資産形成?投資?気になるけど…まだいっか。
はじめに
老後に向けた蓄え、アーリーリタイア様々な文脈で「資産形成」という言葉を目にします。そして、「株やった方がいいよ」「不動産もいいよ」周囲で耳にしたことがあるはずです。でも、そこから行動につながっていない方も多いのではないでしょうか。本noteでは資産形成をはじめる理由について考えてみます。
金融機関が掲げる理由
株や不動産、売買を活性化させたいのは金融機関。彼らは様々な理由を提供しています。ほぼ決まってでてくるのがこちらです。
1. ライフイベント・老後にお金がかかるから
2. 低金利の時代(銀行にお金を預けてもお金は増えない)から
3.インフレリスクがある(お金が目減りする)から
以下、いくつ参考に金融機関のサイトを掲載します。
■三菱UFJ銀行(やや堅い表現です)
https://www.bk.mufg.jp/tameru/toushin/hajimete/shisankeisei.html
■群馬銀行:みらいの貯金箱(やさしい表現です)
https://www.gunmabank.co.jp/kojin/unyo/mirainochokinbako/future_step01.html
おそらく、金融機関が挙げる理由は「確かに、そうだよな」となるものばかりだと思います。そして、将来(の不安)を考えるきっかけにはなります。しかし、それでも資産形成・投資に一歩踏み出せていない方も多いはずです。みなさんにとって、行動のきっかけとなる理由になっていないのです。
真の理由
資産形成をする理由、それは「目標(とする金額)」があるからです。目標と現状に差があり、その差を埋めるための手段のひとつが資産形成(投資)になります。
コツコツ仕事をしながら目標を達成する方法もあるかもしれませんが、資産形成(投資)の場合は時間や利率が味方をして目標到達にかかる時間を短縮できる場合があります。
あなた次第、だから難しい
この目標、すべては皆さんの人生やキャリアに対する価値観に左右されます。仕事に没頭したい人、自分の時間を大切にしたい人。見栄っ張りな人、質素な人。人によって、結婚、出産、マイホームの取得、老後、それぞれのシーンで必要なお金は変わってくるはずです。そして、目標となる金額を働いて稼ぐ人もいれば、投資で賄う人もいます。
自分なりに目標を持ち、理由をつくる必要があるのです。
なんとなく将来のシナリオをイメージできますが、そのイメージを明確化することが資産形成(投資)の第一歩になりそうですね。
おわりに
今回あえて異なる切り口で、資産形成(投資)について考えてました。
実は特に株式投資をはじめてから、この「目標」を考える思考が大切になります。
株価が上がったり、下がったりと様々な変化がおこります。
そんなとき、目標(株価など)を事前に考えていると、ぶれない投資ができ成功の確率が高まります。この辺りはまた別の機会に書くことにしましょう。
Fumito Iwakura
NEKO PARTNERS / Managing Director
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