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何かを得るには何かを失わなければならない

十代のときから、この記事のタイトルのようなことをずっと思ってきた。

例えば絵が上手くなりたければ、絵の練習をする時間が必要で、アニメを見たりゲームをしたりする時間を減らさなければならない。世の中にはマルチタスクで同時にこなしてしまうような才能を持った方もいるけど、やはり1点集中で極めたほうが成長速度は早い。

お金がほしければ働いたり、お金を稼ぐためなりの努力をする時間を失う。命の時間も有限だ。自分のしたいことが山ほどあったら、1個ずつやっていったとしても、全然時間が足りなくなる。自分の好きなアニメやマンガでさえ、いまの世の中に存在するものすべてを視聴したり、読んだりするのは至難の業だ。しかも毎週のように新作が出る。全部を見たい、全部を読みたいと思っていても、厳しいものがある。

しかし、自分は正直、「全部見たい」「全部ほしい」と思ってしまう派だ。なかなか選ぶことができない。だから色々やりたいことに手を出しては、どれも中途半端に終わってしまう。

客観的に自分を見てみても、正直中途半端の塊のような人間だと思う。

だが見方を変えてみると、人より色々なことにチャレンジした人間だともいえる。短所と思っているこの中途半端な部分が、実は人によっては長所と捉えてくれることもある。

と言うことは、「何かを得るためには何かを失わなければならない」という一見ネガティブな一文も、「何かを得るためには何かを失うリスクがあるが、それによって得られたものが自分にとって有益なことであるのならば、良いことである」というポジティブな言い回しに変えることができる。

自分は子供のときからネガティブ方面な思考が強く、そのせいで人よりストレスの影響を受けやすかった。でも考え方をちょっと変えるだけで、いままで悩んでいたことは全然悪いことではない、むしろいいことだと思えるようになった。

ポジティブな思考は人のストレスを軽減してくれる。

人間は毎日何かを選択し続けて生きている。

「何を食べるか」「何を飲むか」「何時にどこへいくか」「今日は何をするのか」など、この選択次第で人生が大きく変わるし、毎日よりより選択をし続ければ、幸せな未来に進める。

もし自分にとって間違ってしまった選択をして、落ち込んでしまったときも、見方や考え方を変えるだけで、ポジティブな思考に切り替えることができるかもしれない。

ここまで書いて結局何が言いたいかというと、

今日は本当は早く寝るつもりだった。けど全然寝付けなくて、夜更かししてこの記事を書いている。夜更かしは良いことではないし、早く寝たほうがいい。しかし、夜更かししなければ、この記事自体が書かれなかったかもしれないと、無理矢理ポジティブ方面に持っていくというお話である。


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