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「#noteフェス」セッションのゲストってどんな人?(4)ヨビノリたくみさん✖️吉村総一郎さん

こんにちは。「#noteフェス」サポーターの猫野サラです。

9月初旬に4日間行われる「noteクリエイターフェスティバル」。料理家、漫画家、経営者など、各界で活躍する人をゲストに招き、オンラインで二人トークをするイベントです。視聴はすべて無料。


noteフェスのサポーターは100人います。そのうちの一人、フクイチさんが、野外音楽フェスみたいなタイムテーブルを作ってくれました。

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そう。こんな感じで4日間、19時〜22時の間に、毎日トークセッションが行われます。
(フクイチさん、画像お借りしました。ありがとう!)

(9/5(土)19時〜は、予防医学者・石川善樹さんと、将棋棋士の森内俊之九段のトークが決定しました。テーマは「上手くなる方法と、強くなる方法」です)


noteフェスのゲストは、本当に顔ぶれが多彩なんです。

*建築家でパステル画家・畑作家の坂口恭平さんと、スープ作家の有賀薫さん。
(テーマ:暮らしをクリエイトする)


*漫画家の羽賀翔一さんと、編集者の柿内芳文さん。
(テーマ:僕たちに「企画」はいらない)


*メルカリの会長・小泉文明さんと、アソビシステム代表・中川悠介さん。
(テーマ:これからのファンとの向き合い方)


今日、シリーズ4回めとして(私が勝手に猫耳をつけて)紹介させていただくのは、教育系YouTuber・ヨビノリたくみさんと、ネットN高等学校副校長・吉村総一郎さんです。
お二人のトークセッションテーマはもちろん教育について。「インターネット時代の新教育」です。


ヨビノリたくみさん

お名前の「ヨビノリ」って変わった名字だと思ったら、ご自身のYouTubeチャンネル「予備校のノリで学ぶ」から取った通称だそうです。

ヨビノリさんのnoteの中で、特に読まれていた記事がこれ。

数検1級という、合格率が10%を切ることもあるほどの難関試験に、なんと小学4年生の男の子がパスしてしまったというお話。
いったいどんな勉強をしたのかと聞けば、参考書などは一切使わず、ヨビノリさんのYouTubeチャンネル、”予備校のノリで学ぶ「大学の数学・物理」”を「全部見て覚えた」という。

51万人以上の登録者数。動画数もすごい。これを全部見て「覚えた」という9歳の少年、すごい。
私は数字にさっぱりなので、すごいとしか言えないです。すごすぎる。

この男の子にインタビューしたくて、兵庫まで会いにいったヨビノリさん。手土産が1冊の数学書という、なんかもう映画にでもなりそうなエピソード。
滞在3時間でどんな話が聞けたのか、詳細は本文をお読みください。かわいいオチも待っています。


2019年のインタビュー記事を見つけました。前・中・後編と3つあるうちの中編です。


「子どもの能力を伸ばす重要ポジションは親!」なんて、お子さんのいる方にはとても興味のあるテーマじゃないでしょうか?

子どもの興味を引き出す方法が紹介されたあと、それに親がどう向き合うかについて、ヨビノリさんが語ります。

例えば、子どもがテントウムシに興味を持ち、将来は生物に興味を持つかもしれないんですけども、親がその知識に勝とうとせず、子どもが調べたテントウムシについて聞くんです。
「それは、なんて名前なの?」「背中の模様はなんであるの?」って。
子どもが「答えられる」「答えられない」っていうのもいい経験だし、「お母さんが聞いてくれる」っていうことが、すごく子どもにとってうれしいことだと思うんです。教えられるばかりだったのに、教える側になれるってことが、うれしいんです。

自分で答えられないから、動画を見る以外に本を読んだり、もっと知識を得ようと工夫する。親が一緒にやることで子どもの「好き」が伸びると、ヨビノリさんはご自身の子ども時代を振り返っておられます。かなり興味深いインタビュー記事です。

ヨビノリたくみさん文字



吉村総一郎さん

通信制高校「N高等学校」の副校長であり、IT戦略部の部長も務める吉村さん。

N高等学校は、2016年にKADOKAWAとドワンゴによって創られました。
吉村さんはドワンゴ・ニコニコ生放送のミドルウェア開発や、セクションマネージャーをされたあとN高に勤務。現在講師として、生徒にプログラミングを教えておられます。

N高のサイトを見て、いろいろ驚きがありました。

・まず生徒が15000人近くもいる!
・eスポーツ部がある!(しかも強い)
・IT関係のほか、酪農やパティシエ、声優、小説など学べるカリキュラムが多彩!


通信制の学校を選ぶ理由として、「いま通っている学校に馴染まない」、「より専門性の高い学力や技術を身につけたい」、「仕事とかけ持ちで高卒資格を取りたい」など、様々あると思います。

吉村さんのTwitterで紹介されていたのは、「eスポーツ選手権で上位を狙いたい」という理由で転入した生徒さん。その名もシェイクスピア選手。

昨年末の「第2回全国高校eスポーツ選手権」で見事優勝されました!
本気ですね。すごい。おめでとう。
ネトゲをやりこんだらしい吉村さんも、彼女を応援しています。


河合塾のサイト「キミのミライ発見」に、吉村さんのインタビュー記事がありました。


吉村さんはこの中で、子どもたちにもプログラミングを学ぶ機会を与えたいと話します。

実際にやってみると、コンピュータに命令をして自動化するということがどういうことなのか、なんとなくわかってくると思います。最終的にはそういうものを積み上げてできたのが、皆さんがお持ちのスマートフォンや、パソコンで使っているアプリケーションなのだということに気づけばよいのです。
通常の授業ではプログラミングの体験をたくさん持たせ、興味があってできる子には、部活などでさらにレベルの高いものを作ったり、コンテストに出場したりして高みを目指せるような仕組みを作るということです。そういうことをしっかりやっていけば、日本のプログラミング教育は、かなりいいところまでいけると思います。


自ら興味を持ったことは、子ども自身がより貪欲に学ぼうとする。
前述のヨビノリさんのテントウムシの話にも通じますね。

学校をサボって菌の採取ばかりしていた南方熊楠少年のような子なら放っておいても勝手に学習するだろうけど、そんな子ばかりじゃありません。

親や教師・講師の導きやサポートが、子どもの知育には欠かせない。ひいてはそれが地球の未来への発展にもつながるのだということに、あらためて気づかされました。

吉村総一郎さん文字



ヨビノリさんと吉村さんのトークセッションでモデレーターを担当するのは、noteの公共・教育カテゴリーでディレクターを務める、なかのまいこさん。

長年、小学生向けの教材編集に携わってこられたなかのさんが、お二人に聞きたいことはたくさんあるだろうと思います。

なかのまいこさん文字


トークセッションテーマは、「インターネット時代の新教育」。
親御さんや教育関係の人には特に、目からウロコの大きなヒントが見つかることでしょう。



視聴のための参加お申し込みや手順については、こちらの記事に書かれています。
(希望セッションを選択する方式です。チェック漏れにご注意ください)


本当にどのセッションも興味深い。
これだけのスピーカーを集められるnoteの吸引力、すごいな。



最後まで読んでくださってありがとうございます。あなたにいいことありますように。