたじゃん。」と言われている気がする。そんなこと大森さんは思っていないかもしれないけど、でもわたしはそんな自分の気に救われている。

まじで大森さんにうるせえ好きなのわかったわ、と言われそうだが、本当にわたしは彼女のこういう一言一言にたくさん救われてきているし、新曲が出るたび、自分の創作意欲も奮い立たせられている。

1月20日は大森さん人生二度目のメジャーデビューですね。大森さんはみんなの人生を一緒に背負ってくれている分、大森さんの人生に起きるキラキラした出来事はたくさんの人からお祝いされるべきだと思うし、されるのだと思う。ほんとされるべき。

大森さんの言葉はすごい。音楽が持つ力を超えまくっている。
わたしは演劇の力を超えた演劇がやりたくてずっとやっていて、それをめちゃくちゃかっこよく音楽でやっているのが大森さんだ。かっこいい。かっこよくて優しい人なんてこの世で一番大事にされるべき存在だ。
どうすりゃいいんだ、大事ってたくさん文字に書くしかわたしはできない。

本当に、ずっとハイスピードですごいものを生み続けるのって当たり前じゃないんだよ、みんな。全ての言葉当たり前にならないようにしたいよね。

大森さんがとんでもなく美しい芸術ばかり生むので、わたしは超長生きして全てを見届けたいです。一生ファン。何がなんでも。

衝動で書きました。なんか思ったときに、思ったことを言いたい気分なんだ、今年は。そうしないとわたしもわたしでなくなっちゃいそうだから。読みづらいとか、何言ってるかわからない、と言われてもわたしが残したい言葉なのでいいです。

2022年の舞台の打ち合わせ始まるよ。ちゃんと復帰するから安心しててね。そう、もう動かないといけないこれでも遅いの、舞台って時間かかるんだよね。
もうみんなが大変すぎてこんな世界から演劇消えちゃいそうだけど、絶対消さない。消さない方法を知恵を絞る。

優しい地球にしたい。

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