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記憶や感覚

ある人とやり取りをしていて、全然自分の誤解だったのですが、揉めたように感じた時に、子どもの頃のいじめの記憶がよみがえってきてしまいました。
「本当の気持ちを伝えて揉めた時」強烈な力関係による制裁が起きて、居場所が根こそぎなくなってしまうような、そんな感覚。

いい大人同士でも、そういうことをする人もいるかもしれません。
でも、大部分の人は、意見が違ったり、感覚が違ったりしても、無秩序な制裁を課したり、居場所を奪ったりするわけではありません。

大人になったら、十分、それがわかっているはずなのに、何かのきっかけで「わー」っと、そのときに戻ってしまう。
まあ、あんまり眠れないとか、死にたいとかだったら、病院で薬をもらうということも考えられます。でも、薬では、人間関係や感情のアンバランスは、いかんともしがたいのが現実。
いろんな人の交流する中で、体感するしかないのかなと思っています。

心や体の記憶は、消すわけにはいけません。
ただ、文章書いたり、物語を作る上では、体験や感覚は、材料になります。
毒というものも、使い方によっては、道具になるかもしれません。

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