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自信と大切なものを

私はもともと自分に自信がなくとにかく鈍臭い

文武両道をモットーにした高校に通っていたときは、運動音痴すぎて体育の日が大嫌いでした。

とにかく鈍臭くて足もあざだらけ

ちょっぴりわんぱくそうな見た目だから「残念過ぎるギャップが面白いよね」なんて言われたっけ。

そしてもう1つ。私にはいじめられた経験があります。

ある日仲良くしていた女の子たちに無視されるようになり、休み時間になるたび教室の外へ飛び出していました。

幸い隣のクラスの友人が助けてくれて不登校にはなりませんでしたが、それでも辛く悲しくてお風呂や部屋で毎晩泣き続けた夜を大人になった今でもたまに思い出します。

周りから浮いてしまう性格と鈍臭くスポーツもできない自分。

当時は死んでしまいたくなることもよくあったっけ。

そのおかげで私は人一倍周りの顔色を窺う人に成長しました。

以前書いたこともあるのですが、とにかく相手のちょっとした表情の変化や声に敏感なんです。

でもね、自信がなく「どうせ私なんて」と思ってるときに、ある友人が教えてくれたんです。

「気遣いが本当できるよね。愛情深い。たまには休もうよ」

その言葉にどれだけ救われたか。

そして現在、ちょっぴり心が疲弊してしまった彼女に私は言うんです。

「努力家でほんと頑張り屋さんなんだから。たまには休もうよ」

私たちの魔法の言葉です。

今、私がこうして元気でいられるのは全て友達のおかげ。

体育で足を引っ張っても大笑いして「その鈍臭さ最高」と笑いに変えてくれた友達

仲間はずれにされたとき隣のクラスから毎日「大丈夫か!」とそばにいてくれた友達

自信無くすたびに長所をずっと教えてくれる友達

ちょっぴり言いすぎてしまうこんな私と仲良くしてくれる友達

今でもそばにいてくれる友達を私はこれからもずっと大切に、自分の糧に生きていきたい。

嫌なことが起きた日こそ、大切なものを思い出して前向きになろう。今まさにそんな気分。

#今こんな気分

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