見出し画像

絶対正義

この前たまたま再放送していたドラマ「絶対正義」の2話を見ました。

このドラマなかなかの胸糞シーンが詰まっていて、例えると「痛快TV スカッとジャパン」のスカッとしない部分だけを永遠と繰り返している感じ。

学生時代からの付き合いがある主婦仲間?同士で物語が進んでいくのだけれど、その中の1人がロボットみたいに絶対正義を主張していて、悪いことをすべて抹殺していく展開が続く。

一見すると悪を暴いていくのが正義の味方みたいでカッコイイのかもしれないけど、そのやり方が融通の利かない捻じ曲がった正義。

あるシーンでは主婦友達の1人が夫のだらしなさに悩んでいて、夫の隠している借金300万近くの明細をタンスの中から見つける。

そこから夫婦喧嘩が始まり、ひと悶着しているところで、子供が「ごめんなさい」と母に近寄ってくる。

「アツシはあっち行ってなさい」と母が子供を振り払うと、運悪く子供が家具の角に頭をぶつけて怪我をしてしまう。

その後すぐにピンポーンとインターホンが鳴り、絶対正義マンの主婦友達が「おすそ分けを持ってきた」と部屋に入ってしまい、子供の額から血が流れているのを見て、児童虐待で母を通報しようとする。

母が事故で怪我をしてしまっただけで通報しないでと泣き叫ぶも、絶対正義マンが「私何か間違ってる?」と異様に問い詰めて問答無用に通報するシーンは胸糞すぎて衝撃的でした。

このドラマはコロナの時期に自粛警察で飲食店に嫌がらせする身勝手な正義感を持った人物と照らし合わせているんじゃないかなぁと思った。

何事も片方だけの意見を聞いて、それが絶対正しいと自分の主張だけを押し通すのは良くないですね。

内容は胸糞悪く見ていて疲れてしまうのですが、結構考えさせられるドラマなので気になる方は見てみてくださいね。

もし機会あって最後まで視聴し終えたらまた感想書いてみます・・・。


いただいたサポートは、活動費に使わせていただいております!