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エントリー作品ご紹介(6) #ほっこり4コマ漫画大賞

ほっこら〜のみなさん、こんばんは。

土日はいかがお過ごしでしたか?
私は確定申告の準備をしていました。丸二日、数字と格闘。きゃー、楽しい〜!

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数字に強い人が心底うらやましい。

さて、「#ほっこり4コマ漫画大賞」にご応募いただいた作品を紹介するシリーズの第6回めです。

今回は前回と打って変わって、クセは弱め、ほっこり度高めのラインナップですよ〜。ご安心あそばせ。

31.「憧れの女性」/あまいろ/漫画家さん

いいなあ。
ちょっとこの男の子のこと、応援したくなっちゃう。母性本能がくすぐられます。ついかまってしまう女性の気持ちもわかる。

こうやって感情移入してる時点でもう、あまいろさんの世界に入っちゃってるんですよね〜。読ませるのがうまいなあと感じます。漫画家さんの手腕ですよね。

読みやすさ、リズム、わかりやすさ、オチのひねりなど、トータル的に完成度が高いと思います。こういう作品には、描き手の工夫があちこちに隠されているもの。

あまいろさん

3コマめの大きな口と、4コマめの小さな口の対比ですっぱさがより伝わりますね。最後、伸ばした舌の上にアメを置いたままなのがコミカルで笑えます!

あまいろさんは恋愛ものが得意なイメージがあるんですよ、私。いまnoteで連載中の「すべてを肯定してくれる彼氏」が好きなんですが、中でもこのエピソードなんてグッときます。あまいろさんのますますのご活躍がとても楽しみです。

32.「ゴーイングホーム」/月影のあんさん

なんだか漫才師の「ショートコント」みたいですね。二人の間にセンターマイクが見えるようです。

キャラがおもしろい。おじさんの髪型や、お兄さんのスーツの色が個性的です。
二人とも目を閉じてるんですよね。ぱっと見、表情も立ち姿も変わらない。セリフまわしだけで最後まで進んでいくのは、4コマの技法としてはチャレンジングだと思います。

月影のあんさんは、この二人のキャラにたぶん愛着があるんだろうなあ。全幅の信頼を寄せている二人と一緒に遊んでいるような。私も自分のマンガでよくやります。というか、長く描いていると勝手にそうなるんですよね。

作者の世界観が前面に表れた、独特で不思議な魅力のある作品だと思いました。

月影のあんさん

月影のあんさんは投稿数がまだあまり多くないのですが、4コマ漫画をいろいろ描いていらっしゃるようです。いろんな種類がこちらで読めますよ。上の二人も登場します。

33.「ワンチャンだってするもんはする」/こさかさん

こちらの作品は、作者のこさかさんがTwitterに投稿してくださったものです。
ほっこり企画をTwitterで知り、noteのアカウントはないけれど・・・と遠慮がちにタグ付けしてくれました。

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この作品のネタ、わんちゃんと暮らす人にとってはあるあるなんですってね。
私が代理投稿したら、「かわいい!」「うちもやる!」とTwitterで大絶賛!
うちの猫は黙ってすかしっぺです。ほぼ夫が罪をかぶってます。

こさかさん

わんちゃんも女の子もデフォルメしすぎず、自然なかわいさが魅力的。読者のハートをバッチリつかみました!

こさかさんは練習中の絵をTwitterに投稿されています。アカウントをお持ちの方はぜひ遊びに行ってみてくださ〜い。

34.「夫婦のあったかカニ雑炊」/なたねさん

記事タイトルに「無謀な挑戦」と書いてありますが、文章メインのなたねさんが4コマ漫画にエントリーしてくれました!

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昨日からパソコンで絵を練習し始めた私としては、もう描きたくて仕方ない。ご飯を用意している間中、どんどんアイディアが浮かんでくる。
恥なんかかき捨て、挑戦させていただきました!

なんとパソコン絵の練習2日めです!
どんどん浮かんでくる4コマのアイディア・・・少し分けていただきたい。

仲良し夫婦で囲むカニ鍋、いいですね〜。ほっこりしますね〜。

そしてやっぱり文豪のみなさんは、筋書きを作るのがうまい!なんだろう、シナリオ書くのに似てる?オチのつく流れが頭の中で自然にできあがっちゃうんでしょうか。4コマの基本、起承転結がすっと描けるなんてすごいです!

なたねさん、どんどんパソコンでお絵描きや4コマを生み出してくださいね〜。

なたねさん

なたねさんのnote見に行ってびっくりしました。空にそびえる睫毛!

いくつかエッセイを読ませていただいた感想は、切り取った日常をのほほんと丁寧に書かれているなあということ。なかでもくすっと笑ったのはこの記事です。なたねさんはご自身でおっしゃるとおり、たくさんのやさしい人から日々見守られているんだろうなあ。

35.「アメリカのお役所を訪ねる」/たなかともこ・・・et moiさん

たいしてほっこりすることがなくてですねぇ・・・もう昨日の日記(爆笑)で行きます!

という前置きのあと、紹介してくださったイラストがこちら。

たなかともこさん

あれ。てっきり記事ヘッダーの猫ちゃんが来ると思ったのに!

《アメリカのお役所を訪ねる》というタイトルがついています。プロフィールによると、ともこさんはアメリカ在住15年めだそうです。なかなか雪深い地域にお住まいらしい。

イラスト右の女性はともこさん。日本でいう「税務署」のような役所に、とある手続きをしにやって来ました。左が職員さん。

身長190cmちかくありそうな、ふわふわモヘアセーター(これまた素敵で)とピタピタの合皮パンツを着たカッコ良い黒人のお姉さん

だそうで、190cm!革パン!素敵。

おまけにこのお姉さん、ともこさんがやむなく持参した、規定のものとは違う資料を、にっこり笑って受理してくれたんですって。

ちょっと感動しました。アメリカのお役所で こういう時は「だって書かれているものが出されないんじゃ、受け付けられないわ」とかなんとか言われて追い返されるのはよくあるので。

お姉さん、ナイス!ますます素敵です。そりゃともこさんも、「えっ、いいの?ラッキー!」って笑顔になりますよね。

もう一枚描いてくださったこちらの絵も、せっかくなので紹介させてください。

《おまけ:うちの丸い顔族》

たなかともこさん2

オットによく言われます。うちの丸い顔族、って・・・
私をはじめ、娘も、猫たちも丸顔なので。なんでしょう、似たもの同志でシンパシーを感じて この猫たちを家に入れたのかしら・・・

アメリカの猫ちゃんも丸顔なんですねえ。

絵はシャーピー(日本で言うところのマッキーなんかの油性ペン)でぶっつけ本番ww 下手なんだから諦めが肝心なのです。わははは。

な〜んておっしゃってますが、ともこさん!かなりうまいと思います!たまには記事のトップ絵でシャーピーイラストを披露してください。

ともこさんは先日、元外科医・病理医の立場から、ウィルス感染についての基礎知識を記事にしてくださいました。マスクが売り切れていても慌てないでいいというおはなしが読めます。気になる方はぜひご一読ください。

36.「この!役立たずの犬め!」/坂 るいすさん

うわ。なんか見るからにやばそうなのが来ましたよ。大丈夫でしょうか。
いじっていいやつ?

タイトル「この!役立たずの犬め!」

坂るいすさん

・・・いじっちゃダメなやつだ・・・。
note編集部で泣いちゃった人、いるんじゃない?やばいっす、これ。

この犬の裏に隠された事情なんて聞きたくないけど・・・怖いもの見たい・・・るいすさんの記事をちょっと読んでみます。

 1、2年前に使っていたネタ帳を開いてみた。
 ネタ帳、と言っても、ちょこちょこっと書きつけただけのもので、一時期あれやこれや話のプロットなんかを考えていた、小さなノート。

はい・・・

 パラパラページをめくっていたら。

めくっていたら。

坂るいすさん

 なんですかこれ。
 Useless...役立たず。縛られて、必然的にM字開脚させられて、役立たずのプレートを掛けられたこの犬の、この顔。
 悔しくないの?ねえ、きみ、どういう気持ちなの、その顔。

・・・完全にプレイ。プレイですよね?これ。

 すぐ上に、文字が添えられていた。
「Give a dog a bad name and hang him.」
「(ことわざ) 一度悪名を取ったら最後だ」

悪名?このクマみたいにかわいいワンちゃんが悪名を取ったの?
一体どんなひどいことをしたというのだ。

 君はかわいい。愛くるしいよ。
 今すぐその縄を解いて、抱きしめたい。

やばい。

 悪名を『役立たず』にしたのは、紛れもなく私だけど。

やばいよ・・・?

「ほっこりするかは、分からない。でも、ね。僕、役立たずじゃなかったでしょ?」
 そんな犬の声が聞こえる。

ぎゃーーーーーーー!!!おまわりさーーーーーん!

・・・

・・・

るいすさんのnote、読みに行くのやめようかと思ったんですが、普段はどんなものを書かれているのか気になって仕方がないので覗いてみました。
そしたらなんと!めちゃくちゃかわいい絵が2枚も載っている記事を見つけましたよ。
こういうの描けるんやん。こっち応募してくれたらええやん。

ほんとにかわいいから、ぜひ読んでみてください。

ふう。今回は最後までほっこり路線でいけると思ったのになあ。

・・・最後に紹介する人がいつも私の調子を狂わせる。

夢で見たらどうするんですか、これ。

るいすさん

Have a sweet dream...


最後まで読んでくださってありがとうございます。あなたにいいことありますように。