見出し画像

メタバースは私たちの「学び」に何をもたらす? ねむ✕佐藤将大✕塩瀬隆之 対談【アカデミーヒルズ】

アカデミーヒルズ様主催で2024年5月28日に開催された六本木リアルイベント「メタバースは私たちの「学び」に何をもたらす?」で、ドワンゴ学園「佐藤将大」さん・京都大学総合博物館「塩瀬隆之」准教授と対談させて頂きました!

ドワンゴ学園での実例を紹介頂いたり、私からもメタバースでの実際の事例を紹介したり、様々に話が広がって刺激になる対談でした! 現地来場者の方から質問も沢山頂けてよかったです。


5/28 メタバースは私たちの「学び」に何をもたらす?ねむ✕佐藤将大✕塩瀬隆之 対談【アカデミーヒルズ】

コロナ禍によってリアルに会ったことがなくても、人々がオンライン上で交流し、協働することが当たり前となりました。
メタバースの世界も引き続き注目を集めています。VTuber(バーチャルユーチューバー)として活躍し、メタバース住民の生活実態調査をもとに『メタバース進化論』を記したバーチャル美少女ねむさんによると、メタバース空間のサービスVRChatに同時アクセスした人が今年10万人を突破するなど、メタバース空間で生活する人は着実に増えているといわれます。
そこでいま注目されているのが、メタバースでの学びです。日本最大の高校となったN高等学校・S高等学校では、6,000本以上のオンライン授業をVRで履修できるだけでなく、修学旅行や体育祭までメタバースで参加できるといいます。
単にリアルの置き換えとしてではなく、また、移動時間の節約だけではなく、メタバースだからこそ得られる創造的な学びとは何でしょうか?


本イベントでは、N高等学校・S高等学校を展開する学校法人角川ドワンゴ学園のバーチャル技術を活用した学びを牽引する同校の普通科推進室 室長を務める佐藤将大さん、メタバースの世界で活躍し、メタバース住民のフィールドワークを通して発信を続けるバーチャル美少女ねむさんをお迎えし、メタバースの学びが私たちに何をもたらすのか、議論します。

モデレーターは、『問いのデザイン:創造的対話のファシリテーション』の著者であり、NHK Eテレ「カガクノミカタ」番組委員や「草潤中学校」設立準備アドバイザーなどを務め、日本科学未来館に昨年新しくオープンしたロボット常設展示の企画など多方面で学びの場をデザインして来られた京都大学総合博物館准教授の塩瀬隆之さんです。

N高等学校・S高等学校でのメタバースの学びに向けた取り組みと今後の展望を起点に、これまでの学びを振り返り、クリエイティビティ、ダイバーシティ、インクルーシブなど多角的な視点からこれからの学びを捉え、未来の新たな学びの形を展望します。

※本イベントはリアル開催のみとなります。バーチャル美少女ねむさんは、リモートでの登壇となります。

【講師紹介】
スピーカー
佐藤将大 (さとう・しょうだい)
学校法人角川ドワンゴ学園 普通科推進室 室長
ドワンゴにイベントディレクターとして入社後、ニコニコ超会議を始めとした様々なイベントでの企画運営を担当。その後、バーチャルキャストに立ち上げから参画し、バーチャル教育システムの企画開発にディレクターとして携わる。現在は開発ディレクターを務める傍ら角川ドワンゴ学園のバーチャル技術を活用した学びを牽引する普通科推進室の室長を務める。

スピーカー
バーチャル美少女ねむ
VTuber / 作家 / メタバース文化エバンジェリスト
黎明期の仮想世界で生きる「メタバース原住民」にして、その文化を伝える「メタバース文化エバンジェリスト」として活動。「バーチャルでなりたい自分になる」をテーマに2017年から美少女アイドルとして活動している自称・世界最古の個人系VTuber。ボイスチェンジャーの利用を公言しているにも関わらずオリジナル曲『ココロコスプレ』で歌手デビュー。メタバースの革命性を論じた著書『メタバース進化論』(2022年、技術評論社)で「ITエンジニア本大賞2023」ビジネス書部門”大賞”を受賞。国連の国際会議「IGF京都2023」でも登壇。アバター文化への貢献が認められ、一般社団法人VRMコンソーシアムよりキズナアイ以来史上二人目となる「アバターアワード2022 特別功労賞」受賞。MoguLive VTuber Award 2023では「今年最も輝いたVTuber」に選出された。

モデレーター
塩瀬隆之 (しおせ・たかゆき)
京都大学総合博物館 准教授
京都大学工学部精密工学科卒業。京都大学大学院工学研究科修了。機械学習による熟練技能伝承システムに関する研究で博士(工学)。経済産業省産業技術政策課 課長補佐(技術戦略)を経て2014年7月より京都大学総合博物館准教授に復職。NHK Eテレ「カガクノミカタ」番組制作委員。日本科学未来館 "おや?"っこひろば総合監修者。平成29 年文部科学省 中央教育審議会委員(数理探究)、経済産業省産業構造審議会イノベーション小委員会委員・若手WG座長、文化庁文化審議会博物館部会委員、2025年大阪・関西万博政府日本館基本構想有識者ほか。平成29 年度文部科学大臣表彰・科学技術賞(理解増進部門)ほか受賞多数。著書に『問いのデザイン』(学芸出版社、2020)、『未来を変える偉人の言葉』(新星出版、2021)、『インクルーシブデザイン』(学芸出版社、2014)ほか。

登壇した感想

ドワンゴ学園での実例を紹介頂いたり、私からもメタバースでの実際の事例を紹介したり、様々に話が広がって刺激になる対談でした! 現地来場者の方から質問も沢山頂けてよかったです。

私からは、ソーシャルVRで行われている英会話・ダンス・理系イベントなど、様々な「学び」のイベントを紹介したり、オンラインだけど「距離感」があるからこそ共創が生まれる「リアルとバーチャルのいいとこどりの空間」とは何なのか、相手の年齢が分からない「ジェネレーションギャップのない世界」だからこそ下がる「学び」のハードルなど、様々なお話をさせて頂きました。

おまけ:これまでのアカデミーヒルズ様登壇

昨年2023年もアカデミーヒルズ様のイベントに登壇させて頂きました。

ねむ、最近の講演歴

バーチャル美少女だけど、講演や対談、授業等の依頼受付中です。以下、最近の講演歴まとめました。

FANBOX始めました!

バーチャル美少女ねむ、FANBOXを始めました! もし良かったら無理のない範囲でスポンサーになってもらえると嬉しいです。


note / Twitter / YouTubeでメタバースの興味深い文化について発信していますので、ぜひ「フォロー」や記事の「いいね」をお願いします。頂いたサポートはメタバースでの生活費や取材費として活用させて頂きます。