#呑みながら書きました／ミカサ

すいません。マリナ油森さんのこの企画に、どうしてもヘベレケで参加したくてずっと楽しみにしてたんですが、酔えない。

チューハイ７％と９％空けたけど、これって酒量を控えてる私には相当なアルコール度なんだけど、全然視界が揺れません。

今朝ミカサがみまかりました。

朝からずっと泣き通しで目が痛い。

昨日急に体調が悪くなったんですよ。ぐったりして。

それでも顔のケガのための抗生物質を混ぜた部分だけは療養食を食べ、白血病でないかどうかの検査も兼ねてむーちょさんに診てもらい、結果陰性だとわかったんだけど、体温が２度近く下がっていた。

キャリーケースの中で湯たんぽの上にぐったり張りついていた。

まずいなと思いました。自力でごはんを食べないというのは、つまり命のともしびが弱まっているということだ。

はじめてシリンジで給餌しました。首根っこつかまえたらものすごく嫌がったので、毛布にくるんで立て膝に抱いて、よしよし、いい子だね、食べようね、ごっくんしてみようって声かけながらやさしく。

そしたら少しだけど嚥下してくれた。夜寝る前はもっと流動食を飲んでくれて、よしよし、いい子って頭や細い腕を撫でながらやりました。

相方が25度の室温のリビングで、電気ストーブを当てて、猫ベッドにヒーターつけて、夜の３時まで見守って。

今朝７時過ぎに私が起きて、リビングのミカサのベッドを見たら、横たわって冷たくなっていました。隣で毛布をかぶった相方がいびきをかいて寝てました。

保護して３週間。ほぼ毎日通院して、むーちょさんが懸命に治療にあたってくれました。

朝は特に元気で、すりすりしたりあとをついてきたり、人間が大好きだった。きっと飼われていた猫だろうから飼い主さんを探して、見つからなかったら里親さんを募集するつもりでした。

今日、この家にミカサがいないということが、あんなガリガリの小さな猫がいないことが、こんなにも寂しいなんて。

たった３週間、点眼したりイソジン塗ったり、一日４回ごはんをやって、最後の数日は輸液もやって、嫌だったろうにがんばって。きのう、夜までがんばりました。きのうもそのコース全部やった。

やっぱりちょっと酔ってるな。書き直さないのがルールだからこのまま。

昼前に火葬の依頼をしてきました。段ボール箱にお花とちゅーるを添えました。ちゅーるは診察や輸液後のご褒美だったから。きのうはちゅーるも食べなかった。いや、スプーンから少し舐めたな。舌が白っぽかった。貧血の薬買ったんだよ。ストーブもいいやつ買った。明日届きます。

ミカサ、ありがとう。

うちに来て最期を過ごしてくれて。

むーちょさんにメールで知らせたんだ。そしたらこんな返事が。

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体温が下がりだしたので難しいかなとは思っておりましたが・・ミカサちゃんもサラさんたちもあんなに頑張っていたので残念です。力及ばず申し訳ありません。
でも、あの時もう１時間発見されるのが遅かったらあそこで息絶えていたかもしれないところを保護され、美味しいものも食べ、お腹の上でゴロゴロして、暖かくしてもらって、お腹の上でゴロゴロして、愛情をいっぱい注いでもらって、私もミカサちゃん短い間でも幸せだったと思います。
ミカサちゃん、痛いこといっぱいされたけどよく頑張ったね。天国で少しゆっくりして、また新しい毛皮を着て生まれ変わってきてね。
サラさんも相方さんもお疲れ様でした。一生懸命お世話してくださって本当にありがとうございました。

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めちゃくちゃ泣いた。

むーちょさんが保健所から引き取ってる子猫の中には、育たない子もいます。むーちょさんがすべて看取ってます。いまもすごく人懐っこい子が余命短い病気になって、20年分可愛がりますとむーちょさんがその子を肩に乗せたまま、ミカサの輸液の準備をしたりしてくれて。

つらいお別れです。

でもみんな命を輝かせて生きている。

最後の最後まで、可愛い目をしてこちらを見てくれます。

ミカサ、本当にありがとう。愛してる。会いたいよ。

いまもこの胸の中に抱いている気がします。軽い軽い体を。

前に飼っていた猫は１匹飼いで亡くして相当苦しんだけど、ミカサがいなくなってもうちには３匹猫がいる。

いるけど、関係ないんだね。ミカサの代わりは誰もいない。やっぱりかなしいよ。同じように涙が出るよ。

むーちょさんの言うように、ちょっとゆっくりして、また新しい毛皮を着て生まれておいでね。今度はずっと長く誰かに愛されてね。

ミカサはいつまでも、うちのミカサです。

ありがとう。